【駅のベンチ探検隊】#10 西武線 西武秩父のベンチ
盆地、レトロな街並み、山々の自然・・・
秩父と聞いてどのようなイメージをもたれますでしょうか。
近年、西武鉄道が旅客誘致に力をいれているエリアです。
状況が落ち着いたら、足を伸ばしたいという方も多いのではないでしょうか。
こんにちは。西武鉄道を中心とした鉄道関連のYoutuber、本を執筆しているSAVVY(サヴィー)です。
当noteでは、西武鉄道におけるホームのベンチの観察記録を報告しています。
ベンチは駅の雰囲気を構成する重要なアイテムの一つと僕は考えています。
あの駅にはどのようなベンチが設置されているのか。
さっそく西武秩父駅のベンチご紹介しましょう。
#010 西武秩父駅のホームのベンチ
・3人がけで両端以外には肘掛があります
・足はホームにしっかりと固定されています
・色は木材を思わせますが、材質は樹脂と想定されます
・板を並べたような作りかたも木材チックです
特に注目すべきは設置方向です。1枚目をご覧ください。線路に対して垂直に設置されています。
近年、転落事故防止を目的に垂直設置の事例が増えてきているようです。
ベンチから立ち上がる際、バランスを崩し、そのまま線路に落下する危険性が低くなります。
西武線も安全対策にぬかりがないなと感心していると2枚目の風景を目の当たりにします。
そう、垂直設置に挟まれて平行設置のベンチが2脚(基)設置されています。こ、これはどういうことでしょう。仮に、垂直設置が安全対策上の理由だとすれば、この平行設置のベンチは説明がつきません。安全軽視ということになってしまうからです。
鉄道会社としてそんなことはないはずです。
とすれば、垂直設置のベンチが安全対策が目的ではないという可能性があります。
仮説ですが、列車のクロスシートと同じ発想で、観光客が向かい合って談笑を楽しめるよう向かい合わせとなるよう設置する中で垂直設置が生まれた可能性もあります。
いや、しかし、待ってください。やはり2枚目をご覧ください。向かい合いの垂直設置のベンチの”間”に平行設置のベンチがあります。これでは、向かい合って談笑しようにも、間に人が座ってしまい邪魔でしょうがありません。
謎が深まります。
駅のベンチ探検の感想
第10回をむかえる記念の回でしたが、相応しいベンチ事情でした。
垂直、平行の謎は解けないままですが、新たな関心がふかまりました。
進捗状況
1 池袋線 秋津駅 1番線 : 済
2 池袋線 所沢駅 4番線 : 済
3 池袋線 池袋駅 5番線 : 済
4 池袋線 池袋駅 3番線 : 済
5 池袋線 東久留米駅 2番線 : 済
6 池袋線 椎名町駅2番線:済
7 西武有楽町線 小竹向原駅3番線:済
8 池袋線 飯能駅:済
9 西武秩父線 芦ヶ久保駅:済
10 西武秩父線 西武秩父駅:済(new)
10ベンチ達成です。ありがとうございます。
前駅制覇目指して次に行きましょう。
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