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凍った湖に飛び込むAVANTO

ご縁よろしく十勝のくったり温泉レイクインにあるAVANTO施設にお邪魔した。

AVANTOとはフィンランド語で、要は湖に張ってる氷ブチ破っといたからサウナでアツアツになった後にそこ飛び込みなよ、ってな意味。

くったり湖はこの日も寒さよろしく真昼間でも−7度。常に冷凍庫にいる感じ。そして水温0.8℃。まー普通飛び込まないよね笑

テントサウナなどがズラッと並んでロウリュもしながら体感温度そして芯温を上げていく。そして汗も出てきてアチアチになったところでいざ!!

と、ここから穴の空いた地点まで雪で滑りやすい階段を降りる。これが意外に時間かかってしまう。あー暑いうちに入りたいのにー。階段を降りるたび飛び込む勇気と身体の熱が冷めそうになるのだか、強い気持ち!!でごまかして今度こそいざ!

躊躇してたら入れないので一気にザブン!

!!!

たぶん6秒くらい。もうそれは皮膚も脳も驚くレベル。かるまるで7℃の水風呂入ったことあるけど、もはや全然別物。寒いとか冷たいとかよく分からないけど、とにかく全身覚醒する感じ。

階段を伝って湖から脱出。くるくる回る名物メリーゴーランドの外気浴椅子へ。途中気がついたら滑って転んで指流血したが笑

一応予習してたので、パーカー羽織って足先にはタオルを巻いて外気浴。

あーー、、、ーーー、、、

ととのう。

今これを書いても皮膚が、あの感じを覚えて記憶を蘇らせる。

いつものサウナ水風呂外気浴なんだけど、それがいつもと違う次元のところでととのうというか。ちょっと表現が難しいのだけど。

短時間とはいえ、人間が本来なら生きられない環境に身を置く。

90度のサウナ。0.8度の湖。そして−7度の外気浴。それでも数分は外で寒さも感じず休憩できるのだから人間の生命力の潜在能力はすごい高いんだなと。

あーこれ書いてたら足先もあの感覚を思い出して今ピリピリしてる笑

冷たいから水風呂入らないという人も結構いるようだけど、もちろん血圧や心臓疾患もあるから自己判断自己責任だけど、フィンランドではなく北海道でこんな本格的な体験ができるのだがら、特にサウナ好きな人にはオススメ。ちょっと価値観変わるかもよ。

事前に誓約書も書くけど、AEDや湖に網張ったりと、ここの施設は安全対策にもしっかりコストをかけている。滑って転んだら絆創膏も巻いていただいた笑

北欧の文化を北の大地で味わう極上のととのい体験。氷が解ける前にぜひ。

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