居宅支援事業所「大変申し訳ないのですが・・・」
こんばんは創です。
ケアマネ不足、深刻です。
朝一から「大変申し訳ないのですが・・・」と始まる居宅支援事業所の管理者。この時点で察しはついています。
「職員が急遽休職してしまいまして、それで委託ケアプランをお返ししたいと・・・」
やはり。そうですか。しかし、ここの居宅には2件しか委託していないので、まだ傷は浅いです。
昨年末に10件返されて、一部は他の居宅で受け持ってもらえましたが、大半は包括で担当を割り振りました。今私の担当は10件ちょっとなのですが半分は戻されたケースです。
感覚的には20件ぐらいまでなら何とかなりそうな気はするのですが、相談自体増えているので、もっと根本的な解決策が必要ですね。
市には色々提案しているのですがケアマネの絶対数が少ないので難しいです。
ところでこのケアマネ不足のせいか以前より「女性ケアマネ」の担当希望が減ったような気がします。
正直、数ある中から選べるほど余裕がある状況ではないので、女性ケアマネが良いですかと聞くのは、明らかに女性の方が良さげな方のみにしています。
「男性」か「女性」という選択肢で選んでもらうと女性が選ばれる傾向はあります。
私は元々女性ケアマネが担当していて「多分この方は女性ケアマネの方が良い」だろうなと思う方を担当しています。
そう思う理由はお隣の方も担当しているのですが、その方より「近所に親類がいて良く家を見られている。若い男を連れ込んでいると思われると困るから配慮してあげて」と言われたことがあるんですね。
それでその方の家に行くときには包括の中でも名前が目立つ車を乗っていったり、話をなるべく短めにしたりと配慮しています。
たまに女性希望の方でも努力次第で受け入れてもらえるみたいな意見を言う男性ケアマネがいます。
でも、私に言わせればそもそも求められていることが違うので、受け入れられていると思ってもそれは相手が我慢しているだけなんだと思います。