ヴィンテージ家具やさんで、お気に入りだったベッドフレームを買い取ってもらった話。
先月から今月にかけて、
寝室と仕事部屋を絶賛断捨離中です。
その流れで、
ベッドフレームを買い換えることに。
私は、家具は質の良いものを
永く使いたい派。
結婚してからは特に、
一生使うつもりで真剣に
選んできました。そうは言っても
手放した家具はあります。
それらは、
知人に譲ったり、
メルカリやジモティーに出品したり、
中古家具やさんに
買い取ってもらったりしました。
こだわって探したベッドだったけど、ときめきが無くなっていた。
今回、買い取りしてもらったベッドは、
25年ほど前に、超こだわって
探しに探しまくった末に買ったモノ。
メープルの無垢材でオイル仕上げ、
シェーカー家具の雰囲気がある
シンプルなデザインのベッドフレーム。
シェーカー家具のイメージ
無垢材で、
オイル仕上げで、
デザインがシンプルで、
という点が気に入って買ったのだけど
25年経った今、
こんまりさん風に言うと
「ときめき」がない。
さらに、毎日の生活で地味に
ストレスがありました。
ベッドの脚に足の指を何度もぶつけた
ウチの寝室は長い方向の
奥行はあるけれども、
短い方向の幅が狭い。
ヘッドボードの反対側と壁の間が
35センチしかなく、
寝室の入り口から奥へと
移動するときには横歩きが必須。
壁に背中をくっつけて
カニ歩きで移動しても、
足の指をベッドの角ばった脚に
ぶつけて、「痛っ!」となることが
しょっちゅうありました。
ベッドを買い換えたい他の理由もあり、
(その話は別の機会に)
とにかく、このベッドフレームを
処分して、新しく購入することに
しました。
ヴィンテージ家具やブランド家具を扱う家具やさんで買い取ってもらう
私が住む横浜近辺には、
ヴィンテージ家具や
ブランド家具専門の
買取りと販売をしている家具やさんが
いくつかあります。
そのような家具やさんは、
特定のブランドのみを扱っていて、
幸いウチのベットは
取り扱いブランドのひとつでした。
オンラインショップをのぞいてみたら
高価ではないけれど、
無印良品の家具は人気があるためか
中古品がいくつか売りに出ていました。
ベッドフレームを拭き掃除して気がついたこと
家具さんへ送る写真を撮るため、
ベッドフレームの掃除をしました。
マットをはずし、すのこの間に
溜まっていたほこりをとりのぞき
ベッド本体の木の部分を
丹念に拭きあげました。
ヘッドボード、フレーム、すのこなど、
毎日見ていたけど、
このように細かい部分を
見るのは初めて。
拭きながら部品のひとつひとつを
観察しました。
職人さんによる丁寧な手仕事。
無垢の木を使ったモノづくり。
豊かな自然と共に生きることを
このブランドが
どれだけ大切にしているかが
伝わってきました。
そして、その考え方に
25年前も今も、
惹かれていることに
気がつきました。
やっぱり、
このベッドフレームを手放すのは
やめようか、、、という思いが
一瞬、頭をよぎりましたが、
予定どおり、
買い取りを依頼しました。
買い取り金額は?
2つの家具屋さんに写真を送り、
簡単な見積を依頼したところ、
どちらからも、その日のうちに
連絡が来ました。
見積は同じ金額だったけど決めたのは
ウチから近かったこともあり、
先に連絡がきたお店に。
(早く連絡もらえるって大事、
とお客の立場になって改めて思った)
買い取り価格は1台、5千円。
2台あったので、1万円とのこと。
私は、誰かに使ってもらいたい、
という気持ちで買い取りを
希望したので、その価格で
お願いしました。
(ちなみに購入したときの価格は
1台10万以上)
大切に使ってくれる誰かのもとへ届いてほしい
お店で売りに出す金額は、
わかりませんが、引き取りや解体、
組み立ての作業費、運搬費、
購入されるまでの保管場所など
経費がそれなりにかなりかかるので、
これがビジネスになるのかな、
なんて少し心配してしまいました。
引き取りにきたお兄さんに、
軽く聞いてみたところ
ウチはキレイな家具しか
取り扱わないので、大丈夫ですよ、
と言っていました。
まあ、大丈夫でなければ、
やってないだろうけど。
私自身もこのお店ではないけど、
ヴィンテージ家具を
買ったことはあるし。。。
後日、オンラインショップで価格を
確認してみたところ、
買い取り額の10倍以上の
値がつけられていました。
この家具の価値がわかる誰かに、
大切に使ってもらえたらいいな。