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700人の村がひとつのホテルに | 「地方創生」ビジネス革命 | 鳩田 俊平


こんにちは!
ゲストハウス開業の準備中の
サウナ大好き男子です。

今回は、嶋田 俊平さん著書の「700人の村がひとつのホテルに | 「地方創生」ビジネス革命」での学びをシェアです。

特に、僕が「印象に残った文章や文言」
拾ってコメントします。


つい先日ツイートした。

ほど素敵な本でしたので、紹介したいと思いました。

ただ、このブログでは伝えきれないので、小菅村ニッポニアについてもっと知りたい人は、こちらHPより確認ください。

小菅村とは

小菅村 源流の森 公式HPより
崖の家 1日1組限定の宿

食材はすべて、
旬のもの、地元のもの、
村の小生産者がつくったものを
とりそろえております。

源流の清らかな水で育った
川魚や山葵、季節の野菜や山梨の地物。
ここでしか味わえない
土地の料理を堪能できます。

地元の新鮮な野菜を使って料理ができる

村でとれた肉や魚、土から取り出したばかりの
野菜、とれたてそのままを、大切な人と手を取り合って料理し分かち合う。

「崖の家」は、そんな自炊スタイルのコテージです。

大地とつながり、地域とつながり、大切な人と深くつながる「食」の豊かを感じる体験ができちゃう。

手ぶらで新鮮な食材を堪能できちゃう


地域は「伴走」を求めている

私は起業とは仮説の検証だと考えている。
多くのクライアントの切実な思いに
接して、「地域は伴走を求めている」
という仮説を実証できたという手応えがあった。

顕在化していなかっただけで、多くの地域が明らかに「伴走」を求めていたのだ。

P49 2段落目

自分もクライアントワークを経験した時に
どうしても「納品」までがプロジェクト全体の
ゴールになっているなぁ、という印象でイマイチ
納得感がなく不完全燃焼していたことを思い出した。

マーケターの傍ら、SNS講師もしているが
そこでは「伴走」をコンセプトに実践に
落とし込んで、しっかりクライアントが
最後まで満足が行く「納品」のカタチを
とっている。

まず、地域の強みを生かした商品をつくる。商品ができたら、販路を探し、お客さんを連れてくる。そして、売上が増えれば、そこには雇用が生まれ
新しい産業としてまわり始める。

P49 3段落目

「地方創生」も同じで、資金が国から下りるだけでは全く完結せずその後の「人」「思い」「熱量」「仕組み」など、複数の要素がしっかり「並走」することで、人が動き移住に繋がったりすると思う。


「分数村民制度」という発想

分数村民ってコンセプトはどうかな。何度も小菅村に通ってくれる人は、三分の一村民、村の外から小菅村の仕事に参加したり、村づくり活動に関わってくれる人を二分の一村民と呼ぶのはどうだろう。

P70 3段落目

「はっ!」とさせられた発想でした。

話は少しズレるが、「ふるさと納税」が世間一般的に周知されているので、このコンセプトも今後大アリだと思った。

住民税や所得税を「モノ」と交換ではなくダイレクトに納税できることで、「半住人」として登録され、ふるさと納税では得ることのできない何かしらの「特典」がもらえるなど。

行政が用意した宿や住まいに泊まれたり、住民しか得ることのできない体験をすることができるなど。

ふるさと納税だけだと、どうしても「モノ起点」になっているのでもう少し「人起点」で納税できると人が動き、交流することだろう。んで、少し日本全国の都心一極集中を減速させることができないか。

どこかの偉い方がやってくれないかな。

「伴走」のフェーズと人材要件

伴走の3つのフェーズ

縦軸が入ってくるお金、横軸が時間として図示すると、初期はAのNPOフェーズ。この時期は地域の夢や想いに耳を傾けて企画書を作ったり、補助金の申請やクラウドファンディングを手伝ったりしますが、自分たちにお金が入ってくることはありません。

数ヶ月から数年が経ち、役場の予算をもらえたり、国の補助金や企業の協賛などがとれたりして、きちんとフィーをいただいて調査・計画や事業の立ち上げ準備ができるようになる。この段階がBのコンサルフェーズ。そして実際に事業を立ち上げて利益が出るようになる段階をCの事業フェーズ、と呼んでいます。

Bのコンサルフェーズは、コンフォートゾーンなんですよ。お金はもらえるし、提案するだけでいい。僕がかつてやっていたのも、このフェーズの仕事でした。

でも、ここだけやっていても地域にお金も事業も残らないんです。だから、きちんと地域が利益を生み出せるように事業フェーズまでやる。ただ、いきなり事業を立ち上げようとしても、地域の人に受け入れられず失敗することが多い。そこで、さとゆめではAからCまで全部やるんです。

POTLUCK yaesu 記事より

すごく時間のかかることではあるが、「信頼・信用」視点だと建設的でコンサルを受ける側としても安心できるなぁと思った。


ブランディングのはしごを登る

ブランディングのはしご

ケラーは、新しい商品やサービス、組織が顧客を獲得し、ブランド価値を得るためには、「認知」→「連想」→「反応」→「関係」という「ブランディングのはしご」を登っていくことが必要であると論じ、その「ブランディングのはしご」を上るための要素として、「ブランド・エクイティ・ピラミッド」を提唱してる。

ある意味、恋愛に似ているなぁと。
知ってもらって、気になって色々と妄想して、連絡に対して反応してデートしたり付き合ったり(関係)に至る。

要するに、「好き」になってもらうため = ブランディング。

"人起点"への方針転換

Local Business Incubatorのサイクル

Local Business Incubator
人を起点として、地域に事業を生み出す会社

人起点の方が、思いや熱がある人が0→1でスタートすると愛着が湧くし、資金も計画もあるのに人材が集まらない、みたいなことにならないと思った。

起業と同じ考えで地域に寄り添えると伴走しやすいのかな。

私たちは。その核となる人たちの思いや覚悟が熱源となり、持続可能な事業が必ずスムーズに立ち上がっていくはずだと考えていた。
"計画→資金→人材"から"人材→資金→計画"へと、まさに逆の流れに転換するのは大きな決断ではあったが、それはこれまで全国で様々な地域に「伴走」して、地域の実情を身をもって知ったからこそできることでもあった。

P177 6段落目

とても学びの多い一冊でした。

ぜひ、手に取って読んで見てください!




#小菅村
#ニッポニア
#さとゆめ
#嶋田俊平
#地方創生
#関係人口



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