【駅のベンチ探検隊】#4 西武線 池袋駅3番線のベンチ
この記事では駅のホームにあるベンチに着目します。
こんにちは。鉄道関連のYoutuber、書籍執筆の活動をしているサヴィーです。
第1回で池袋駅5番線のベンチを観察しました。
再度池袋駅を観察しにでかけました。すると、3番線のベンチは5番線のベンチとは異なる種類であることがわかりました。
2回目の登場、池袋駅
「駅基礎情報」
駅名:池袋駅
駅住所:〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-28-1
ホーム:4面4線#001 池袋5番線ホームのベンチ
#004 池袋3番線ホームのベンチ
・3人掛け
・座るところは青系の色です。※何色というのが正解なのでしょう
・背もたれなし
・脚は取手と同じ黒色
・線路に対し、並行に設置
降車専用2番線の5号車付近の場所にあります。
#001で登場した5番線のベンチと比較してみます。似ているところと違うところがあります。
似ているところは、背もたれがないことです。表と裏がわからない形も似ています。降車側と乗車側に挟まれた位置にあり、兼用であるがゆえの形でしょうか。
異なる点は、肘掛の作りです。#001の肘掛です。
立ち上がる時に握る部分とその他の部分で材質が違います。手触りに配慮した作りになっています。色も統一感があり、全体的に落ち着いた雰囲気です。
一方、#004のベンチは肘掛を支える部分と手に触れる部分が一体です。黒色で落ち着いてはいますが、どこか安っぽい印象を受けます。小さくて控えめです。体操のあん馬の手すりを思わせます。
#004に残る謎は真ん中の座席です。肘掛に挟まれた座面の数で3席と整理していますが、どうでしょう。真ん中が両端の座席とは違います。長さが違います。体格の大きい人向けの座席でしょうか。それとも、実は2人分のスペースを想定しているのでしょうか。
小さく区切られた板状のブロックが6枚で構成されています。2人分の席とすると一人3枚です。大人2人では密接してすわることになりそうです。
水がたまらないようにするため、座席に角が丸い長方形の穴が空いています。真ん中の座席は板ごとに穴があります。両端はこの穴が×型に配置されています。×型の理由とは。謎が深まります。
駅のベンチ探検の感想
1つの駅の中で異なる種類のベンチが配置されている実態が確認できました。一括購買でコストを下げるためには、おなじ種類を多数購入したほうがよさそうなものです。あえて種類を変えているのはこだわりでしょうか。設置(購入)時期の違いでしょうか。
納入業者は同一でしょうか。気になることが次から次へと出てきます。
座るというシンプルな目的を達成するための道具にしては、多様すぎるベンチが気になります。
西武線にはまだまだ駅とベンチがあります。楽しみです。
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