見出し画像

【サウナ図解攻略】八王子 松の湯

どうも、ウェルビーを愛しウェルビーに愛される男、ササウナです。前回「稲荷湯」に続いてまたまた八王子からお送りいたします。八王子からだとバスで5分くらい。頑張れば歩いても行けます。私は歩きました。

▪️松の湯の死と再生

世の中のサウナブームと裏腹に、多摩エリアは銭湯過疎地域でして、八王子市内には「稲荷湯」と「松の湯」の2つしかありませんでした。八王子って60万人もいるのに銭湯2つだけ…。

そんな銭湯枯渇地帯八王子において、松の湯には廃業の危機が訪れます。理由は「経営者の高齢化」です。

でもまあ、なんか、「辞めないでー!」という署名がめっちゃ集まって、そんだら頑張るわいと奮起され、息子さんも会社を辞めて合流、そして今井健太郎設計事務所によって改築し、不死鳥のように蘇りました。

ここで今井健太郎さん出てくるの凄くないですか。スーパーヒーロー過ぎる。映画化するんじゃなかろうか。

▪️今井健太郎さんによる改装

今井健太郎さんがブチ上げたコンセプトは「時を繋げる銭湯」。「レンガ」「路面電車」「黒塀」のイメージを内外装に取り入れたそうです。詳しいでしょ?だって今井健太郎さんの本に書いてあったから。買ったから。

今春都内に爆誕、5サウナ3水風呂で都内リーマンサウナーの度肝を抜いた「サウナ東京」の設計をした同じ今井健太郎さんである。でも松の湯の方が4年近く前に健太郎さんに頼んでいる。八王子の方は「健太郎はワシが育てた」と調子に乗っていきましょう。

▪️2階の休憩スペースも強い

ところで、2階に休憩スペースがあり。無料で結構な量の漫画も読めるし、有料だがマッサージスペースもある。地元の小中学生がわんさか居た。私もここに住んでたらここに入り浸るな。

なかなか漫画のラインナップもシブ………

…….!!

スーパードクターKと、その続編のK2が揃ってるのがアツい!!

今井健太郎さんの「時を繋げる銭湯」ってこういうこと!?(ギュッ)(たぶん違う)

▪️電子マネーにも対応してる

券売機があるものの、万札しか手持ちがなかったので番頭に突き進み、2代目と思しき高齢の男性に両替を申し込もうと思ったところ電子マネーに対応してそうなマークと端末があったので「iDいけますか」と聞いてみました。慣れてなさそうでしたが、奥様も登場して「タッチしてください」まで到達することができました。なんかすいません。

私がApple Watchで決済して見せると「おおぉ〜!」「今それでできるの?」「最先端だ!」「初めて見た!」とご夫婦が騒然としました。

君…………

もう松の湯で電子決済はしたのかい?

まだだよなあァ

松の湯で初めてApple Watch決済したのはジョジョではない、このササウナだぁ!

と、ディオ様のようなことを思いました。

……さ、入りますか。

▪️図解 松の湯

こんな感じです

・洗い場

丸い鏡がついていて可愛い。好き。

・ぬる湯(たぶん炭酸泉)

ゆっくり入れる温度になってます。

・中温風呂

ジェット付き。地下水らしいですよ。

・露天風呂

露天風呂があるのがいちいち強いし、まあまあデカい岩を組み合わせた本格派のやーつです。しかもここが日替わりの薬湯を兼ねてます。すごすぎじゃない?八王子のサービス精神はカンストしてる?

・水風呂

15℃くらいと思われる。ちょうどよい。


・サウナ

そしてサウナは遠赤外線のやつで、テレビもついている。何らかのバラエティが流れて、ときおり誰かがクスッと笑う。このくらいがちょうどいい。

ゴボッ ゴボゴボ…

ん?

ゴボッゴボッ

えっ、何の音?

サ室の入り口付近から聞こえる…

ゴボゴボゴボゴボ…

もしかして、下水管のパイプに突っ込まれたスポーツマックスが居る?

スポーツマックス ジョジョ6部より

姉の仇であるスポーツマックスをスタンド能力で下水に流し込むエルメェスもどっかにいる?そのゴボ?

このゴボ

でもここは男湯…エルメェスは… あれ?エルメェスって性別どうだっけ?岩人間なんだっけ?

▪️ゴボゴボとガボガボ

混乱した私は水風呂を決めてから、露天風呂ゾーンにある整い椅子で我を取り戻すことができた。

普通に考えて、排水の音ということで良いでしょう。

でもなかなかないボリュームでゴボゴボが聞けて満足だった。

みなさんも他にないゴボゴボを体験したければ、松の湯にインしてください!

ちなみにですが、荒木飛呂彦先生はゴボゴボを使いますが、「ガボガボ」も使いますので覚えて帰ってください。アナスイが、ボヘミアン・ラプソディの攻撃を受けて口の中に石を詰め込まれた時は「ガボガボ」です。こればっかりは暗記するしか無いですね。ササウナからは以上です。

▪️参考
同じく八王子 稲荷湯はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?