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2022年にもなって初めてThe Stanley Parableをプレイしたよ ※ネタバレ有り

おもしろかった。でも2022年にプレイしたから85点ぐらいかな。
2013年当時にプレイしてたら150点ぐらいいってたかもしれない。

※どうしてもこのゲームについて話そうとするとネタバレが含まれてしまうので、新鮮なプレイ体験をしたい人はプレイしましょう
 お前そういうゲームばっかりプレイするよな!
 ネタバレいっぱい書いてます

Epic Gamesの無料ゲーをまめに貰っている人ならライブラリにあるかもしれません。2020年3月20日~27日に配ってたようです。
すっかり気づかないで直近のセールの時にSteamで買った後にふとEpicのライブラリを見て愕然としました。そ、そんな……。

英語ネイティブでもないなら、非公式の日本語化MODを入れて字幕表示オプションをオンにしてプレイしましょう。日本語化さえしていれば英語苦手でも大丈夫。タイトルの文字ぐらいは読めるでしょ。






ネタバレ回避改行







掃除用具入れエンド、よかったね



ゲーム概要:The Stanley Parableは1人称視点のADV。
一人称視点の探索型ゲームです。あなたはスタンレーとしてプレイし、スタンレーとしてプレイしないこともあります。(Steamストアページより説明文をDeepL翻訳)

プレイ状況:これを書いてる今は2.4時間プレイ。ある程度プレイして、Wikiを見て、動画も見てる所。

プレイチャート:
動画を撮ったわけではないのでうろ覚えだけれども
Confusion Ending(混乱エンド)→Museum Ending(ミュージアムエンド)→Mariella / Insane Ending(マリエラ / 狂気エンド)→Explosion Ending(爆発エンド)→Games Ending(ゲームエンド)→Powerful Ending(パワフルエンド)→Coward Ending(臆病者エンド)→(この辺でWikiで分岐を見ている)→Freedom Ending(フリーダムエンド)→Phone Ending(電話エンド)→Real Person Ending(現実の人間エンド)
本当は自分でやったほうがいいんだけれども後は動画でいいかなーぐらい。

そもそも、以前にHL2のMODっていう話を聞いたことがあったんだけれど、HL2のMODということは銃を使ったストーリーものかパズルなのかな?ぐらいの認識をしてました。
ほら、Portalは有名だけどこっちは話題あんま聞かなかったし……。
ただ他のメタ系ゲームやネタバレ厳禁系のゲームをやってるとこのゲームのタイトルを目にすることが何度かあり、興味を持った次第です。PVとかは見てなかった。

で、やってみたらね
全然違ったわ。なーにこれ。なるほどね。

タイトル画面を見て、多重構造の世界のパズルを解いたら何か起きるゲーム?みたいに考えたけど、全くそんなことはなかった。


プレイを始めたばかりで何が何かわからない状況でいきなり混乱エンドに行き、あっこれって強制ループを打開するゲームなの!?みたいな間違った理解をして、じゃあ指示厨の言うとおりにやってみるか……とした所で、最後に『ESCAPE』の文字が見えてしまい、あ、これでしょ!死ぬって言われてるけど死は救いでしょ!!!って突っ切ったらスタッフクレジットが出てきたので、あ、これが正規のエンディングなのか……。こういう作品だったのか……。って鑑賞してから帰ったら死にました。

その日はそもそもさわりだけやってクリアするつもりもなかったのにクリア(したと思いこんで)してしまい、意表をつかれたような気持ちで寝ました。そんな…

で、まだまだやってない所もあったので色々試そうとしてゲームエンドに行って大爆笑したりなんだりして、Wikiや他読み物などを解禁。


SF史に残る(べき)ゲームたち:第21回『The Stanley Parable』――自由と解放の(ゲームにおける)ジレンマ

多くの人は「フリーダムエンディング」に最初にたどり着くだろう。

えっマジ!?

誘惑が多くて全然辿り着かないし、辿り着こうとした時も気まぐれで爆発させちゃって辿りつけなかったんだけど……。ごめん……。


ってな感じで、なかなか"""濃い"""ゲームだった。

今にしても色褪せないぐらい洗練されているアイデアで、Steam版のリリースこそは2013年だけども、HL2のMODとしての初出自体は2011年っていうから驚く。

ただ色褪せないとはいうものの、濃いけれどもその分ボリュームは少ないし(特定ENDや、同じENDを何回も見るプレイや、攻略情報無しで全ENDやアチーブメントを取るような事をなければ、せいぜい4時間ぐらい。大体の人は1~2時間で満足するだろう)、
今でも通用するほどにアイデアが優れてはいるけれども、過去に類似のゲームを多数プレイした上で2022年にプレイしてるもんだから「ええええぇぇぇぇぇ!!!何なんだこのゲームは!!!!!!!何を食ったらこんな事を思いつくんだ!!!!????」とはならず、「あーあーあーあー、そういうこと?はーん……へぇ……ほーん」ぐらいのテンションになってしまう。仕方ない。

2011~2013年当時だったら、こんなゲームは他に殆どなかったので当時やってたら打ちのめされて心酔して、マイベストゲーム入りしてたかもしれない。でも今は2022年だから。

それにつけても全くもって取らせる気がないアチーブメントは笑うけれど。これは見たことがないですね。


アイデア重視のゲームならば20時間もプレイさせる必要は無くて、5~10時間ぐらいでいやーいいゲームだったな!という良い感じのプレイ体験ができればそれでいいな思うんだけれど、このゲームはちょっと短すぎる。
1時間以内に概ねクリア、だいたい一通り遊んだかな?で2時間。に対してセール価格(購入時740円)は安くはない。
無料だったらね……気にならなかっただろうけれどね……。

満足度が足りない理由には、結局のところ何も答えとなる真相が明かされず、消化不良である点も強く影響している。全ての謎を完璧に解明する必要性は感じないけれども、でもあまりにも説明が何もなさすぎるし……。


そんなあなたの為に、The Stanley Parable: Ultra Deluxeのリリースが予定されている。

なるほど。

このタイトル、もちろんSteamで購入をする時に見かけていたけど、ただのHD化かな?て思ってたけど、そうじゃなくて家庭用移植を含めたリメイク&要素追加版だったんですね。

でもこれ当初2019年リリース予定だったらしいけど、今見ても2022年早期リリースってあるだけでいつ出るか全くわからない状態だけれども……。
出るのか?
出ても正直買うかどうかはわからないですが……。
チェックはしておこう。


The Stanley Parableと同じ作者が2015年にリリースしているThe Beginner's Guideも、The Stanley Parableみたいなプレイ体験のゲーム性らしいので、こちらもいずれプレイしたいかなっていう気に……なるんだけれども……みんなプレイ時間1~2時間ぐらいなんだよな。
恐らく、こちらに対しても同じような感想(面白いが今見ると斬新すぎない、プレイ時間が短くて割高、世界の背景や真相が解明せずすっきりしない)を抱くことになるだろうから、悩むところ。


ということで、Twitterやfusetterで軽く投げておしまいにしようかなと思ってたんだけれども、文字数が少なすぎるかなと思い珍しくnoteに熱く書きました。

トータルではあまり良くは言ってないけども、間違いなく面白かった作品。

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