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起業メモ #46 決算に向けて帳簿を整理する

12月を決算月にしているため、もうじき初めての決算を迎えます。帳簿付けはこまめにやっていたので大きな問題は無いと信じていますが、いくつか発生した帳簿の決算整理について記録しておきます。

減価償却費がいくらになるか確認する

今期の総支出がいくらくらいだったかを確認していたところ、12月に取引先が「未選択」なものが登場していました。取引先の入力忘れだと思って、12月の支出を確認しても、入れ忘れている支出はありませんでした。改めて12月分の仕訳帳をみると、減価償却費(創立費と工具器具備品)が「決算整理」として12月31日付けで登録されていて、その金額が「未選択」のものと合致しました。
創業費は5年償却、工具器具備品は4年償却なので、翌期以降も同様の減価償却費が発生します。

使わなかったレターパックと切手を貯蔵品にする

まとめて購入したレターパックや切手は、購入時に「貯蔵品」あるいは「通信費」として記帳するのが一般的です。私は入力処理の少なさから購入時に「通信費」として計上したため、期末に余っている分を「貯蔵品」に振り替える、という処理が必要でした。
使わなかった分の金額で振替伝票(借方:貯蔵品/貸方:通信費)を登録しました。

預り金がマイナスになった分を立替金に振替える

預り金とは、従業員や取引先から一時的に預かっているお金のことで、今回の決算では従業員から預かっている社会保険料や源泉徴収税が該当します。会計ソフトから「預り金がマイナスになっている」とのアラートが出ていたので確認すると、年末調整で還付した源泉徴収税の分が、マイナスの預り金になっていたのでした。
この還付した源泉徴収税は、早々に還付請求の手続きをしたので、いずれ国から会社に戻ってくる予定です。そこで、還付した源泉徴収税の金額で振替伝票(借方:立替金/貸方:預り金)を登録しました。

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