上海蟹〜食べた〜い♪のSDGs
上海蟹は秋から冬が旬の高級な食材で正式名称は「チュウゴクモクズガニ」といいます。
淡水〜汽水域に生息するカニで甲羅の幅は約6〜8センチの淡水ガニとしては大きな種です。とはいえ海の蟹と比べるとサイズが小さいので、爪や脚の肉よりも甲羅の中の蟹味噌やオスガニの精巣(白子)が珍重されます。
私も断然、白子がすきです。ねっとりと舌に張り付く様な食感で濃厚な旨味があります。
この上海蟹ですが、世界中で侵略的な外来生物として固有種を脅かしており駆除や規制がされています。しかし、どんどん生息範囲を拡大しています。
華僑の人々のチャイナタウンは世界中にありますし、中華系の人々にとっては伝統的なご馳走なので生きたまま各国に輸入され逃げ出したり放流された個体が繁殖していると思われます。
アメリカではその繁殖力の脅威から、全ての上海蟹の商取引が禁止されています。また日本でも2005年に特定外来種規制法により輸入が制限されており、生きた上海蟹を輸入するためには専用の許可が必要となっています。
中国が経済や軍事力で世界に覇を唱える前に、上海蟹が世界の河川を支配するかも知れませんね。。。StaySDGs!!
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