椅子
サウナといえば、重要なアイテムが外気浴で使う椅子です。
一般的には、樹脂製のガーデンチェアですが…あれがベストアンサーだとは全く思っていないので、椅子選びにも時間をかけました。こだわりの「ととのい椅子」について。
まずは、ラウンジ(内気浴場)に置くものについて。私は断然ハイバック派、です。
首を後ろにあずけてもしっかり首が固定されるタイプのものです。某社のインフィニティチェアが人気ですが、大きさや重さを考えると非常に取り廻しが難しく、目新しさも無い点から、真っ先に候補から外しました。
数日間の検索の結果、価格とのバランスも良いHelinoxを選びました。
非常にバリエーションが多いHelinoxにあってもハイバックは2種のみで、カラバリが豊富なSUNSETに決定。サウナ棟のラウンジの置く6脚のカラーは敢えて不揃いにしてラフなアウトドア感を出しました。
次に選ぶ椅子は、波打ち際に置くもの。
これは更に軽量で折り畳んでコンパクトになるものが求められます。毎度は運んで撤収してを繰り返します。しかも、ビーチに映える、砂に脚が刺さって埋まらない、砂抜けが良い、など考慮するポイントも多いものです。
こちらもネットで検索を続けて見つけたのが、USのアンティークビーチチェアっぽい雰囲気があって、チープさも絶妙なもの。なんといっても驚くほど軽く、ビーチが本当に似合います。
錆が出ることは想定されるので、2年くらいで買い替えになるでしょう。
サウナ棟の周りには「空き地」があり、そこにも以前デッキで使っていた素晴らしい木製ベンチを再配置したり。
場所がたくさんあるので、外気浴のバリエーションには事欠きません。
最後に、サウナ棟屋上という最高の外気浴スペースに相応しい椅子を選びます。
こちらの条件は、多少の風では動かない重量があって、耐候性耐久性が高く、デザイン性も高いもの。理想は完全に寝られるベッドタイプ。
探すと10万円を超えるようなものしかなく、諦めかけましたが、ACTASとHELLY HANSENによるLandNormというコレクションに素晴らしいガーデンチェアがあり、即決。
こうして、椅子という「ととのう」ための重要な家具が決定しました。
この椅子の調達がギリギリ完了し、5月22日にプレオープンとなりました。
プレオープンといっても、工事は未完了で引き渡し前で、内装や電気関係の工事も一部進行しながらの営業です。
お客様にはその辺もご理解いただきつつ「無料」で、サウナをご利用いただきました。
オープンは6月16日。それまでに、まだやることはたくさん。
植物をたくさんラウンジに入れることを急に思いついて、そのコーディネートもお願いしなくて…。
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