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Kindle出版プロジェクト 「西武線ベンチ図録」の企画

西武線をめぐり、ベンチの写真を集めた図録の作成を目指しています。

2021年内に、Kindle本として形にします。

こんにちは。西武鉄道を中心とした鉄道関連のYoutuber、本を執筆しているSAVVY(サヴィー)です。

本を出版するには、どのようなプロセスで進めればよいのでしょうか。

調べたことをまとめておきたいと思います。

工程の全体像を俯瞰し現在地を確認しながら進めることで、本の作成という長いプロセスの中で挫折しないようにしたいと思います。

本を作成する流れ

東京都渋谷区でブックマーケティングを営む「株式会社クロスメディア・マーケティング」さんのサイトを参考にさせていただきました。

本作りは、以下の流れで進めるそうです。

1.企画
2.構成
3.執筆
4.編集
5.タイトル・コピー
6.デザイン

最初に取り組む企画は、コンセプト作りに該当します。

本の概要メモの作成、想定読者の具体化、ベンチマークとなる本を調べる作業が含まれます。

書く前から、本の隅々までイメージできている人はいません。イメージを具体化するための指針、拠り所として企画書をまとめます。

中でもベンチマークとなる本を調べる作業は、イメージの具体化にとって効果的です。ぼんやりと自分の頭の中にあるアイデアと異なり、手で触ってはっきりと知覚することができます。

自分のアイデアと似ている部分、違う部分を吟味しながら、本のコンセプトを固めていきます。

「企画」フェーズを図で表現すると以下の通りです。

スクリーンショット 2021-06-27 10.17.46

ということで、「西武線ベンチ図録」の企画書をまとめていきます。

今回作成する本の企画書

タイトル:西武線ベンチ図録(仮)

プロフィール:サヴィー。チャンネル登録者数7,000人を超えるYoutuber。西武線沿線住民として西武鉄道を贔屓にしている。2018年に1年間かけて西武線の全編成の走行シーンを映像記録化することに成功した。その後も西武鉄道に関する調査、動画作成活動を継続中。
 著書に「武蔵野鉄道 痕跡を探して」

企画の要点:駅でベンチを見つけたら、注目せずには入られません。ベンチは僕にとって、素通りできない駅の一部。実用性と雰囲気づくりの両面をあわせもつ重要なパーツなのです。

駅のベンチは、必ずしも注目を集める対象ではありません。急いでどこかにでかけるとき、ベンチに気を止める人はいないでしょう。少し疲れて座りたいなと思ってベンチを探しても、色や形に関心を向けるひとは少ないのではないでしょうか。

この本には、西武線92駅の全ての駅のベンチが集められています。あの駅に行く機会がなくても、ベンチに出会うことができます。気になったベンチがあれば、足を運んでみてください。ベンチの面白さに気づくはずです。

想定読者:西武線が好きで、西武線について新たな発見を求めている人。
公共スペースである駅のベンチの現状について知りたい人
なぜ僕が駅のベンチに注目しているかわからず、気になる人

ベンチマーク:えきたの 駅を楽しむ〈アート編〉(伊藤 博康, 2017)
山川 詳説日本史図録 第8版(詳説日本史図録編集委員会, 2020)

次のアクション

まだ、どのような本にするのか具体のイメージは湧きません。企画フェーズを終えてよいのか、「構成」フェーズに進んでよいのか、判断が難しいところです。

本作りの工程を進んで行く中で、企画はアップデートされていくものです。

企画書について、現時点で大きな違和感は感じていないので、次のステップに進みたいと思います。

次のアクションは、構成を考えます。

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