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実物を見ないで選んで失敗したベッド

最近、普段の生活のなかで筋力の衰えを
実感しています。(私はいま55歳)

例えば、
どっしりとした鉄の鍋を使うとき。
料理をしている時には、両手で持つので
気にならないのですが、
食器棚から取り出したり
洗う時には、片手で
持ち上げることもあります。
そんな時「重っ!」と
持ち上げることができないとか、
力が入らなくて落としそうになったり
少し危ないな、と感じます。

家具は自分の力で動かせるモノにする

家具にしても、模様替えのための、
別の部屋への家具の移動が、
以前はひとりでできたのに
今は危なくて、
とてもひとりではできない、
ということに気がつきました。

なので、家具の選ぶ際の条件に、
私がひとりで動かせるもの、
というのが加わりました。

私ひとりで動かせる家具となると、
サイズが大きくないもの、
キャスター付き、分割できるもの
などになります。

ベッドを買い換えた理由

ベッドを別の部屋へ
移動することにしたのですが、
ベッドの移動先の部屋が
狭いこともあり、
私ひとりで動かすこともできないし、
夫とふたりでもちょっと危ない。

今回、ベッドを新しくした
理由のひとつが
重たい家具を手放しておきたい、
ということもありました。

ベッドを買い取ってもらったときのはなしはこちら

組み立てが超簡単なベッドを選んだ

ベッドを手放したあと、
新しいベッドの選定。
最終候補を2つまでしぼり、
組み立てが簡単そうなモノを
選びました。

通販会社の人気商品のようで、
価格もお手頃。
ベッドのフレームが
2つに分割されていて、
組み立て&解体が超簡単。
移動するときもラクな商品。

実際の組み立ても簡単でした。
見た目は、木製とはいっても
化粧繊維板に薄い天然木を
貼ったモノなので、
接着材の匂いがきつい。
午前中に組み立てたあと、
寒かったのですが、
換気のため、
夜まで窓を開けておきました。

翌朝、腰に違和感が

翌朝、起きたら腰に少し
違和感がありました。
私は普段から腰痛は無く、
昨日の組み立てでも
腰に負担はなかった。

思い当たるのは、
2分割されている
ベッドの継ぎ目が
他のすのこ部分よりも
固くなっているせい
ではないかということ。
すのこの上には、
21センチ厚の
マット(ポケットコイル)を
のせているのにもかかわらず、
影響があることを体感しました。

マットを支える部分も寝心地に影響がある

ベッドを調べているときに
ウッドスプリング、
というものを知りました。
マットレスを支える板が
すのこ状に連なっており、
その板がバネ状になっています。
無印良品のベッドに採用されています。
無印良品はウッドスプリングの調整は
できないのですが、
他のメーカーの商品は
ウッドスプリングを
調整することによって、
その人に合わせた
寝心地にすることが
できるようです。
何が言いたいかというと、
マットを支える部分も
寝心地に関係する、ということです。

私が感じた違和感は、
気のせいじゃなかった。

もう一晩寝てみたのですが、
腰の違和感はあり、
そのうち慣れるかも、と思いつつ
質の良い睡眠が重要なので
こちらは返品しました。

あと、価格が約20,000円
というのもあって、
家具の造りが合理的というか
安っぽかったことが
(安いので当たり前なんだけど)
いまひとつ気に入らなかった。

ヘッドボードのないタイプなので
ベッドのフレームなんて、
マットの下に隠れてほぼ見えないのに
造りとか、安っぽいとかが
私は気になるんだな、
という発見がありました。

再びベッドの選定

今回も候補は2つ
A:最終候補のもうひとつ(集成材)
B:返品したベッドによく似たデザインで
価格が高いモノ(突板仕上げ)

WEB上で比べているだけでは、
決め手に欠けるので
東京にあるショールームで
実物を見てから
決めることにしました。

家具は実物をみてから決める

実物は、塗装のツヤの感じや
Webの画像にはない部分まで
確認できます。

結果、集成材のAを選びました。
到着した箱を開けても
接着剤の匂いはなく
組み立ては、
思っていたより簡単でした。

なんだかんだで、
一か月ほどかかりましたが、
ベッドを移動して買い換えて、
一段落です。


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