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【厳選5フレーズ】プログラマがサラッと使うカタカナ言葉から英語を学ぼう
プログラマは仕事柄カタカナ言葉を使いがち。そんな中で英語学習に繋がりそうな用語を5つピックアップしました。
1.「〇〇フレンドリー / friendly」
〇〇フレンドリーで〇〇に優しい、みたいな意味になります。「こっちの方が検索エンジンフレンドリーじゃない?」みたいに使います。同じ業界用語だと、「ユーザーフレンドリー」が一番有名ですね。似ているところで「ビジターフレンドリー」があります。実際の英語で、他にどんな表現があるか調べてみると、「Budget-Friendly (予算フレンドリー)」という言い方がありました。なるほど感。中でも、特に今回覚えておきたいのが、「Health-Friendly(健康フレンドリー)」という表現。「健康的だね」と言えば済む場面で、誰かが「ヘルシーだね」ってカタカナで言ったら、即座に「そだね、ヘルスフレンドリーだね」って被せてマウント取りましょう。
2.「ベストプラクティス / best practice」
「この問題の解決策は…」「一番いい方法は…」という場面で「ベストプラクティスは…」と言うことが多い印象です。ビジネス界隈を覗いてみると、コンサルとかが「ソリューション」っていうカタカナ言葉が使われているのを見かけることがあります。その度に、なんかイキってる感を感じていました。でも、プログラマが「ベストプラクティスは…」って言っているのを初めて聞いた時、自分の英語脳が活性化するのを感じました。
3.「バイパスできる / bypass」
「こうすればバイパスできますよ」みたいな言い方をしていました。「普通に『避ける』とか「かわす」で良さそうなのに、そんな単語をカタカナ化しちゃうの?」と意外だったんですが、確かに医療ドラマでも「バイパス手術」って聞きますね。せっかくなので単語を辞書で調べると、なんとスペルが、 “bypass” と書くそうな!by(そば)をpass(通る)で「迂回する」。専門用語っぽい堅いイメージから、一気に親しみやすいイメージに変わりました。英語脳が震えました。
4.「〇〇 ウェイ/ way」
例えば、スライド資料にアンチで文章推しの人に「Amazon Wayですね!」「ベゾス wayですね!」みたいに言うと「アマゾン流ですね!」「ベゾス流ですね!」という意味になります。「〇〇way」で「〇〇が推奨するやり方」というニュアンスです。プログラマは、「こっちの方がRails wayな方法になります」という風な言い方をしていました。Railsとは、Ruby on Railsというフレームワークのこと。いろんなコードの書き方ができるけど、こっちの方がよりRuby on Railsに合ったコードの書き方です、という意味になります。
5.「〇〇カバレッジ/ 〇〇 coverage」
プログラマが「テストカバレッジ を上げたい」と言った場合、「テストがカバーしてる率を上げたい」というような意味になります。coverageは、範囲や網羅性です。
似たような表現を3つ見てみましょう。
Media Coverage (メディアカバレッジ)
メディアがどれだけ特定のニュースやイベントを報道したかの網羅性
The media coverage of the event was extensive, reaching global audiences.Insurance Coverage (保険カバレッジ)
保険がどこまで補償するのかの範囲
Understanding your insurance coverage is essential before making a claim.Geographical Coverage (地理的カバレッジ)
サービスや影響が及ぶ地理的範囲
The company's geographical coverage now includes all major cities.
今回ピックアップした5つの表現は、いずれも下記の動画を見ている中で出会ったものです。
Reference:「Ruby on Rails チュートリアル解説動画」安川 要平