GIGO
タロットカードを何に使うかというと
究極的には
錬金術と関連するものなのでしょうから
錬金術→「卑金属を金にする」等々のもの。
イコール
「未完成な人間を金っぽい人間にする」
つまり
究極の自己啓発
的な事なんだと思いますが
そこまで壮大な使い方はできないとして
日常的な活用法としては
何かしらの悩みやもやもやを
自分なりに
ふに落とす
いわゆる「整わせる」的な事をする
ための自己との対話、内観のツールとして使える
という事があると思いますが
その
ふに落ちる、
整う、
感覚の1つなのだと思いますが
私は
具体的なリーディングどうこう、という事と別に
1枚1枚のカードと仲良くなるきっかけとして
格言や金言、ことわざがカードにあてはまるとすごくスッキリして
そのカードへの親しみ感が深くなる。
という体験を何度かしました。
(もちろん1枚のカードのキーワードはもちろん多様にあると思うので
金言や格言がイコールカードの意味、
でという事ではなく
「通ずるものがある」ということを見つけた時のスッキリ感ということですが)
○「格言」
深い経験を踏まえ簡潔に表現したいましめの言葉
○「金言」
故人の残した、模範となる尊い言葉
○「ことわざ」
古くから人々に言いならわされた言葉
という定義のように
この
簡潔に、
というところと
古くから人々の間に伝わっている言葉
という事が
万人に共通するであろう経験や概念を端的に表したもの
という感じで
歴代の人間の様々な状況や潜在意識などを象徴化しているであろう
タロットカードと通じる所もあるんだろうなと思っていますが
例えば
ウェイトタロット大アルカナ8番の
「力」
のカードを見ると私は
『柔よく剛を制す』
という言葉
が良く想起されますし(くどいですが🙇その意味だけ!という意味ではないです!)
0番の愚者に関しては
もしタロットに馴染みがない方に一言でイメージを伝えるとすれば
『バ○と天才は紙一重』的な感じ
と言うしかないかなあと思っています
そんな中、
私の中で
『ソード4逆』
からイメージされることわざがなにかというと
正の主たるイメージであろう
『来たる良き時の為に、思考を止めて安全な場所でゆっくり休んで充電』
の、逆なので
まず、その休息が上手く働かない一例として、
忙しかったり刺激の多かった日の終わりなど、脳は興奮状態だったりしても
身体はそこまで疲れてないから眠れない
なんてときの何とも言えない不快な状態
思考がムダにぐるぐる回っている状態
それでなんかむやみにスマホを見ちゃってる状態
という時があると思うのですが
それを例えるなら
①GIGO状態
(garbage in garbage out)
(ゴミを入れればゴミが出てくる)
脳は、
昔の映画『マトリックス』のオープニング映像のように
止めなければ常に何か計算してしまうようなのですが
生産性のあるインプットをしなければ生産性のあるアウトプットを
脳はして来ない、
それを表現したワードのようです
もしくは
②『下手の考え休むに似たり』状態
がすごくしっくりくるなあと思いました、
というか
実際自分がそういう状態だったときに、何とか気を落ち着かせようと
タロットを引いた時に
当のソード4が逆で出てきて
その解釈例に
「生産性のある思考をしていない」
というのを見つけたとき
この『GIGO』『下手の考え休むに似たり』
が反射的に浮かんで
すごく
「そうだよねーーじゃあもう頭ぐるぐる止めよ」
と素直に納得し整った体験をした。
という備忘録です