私の音楽革命家 SHINee
十数年前、その時は突然やって来た。突然ではないのかもしれない。それは運命だったのかもしれない。
SHINeeとの出逢いは私がまだバンド大好きマンの時、いわゆるバンギャ時代に遡る。笑
お金と時間さえあれば気になるバンドのライブに足繁く通っていた20代。大好きなバンドが活動休止を告げ、ライブハウスに頻繁に行かなくなっていた時、ふっとTVから流れてきた柔らかいメロディーと歌声、そして圧倒的なダンスパフォーマンス!!!
なっ、なんだこの人達は!?と心を鷲掴みにされた記憶が今でも鮮明に残っている。
その時代、世の中では東方神起やBIGBANG、少女時代やKARAなどK-popが流行り始めていて聴かない私でもその現場は知っていた。むしろアンチK-pop気味だった私としてはあまり受け入れたくなかった…←
だが、心を鷲掴みにされたグループがまさかまさかのK-pop!?そしてそのアンチ気味だったものを好きになることに若干自分の中で抵抗があった…
そして少し時が流れ9月のある日、たまたま見ていた朝の情報番組「スッキリ」の生放送に彼らが出演していて生歌を披露していた。とても歌が上手く、そして圧倒的なダンスパフォーマンス!!!また日本語が上手でとてもナチュラルだった。それでもまだ認めたくない自分がいた…笑
11月、彼らの日本での初アルバムが発売されると知って買ってみようかなぁという気持ちに少しなっていた。認めたくないと言いつつ色々と調べて、私の毛嫌いしていたK-popとは明らかに違う音楽性で活動している彼らに一気に引き込まれていった。日本でのファーストアルバムを買い、その翌年の春からツアーがあると知って、とりあえずライブに行かなきゃどんな感じかわからないな…と思いひとりで行くことを決意!!!元々バンギャ時代からひとりでライブに行くことに抵抗はなく、彼らのコンサートもひとりで行くことに決めた。
ライブハウスに通ってた私としてはホールなど大きな会場なら当然の如くチケットは取れるものだと思っていた…が、思いの外抽選にはずれにはずれ、やっと手にした初ライブのチケットは6月の代々木第一体育館の公演だった。そう、SHINeeとっては思い出がたくさん詰まっている場所。
今思えば、あの時チケットが当たって行けたことが本当に運命だったのだと思う。私の人生を変えたと言っても全くもって過言ではない。流行りのK-popサウンドとは明らかに違う…洗練されたサウンドで私の中のK-popの概念をぶち壊した。
彼らの歌声はもちろん、圧倒的なダンスパフォーマンス、MCの面白さ、(デビューして間もない公演でもほぼ日本語でMCをこなす努力家達…)どれを取っても魅力に溢れ、私はドルヲタというものに一気に引き込まれたのである。まさか20代の半ば過ぎてアイドルにハマるとは夢にも思ってなかった…
そこからはきっとみんな通る道であろう、X(Twitter)のSHINee用のアカウントを作ったり、ほぼ毎日そこで色々なことを調べたり、ファムカムを漁ったり、SHINeeのファン(通称シャヲル)の友達を作ったりしている。(現在進行形)
SHINeeと出逢わなければきっと私はK-popにハマることもなかったと思うし、こんなに楽しいことを知ることもなかったと思う。
ハングルの勉強は毎年断念して、なかなか上達していないけど…笑
彼らのツアーとともに日本や韓国を巡る楽しさを知った。
私の人生を色鮮やかにしてくれたSHINee。
この春はそれぞれ新しい環境でスタートした彼ら。
これからも一緒に歩んでいきたいし、SHINeeとして活動を続けてくれるなら、この先もずっとずっと応援していきたい。