【サウナ図解攻略】渋谷SAUNAS WOODS 2024.10
どうも、ウェルビーを愛しウェルビーに愛される男ササウナです。
本日は、渋谷SAUNASさんのWOODS側を再図解していきます。情報量多いし長いですが、ほうじ茶などを飲みながら最後までお付き合いくださいませ。
◾️図解攻略 渋谷SAUNAS WOODS 2階
・立ちシャワー
下側水色が更衣室からのドアで、入って右側に2つ、さらに奥の反対側の壁にもう1つ、合計3つの立ちシャワーがあります。「≠」みたいな形状の不思議なシャワーが。
・HARMAA SAUNA
フィンランド語で灰色を意味するサウナ。ライトグレーの内装でベンチが2段、左奥側にすごく深く座れる窪みがあります。寝れるまである。
円筒形のストーブにはオートロウリュも備えてあります。強い。いつもスッと入れるので、1箇所目で入りがち。
・VIHTA SAUNA
サ室内いっぱいにヴィヒタの束が吊るされたサウナ。半円形のストーブがあります。良い香りで満ちていて最高です。
3人定員でいつも人気なので入ったり入らなかったりなんですが、今回図解のために空いてる時間を狙って隅々まで見てみました。そして最奥の座席だけ背中側が広くなっていて、かつ傾斜がついていることに気づきましたッ…!
ほか二つは事実上あぐら一択なんですが、最奥なら背もたれ使って、寄りかかってのんべんだらりすることができます。
・MATALA
低い、浅いといった意味を冠された、寝て入るタイプの水風呂。ここも3人までです。銅製の丸桶もこのへんに置いてありますので、サウナ後流したり頭からかけたりもできます。照明が水面で反射され、天井でゆらめいているのが美しくて、天井見ながら寝転んでるだけで落ち着きます。
他、ウォーターサーバーや、ベンチもこのへんにありますので、3階に上がらずとも実はここでサウナ、水風呂、休憩が完成しています。このへんはLAMPI同様ですね。
でもまあ、上がるんですけども。3階。断固として。
◾️図解攻略 渋谷SAUNAS WOODS 3階
どえらい形してますが、分解して攻略していきます。
・KELO SAUNA
「木の宝石」といわれる希少なケロ材を贅沢に使ったサウナです。セルフロウリュ可能。木の香りが良くていつも人気。あと半円型のガラス窓が可愛いです。
ウィスキングプログラムのときは、ここ使えないのでご注意ください。
出て右のところに、かけ湯もあります。希少な植え込み一体型。
・SYVÄ
deepを意味するsyväという名前の水深145cmの巨大水風呂が、建物構造に対して斜めにありまして。しかも、上側から下側にかけて外壁も斜めにめちゃくちゃ高くなっていく造形です。
SYVÄを囲むように、壁面下側と右側に桶シャワーもついてます。左側にはウォーターサーバーも置いてある。
外気浴スペースも展開されてるんですが、段差の作りといいベンチの角度といい、非常に難解な作りになっています。ブツブツ言いながら段差を撫で撫でする不審者ムーブで出来るだけ身体で覚えました。違ってたら教えて下さい。
だいたいのお客さんは段差にそのまま座ってますが、木製の四角い椅子や、深緑の謎造形・謎素材のでかめ1人用ソファなどもあります。
どこに出るのか分からない、謎のドアもあります。こわい。
・TEETÄ SAUNA
右奥、荷物を置ける棚の先に、お茶を意味するTEETÄというサウナがあります。入口から小さな階段を登って、あぐらで座るとして5人がMAXかなという感じです。
茶室イメージで全体的に暗いです。ストーブは高火力のものが床面に低く埋め込まれ、一方で座面部分を高く上げて、でも天井は低い。まさに茶室のようににじり寄ってでないと移動できない構造です。
ロウリュするときは、上側、座面に組み込まれた丸桶にお茶が入っており(ほうじ茶とか)これを使用するので、とても良い香りがサ室に広がるのですが、部屋の構造上ロウリュの逃げ場がなくダイレクトに全身にアタックされて、てちゃ熱い。
お茶の香りが良い。熱い。良い。熱い、ああ!ってなります。
・TOOLI SAUNA
一際大きなサ室は「風」を意味しております。3段のタワーサウナでは毎日のようにアウフグースイベントがあり、さまざまな風が巻き起こっています。
実は今回、水曜レギュラーのあの方を目がけてやって参りましてね…
・スターアウフギーサー 鮭山 未菜美さん降臨
渋谷SAUNASオープン当初から、水曜レギュラー担当されている鮭山さん。世に言う「鮭ちゃん」ですが、近年のめざましいご活躍を拝見するに、ちゃん付けは畏れ多いので「鮭さん」呼びでいかせてもらいます。
実は「鮭さんが初めてSAUNASでアウフグースした日」、私は幸運にもこのTOOLIで風を受けたんですが、そのときは本当にたまたまフラッと入館で、受けられました。
で今回は、18:30回を受けようと思って17:45に入館しようとしたらとっくに完売しており、次の21:30回まで待つかぁと思ってサクラステージの地下にできたマックでまんじりと待ちまして。
2時間前から予約できるというので、19:31には入館したのに、この時点で8人目、定員の半分くらいになってました。恐るべし、天井知らずの鮭さん人気ですね。
さて、いよいよ21:30、鮭さんご本人ご登場です。
元気なご挨拶と合わせて、先日オランダで行われたアウフグース世界大会で世界4位だったことや、プロアウフグースチーム クロウゼン「のこのこ窪田」さんと新たなペアを組んで、さらなる高みを目指すという報告もありました。
「追っ鮭」と言われる、鮭色のフェイスタオルを持ったファンの皆さんに囲まれながら、私も万雷の拍手でエールを送りました。心から応援しています。
本日は、ハワイアン、フラダンスをイメージしたプログラムをやってくださるとのこと。
1人で舞っているはずなのに、タオルの使い方が巧みすぎてタオルとペアダンスしているかのような流麗さ。リズム感が抜群なのもそうですが、タオルの回転スピードがどエラい速い。要所で送ってくる風もしっかり強い。
私は両手で収まる程度しか見たことない鮭さんニワカ勢ですが、それでも見るたびに全く新しいプログラムを生み出す、アウフグースという枠に囚われないエンタメ発想には驚かされます。
普段よく見るでもなく、専門的なこともよく分からんのですが、まるでディズニーリゾートでショーを見たような「ええエンタメを見たな」と唯一無二の満足感があります。そして身体もばっちり発汗して気持ちいい。最高。
鮭さん、ありがとうございました。また来ます。
◾️渋谷から世界へ、サウナの良さを届ける
最近SAUNASに来てよく思うのは「海外の方が増えたな」ということ。前回、LAMPI編の最後に「文字で説明しないスタイル」について書きましたが、これは外国人の方々にとっても使いやすいポイントになっているのだなと実感しています。
建材やレイアウトの妙、湯船が無いことなど日本の温浴施設としては異端さを保ちながら、そのホスピタリティは間違いなく日本らしい優しさ、きめ細やかさが発揮されている印象。いつ来ても清潔で快適です。気持ちいいし楽しい。外国の方、増えるのも納得です。
鮭さん含め、名実ともに世界クラスのアウフギーサーまで擁する超強豪施設になってきましたが、これからもますます高みを目指していくのでしょう。世界に誇れる渋谷SAUNASさんを引き続き応援していきたいササウナでした。英語版の図解でも書いたろうかな。