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DRIVE65Dインプレ 試走編
チームメイトがELITEWHEELSのDRIVE50Dを導入してやたらインプレが良かったため、65Dを借りて試走してみることに。
なお試走で世話になったのはTRYCLEさん
インストールにあたってはおなじみうーさーサイクルワークスさん
まずAeroad CF SLX Di2に標準装備されてるDT Swiss ARC1400と比較すると
DTswiss ARC1400
リムハイト63mm
重量1750g
タイヤはGP5000ASTR チューブレス3.8気圧で使用
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ELITEWheel DRIVE65D
リムハイト65mm
重量1450g
タイヤはCORSA speed クリンチャー6.5気圧で使用
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カタログスペックだけ見ると重量300g減(タイヤも考えると400g程)
試走する前の予想だと上りは当然楽になるだろうけど、
平坦は加速が楽になる分、巡行性能は落ちるとか。
なお試走は2コースを2日間かけて行いました。
平坦、アップダウン、山岳と大体のコースプロフィールを網羅。
ちなみに同じコースを直前にDTSwissでも走っています。
では実際に試走した感想
1日目 平坦基調 100km 300mup程
上り区間は概ね1分までの短い坂や緩斜面によるもの。
✕:横風で振られる
?:直進安定性が低下
〇:加速が楽
〇:脚に優しい
DTswissが横風等も検討してデザインされているからなのか、重量が軽くなった事によるものなのかは分からないけど、横風で振られやすい。
当日の風速3m程度でもじわじわと振られる。
真っすぐ走りづらいのはそもそも風があったからなのかもしれないけど、白線に沿って走る意識でいると時たまノイズみたいに横にずれる感じがある。
ただ暴風かすいちで鍛えられているのもあって途中から意識して走ることで修正。
ここからポジ。
スタート時の加速は予想通りよくなった。
懸念していた巡航速度の低下は感覚的には差が無い。また、ある程度巡行速度が上がっている状態での加速はDTより楽。
ツキイチからの捲りみたいな展開に強い?
走り終えて脚に優しい…というよりは、
DTが踏むホイールならDRIVEは回すホイールという印象。
DTの方が硬いのでガシガシ踏んでパワーを出す感じでパワースプリンターならそっちなんだろうけど、
エアロフォームかつケイデンスで加速する自分にはDRIVEの方が合うかなあ。
ただしこの時点では甲乙つけがたく、安定感で言えばDTに分がある位
2日目 山岳メイン 80km 2000mup
35分、15分の上り区間有り。
DTで走った際は正直35分の時点で足が売り切れ。
◎:とにかく回して上りやすい
✕:ダンシングの反応性は良くない
無茶苦茶感想がシンプルですがほんと上れるに尽きる。
まず35分上り。
ペーサー兼ねて3.5倍で無難に上る事にしたが予想外にスムーズに回るので微増して3.7倍Z2でクリア。
脚の疲労は特に無し。
前回DTで走った際は回転数上げるのに足を削られ、回転数を落としても足を削られとDead or Dieみたいな選択肢でしがたがそこらへんが解消されている。
なお下りの挙動は特にネガティブな印象無し。
チューブレス運用ならさらに良いでしょう。
15分上り
4倍程度のSSTで淡々と。
ここもあまり脚に疲労は無く回し続けてクリア。
正直新型アルテC36 1450gでも上りは楽だったんですが、あちらはトルク寄りって感じでしたし(踏む楽しさみたいなのがあったけど)
ちなみに中の人のプロフィール
体重66kg FTPは今落ちてて275W位
トレーニング内容は無酸素、Vo2maxに振り気味
筋力的にはウエイトBIG3でSC115kg、DR142.5kgで足回りがっちり踏むのも出来ますが、生来の高回転型。
エアロフォーム時でも回しやすい高速巡行ホイール、65mmなのに上れるっていう大分ピーキーなオールラウンダーホイールいいですね。
癖の強さ気に入りました。
購入決定!
というわけでとりあえず注文したけど、ここからタイヤを何にするかなあ。
導入編へ続く