第20回開示請求 大阪ワクチンその後いかがですか？（10月編）
先日、「大阪ワクチンその後いかがですか？」をnoteに公開したところ、かなりのアクセス数をいただきました。
あの請求は10月1日付で行ったものでしたが、10月中の公文書の有無を確認すべく、11月1日付でも請求をかけていました。
入手した文書はこの4点。
１つめの文書は、shinodaさんが投稿されているように「府が知っていることは皆さん（＝私たち）と同じ」なので、職員さんがアンジェスの発表資料を整理し直した文書。
>なんで吉村が発表するの
— shinoda soshu (@ssoshu) November 28, 2020
これほんとに不思議なんですよね。府は、アンジェスからは一切報告を受けてないらしいです。
提携を結んでるのは阪大で、アンジェスとは提携なし。「企業治験になると内容は把握できない。知ってることは皆さんと同じです」と府の職員さんは言ってました。 https://t.co/JbyJWM26NE pic.twitter.com/nTuhl4UiMN
2～４つめのファイルは、下記フォルダ内の「研究の進捗状況」を更新するためにやりとりされたもの。
shinodaさんが投稿をされていたように、本当に府としては、アンジェスの公表情報を見るか、大学に聞くしか、「大阪ワクチン」の研究の進捗を把握できないようです。
それにも関わらず、知事は頻繁にテレビや会見で、この大阪ワクチンの進捗について話をしています。
「第3・4相試験」発言は、ニュースで取り上げられた11月7日「あさパラ！」（公務として出演）だけでなく、下記の通り11月6日定例記者会見でも、公務の質疑応答パートで知事自ら発言をしたものです（議事録は、こちらより抜粋）。
積極的な情報発信を必ずしも否定はしませんが、知事という公職である以上、不確定な情報であったり、他社・他者に影響を与えうる内容であれば慎重に発言いただきたいものです。
なお、「11月6日の定例会見での『第3・4相』発言の根拠の文書を見せてください」の請求に対しては、「報告を受けていないので文書はありません」の回答でした。
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