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起業メモ #20 給与を総合振込で支払う
従業員を持たずに1人で株式会社を経営しているとは言え、自分への報酬を給与として支払う必要があります。今回はその給与を総合振込で払うやり方を記録します。
給与計算をして総合振込用データを作る
従業員数が増えた場合に、給与振込を1件ずつやるのは大変非効率です。そのために、会計ソフトには従業員の給与を一括で振り込むための「総合振込」用のデータを作る機能があります。総合振込とは、そのような多数の振込を一括で処理する銀行側のサービスです。
私が使っているfreee人事労務にも、総合振込用データを作る機能があるので、それを使って「振込依頼ファイル」を作成しました。作成したファイルは、テキスト形式のファイルとして手元のPCにダウンロードできます。
無償で総合振込が可能な銀行口座
法人として開設した銀行口座であれば、大抵は総合振込サービスに対応していると思います。ただし、通常はオプションサービスとなっていて、大手銀行を中心に、多くは有料サービスとなっています。
一方、ネット銀行系では、総合振込サービスも無償で提供しているところが多いようです。私の場合は、法人口座を開設したGMOあおぞらネット銀行が手続きが簡単(総合振込サービスの利用申請がオンラインで簡単にできる)でしたので、そちらを使うことにしました。
総合振込を実行する
会計ソフトで作った振込依頼ファイルを使って、実際にGMOあおぞらネット銀行のオンラインバンキングで総合振込を実行してみました。総合振込サービスで給与振込をする場合、実際に振り込みたい日(給与支給日)よりも数営業日前に実行する必要があるようです。今回は給与支給日の前日に操作したのですが、GMOあおぞらネット銀行の場合は当日の午前中が期限になっていました。