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起業メモ #38 起業のノウハウ本を読んでみる

起業してから4ヶ月ほど経ち、ネットや会計ソフトで調べながら各種申請や経理処理などをやってきました。大きくは間違っていないと思いつつ、最初の決算まで時間があるうちに、抜け漏れを防ぐ目的でノウハウ本を1冊読んでみました。

たくさんのノウハウ本から1冊選んでみる

起業関連の書籍は非常に多く出回っていて、どれを選んだら良いか悩みました。あまり無駄な情報は読みたくないので、次のような条件で絞り込んでみました。

  • ひとり社長向けの情報が載っている(当面は社員を雇わない方針なため)

  • 自力で決算処理をする方法が載っている(税理士を雇う予定がないため)

  • インボイス対応の方法が載っている(適格請求書発行事業者になっているため)

  • クラウド会計ソフトを活用する方法が載っている

  • 電子帳簿保存法への対応方法が載っている

その結果、「一人社長の経理の基本」という本を選びました。上記条件に合致しているのに加えて、会計ソフトも同じfreeeをベースに説明されていたので、個人的には非常に分かりやすく、あっという間に読めました。

電子帳簿保存法への対応が一部できていなかった

ノウハウ本を読んでみて、基本的には日々の経理作業をタイムリーにやっていれば、決算処理に必要な多くの書類が会計ソフトで出力できることが確認でき、少し安心しました。ネット上では「税理士を雇わないと決算処理にとても時間がかかる」と書かれた記事が結構ありましたが、最初の決算からでも多少の時間をかけることで、自力でできるような気がしました。
また、電子帳簿保存法への対応を中心に、までできていなかった事務対応がいくつか見つかったことも収穫でした。今後やるべき主な内容は次のものでした。

  • 電子帳簿保存法への対応
    基本的には会計ソフトを使って電子化されたエビデンス(領収書など)を集めておけば良いのですが、それに加えて「電子帳簿保存法対応規程」を自社で定めておく必要がありました。

  • 優良電子帳簿への対応
    電子帳簿保存法への対応に加えて、「優良電子帳簿」に対応しておくと、申告漏れがあった場合の罰金の額が少なくできる。ただしこれは会計期の最初からやる必要があるので、第2期から始めようと思います。

  • ダイレクト納税への対応
    税金の納付方法には、インターネットバンキングやクレジットカード以外に、口座振替に相当する「ダイレクト納税」の仕組みがあります。1度登録しておけば、納付処理が簡単になりそうなので、決算前には対応したいところです。

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