日本とフィンランドの働き方の違い
Moi! かなです🌼
今回は、日本とフィンランドの働き方の違いについてご紹介します。フィンランドの働き方について紹介し、それを日本の働き方と比較する形にしたいと思います。
フィンランドではビジネスマネジメントを学んでいたため、フィンランドの働き方について学ぶ機会が豊富にありました。実際にフィンランドで働いている人々との交流を通じて、理解が深まった経験もあります。これらの経験をもとに、自分の考えや感じたことをお伝えできればなと思います✨
1.仕事の時間が一人一人に合っている、定時に帰る
フィンランドでは勤務時間がしっかり守られていて、16時半を過ぎるとほとんどの人が帰ります。1日8時間、週40時間以内というルールが常識で、他人のことは気にせず、自分の時間を守るのが当たり前です。
一方、日本では、部署内で定時に帰ることに対する後ろめたさがあって、帰りにくいことがあります。
2.生産性を高めるために休憩をとる
仕事中に15分ほどのコーヒー休憩☕️があり、この休憩は法律でも認められています。さらに、エクササイズ休憩や職場を離れて社員同士が交流するレクリエーションデイもあり、こうした休息の時間で仕事のパフォーマンスやモチベーションを高めています。私の友達も、このようなレクを通して、とても楽しく仕事ができていると言っていました☺️
3.仕事もプライベートも大事にする
フィンランドでは、日頃から趣味や友人との時間を大切にし、6〜8月末に1カ月の長期休暇を取る人が多いです。春や秋に1週間の休暇、クリスマスには1週間の有給休暇を取るのも一般的です。また、日本では休日でも仕事のメールをチェックすることが多いかもしれませんが、フィンランドでは休日に仕事の連絡を受けないようにしています。実際、私が大学の教授にメールを送った際、「今は休暇中だから来週返信するね😆」といった返事が何度かありました。仕事と休みをしっかり分けることで、リフレッシュしてまた仕事に力を入れられますよね✨️
日本では仕事に全力を注ぐことが美徳されがちですが、仕事とプライベートのバランスも大切だと感じています。私は留学中に自分の時間を大切にすることを学び、夜は絶対にリラックスすると決めています🕯
4.生涯学習
生涯教育が企業でも進んでおり、社員が必要なスキルを学ぶサポートが充実しています。学ぶのに年齢は関係なく、50代、60代、70代の方々も学校に通っています。実際、私が受けていた大学の授業では、クラスの半分以上が30代以上の生徒でした🫢年齢に関係なく学ぶ姿勢や新しいことに挑戦するのは素敵だなぁと思います✨️
5.ウェルビーイング
フィンランドではリーダーシップがとても重視されていて、メンバー同士のポジティブなやり取りをサポートし、ウェルビーイングに配慮しながら仕事へのコミットメントを高めることが大切にされています🫧
一方、日本では労働者の基本的な権利がまだ十分に守られておらず、過労死や自殺が多いのが現実です。もっと労働者を尊重して、ウェルビーイングを考える必要があると思います。
6.オフィス環境
モチベを保つために、快適なオフィス作りが進んでいます。座りっぱなしを防ぐために立って仕事ができるスタイルを取り入れたり、リラックスできる休憩エリアやソファーも完備されています。
さらに、フィンランドでは職場でのエクササイズや無料のピラティスが受けられることもあり、日本の企業でも取り入れられるアイデアかも💡と思いました。
7.ジェンダー平等
フィンランドでは、男性も育児休暇を取りやすい仕組みが整っており、男女の給料の差をなくす取り組みも進められています。また、男女問わずフレキシブルな働き方や在宅勤務ができるので、家庭と仕事をうまく両立しやすいです。
さらに、フィンランドでは、性別やLGBTQなど、さまざまな価値観を大切にしています。色んな人がいて色んな価値観があることが、日本に比べてきちんと考えられていて、一人ひとりの違う価値観に寄り添った選択肢が用意されているように感じます🌈
>>このことについてはまた後日noteにて詳しく書き記せたらなと思います☺️
8.厳密な年功序列、先輩後輩がない
職場では、年齢や役職に関係なく、平等でオープンなコミュニケーションが重視されています。上司と部下の距離も近く、意見やアイデアが自由に交換される環境が整っています。
【私の考え】
日本では、我慢することが美とされることが多く、社会の期待に合わせて働くべきという考えがありました。しかし、他の国の働き方を知るうちに、自分の気持ちに嘘をついていたことに気づきました。
日本は素敵な国ですが、働き方には改善できるところがたくさんあると思います。私の人生は仕事だけでなく、プライベートも大切にしたい・場所や時間に縛られず、心と体をリフレッシュしながら、自分の考えで決断できる環境に身を置きたいと考えています。そう考えると、北欧の働き方が自分に合っていると直感的に感じ、大学3年生の今、将来は北欧で働きたいと夢見ています。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!これからもkanaのnoteをよろしくお願いします☺️
参考図書↓
堀内者喜子さん著『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』 という本です。フィンランドの働き方がわかり、とても面白かったのでぜひ!👀