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貸切サウナでスイートスポットを探る贅沢

お誘いを受け埼玉県のおふろcafe utataneに急遽遠征。高速道路を飛ばしてもらい22時過ぎに滑り込み。
誰でも入れるサウナはまた次の機会として相方と貸切バレルサウナ100分を申し込み。

受け付けのお姉さんが新人さんなのか、明るくて愛嬌あって可愛らしくて、そしてこの施設に全く詳しくない。こちらの質問には全て笑顔ではぐらかされ、「浴室の奥の方にあると思いますー、私も詳しくなくて、うふふ、なんか分かんなかったまた聞いてください」みたいな茶目っ気たっぷりで入り口から爆笑。愛嬌ある人って色々有利ですな。

さてバレルサウナ。露天スペースにズドンと鎮座。頑張れば4人入れるけど、まー2人でゆったりがベストか。サ室は85度程度。特に湿度は高くない。露天のお湯を汲んでチョロチョロとロウリュしていく。これこそがプライベートサウナの醍醐味だ。

ロウリュは湿度を上げて体感温度を上げることで暖まりを促進するもの。一度にザバーっとロウリュすると体感も湿度も一気に上がりすぎて身体への負担が大きいし、出たくなってしまう。

また、あまりやりすぎると石の温度が下がってしまう。柄杓の半分程度にお湯を汲み、どの石にも満遍なくチョロチョロとかけてロウリュ。これを何回も繰り返して徐々に湿度と体感温度を上げていく。これが最高に気持ちいい。

回数重ねてくうちに、あーココココ。この湿度体感が気持ちいいーー!という、好みのスイートスポットに出会う。そこからさらにもう一段上げていき、あとは瞑想。心地よく汗をかいて水風呂外気浴でととのえていく。

人目を気にせずロウリュ加減を調整。ストレッチで大きく体を動かせる。そしてプライベートスペースなので相方とサウナ談義も可能。黙浴社会になった今において、サ室で思う存分サウナ談義ができるのは新たな価値だ。サウナやロウリュの理屈をあーだこーだ話しながら体を暖めていけるあたり、料金を払う価値は十分にある。

この日は外気温も低く、5セットの個室サウナで完璧なあまみが噴出。帰りの車で爆睡。相方に感謝。

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