![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/166128062/rectangle_large_type_2_7e39a75e37c918117c70b97d5a791b59.jpg?width=1200)
【温浴施設で過ごす】オープンから3ヶ月経った『キング&クイーン』を感じる
どうも、サシミンクです。2025年もよろしくお願いします。
サウナ黙示録のアカウントができて、2年以上が経過しました。あまりの速さにビビります。
長く記事を読んでいただいている方はお気づきかもしれませんが、我々2人でサウナに行く割合自体は少なかったりします。まぁ、各々仕事があり家庭があり、趣味があり...特に土日にサウナに行くなんて、片手で数えるほどしか行っていません。
そんな中、つい先日2人揃ってサウナに行くチャンスが巡ってくるという奇跡のような巡り合わせがありました。
『リリースされました』
『どっか行きましょう!』
これだけのやり取りです。
そんなこんなで何するか悩んだところ、『初の配信をしてみる』or『キング&クイーンの全体を堪能する』のどちらかになったので...
行ってきました、キンクイに。
オープン当初はものすごい混み方をしていたということでしたが、もう空いてるべ!と勢いで行ってきました。
これから『キング&クイーン』デビューすんべ!という方に参考になる記事にしてみようと思います。
◆小手指駅からキング&クイーンまで
まず、やる事は最寄駅に着くことです。今回は小手指駅から向かいました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/166197529/picture_pc_43069430bdcf41a6e19677d4f146e521.jpg?width=1200)
小手指駅はね、Fライナーも使えるので東急ユーザーにも優しいです。ほんと神。
小手指からは専用のシャトルバスが出ています。北口側にある目利きの銀次の前に迎えに来てくれるとのこと。おおよそ40分に1本のペースで来てくれるイメージです。
ただ、そんなうまく時間は合わせられないので、今回は徒歩で行きました。だいたい20分くらいで行けますね。(基本的には車で行く施設だと思います。)
キング&クイーンに行く途中には色々な店があります。韓国料理屋とか、魚市場、日高屋、かつやケンタッキー、マミーマートなど。中々に便利そうな場所です。ただ歩道はないに等しいのと、交通量が多い(国道463号)ので気をつけて進みましょう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168424269/picture_pc_651a5020afbdd58a82f467df63cdd835.jpg?width=1200)
しばらく歩くと、いきなりキングアンドクイーンがドーンとでてきます。個人的にはこんな広いところにソテツを植えたらクッソデカくなるぞ...
庭をサウナストーンのような生垣で囲んでいるのも面白いところです。写真の右側にはバルコニーのようなものが見えますが、ここは喫煙所のようです。意外と情報量が多い写真だと思いますね。
施設内には左奥に駐車場の入り口があるのでそここら入っていきます。いかにも人が入る用の入口があるわけではないので注意です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168425237/picture_pc_ff9f2d8717ce52a66678b9141f385dec.jpg?width=1200)
100メートル、まっすぐ歩きましょう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168426339/picture_pc_6396d9b89e97f818cf7612b130ae8d2a.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168426427/picture_pc_234af703339e342e3d9bff04b6e7e34a.jpg?width=1200)
◆まずは受付
ロビーに入ると広いロッカーがあるので、靴を入れそのロッカーキーを持って、自動のチェックイン機に向かいます。そこでどのプランを付けるかを選択していきます。
一つ、よく理解できてないのは屋上にあるテントサウナやバレルサウナを利用できるプランが選べなかったことです。チェックイン後、ゲートを抜けて目の前にタオル・館内着置き場と有人カウンターがあり、有人カウンターにてオプションを付けられます。
テントサウナとバレルサウナは通常の入館料+岩盤浴料に更に足す感じになります。チェックイン機では岩盤浴料まで支払えるので、そこまでは済ませておきましょう。
この辺の仕組みが分かりにくいので、もう少し何とかなると良いなとは思ってます。
館内着置き場もプランよって取るセットが異なるので、そこもわかりやすくなったら嬉しいです。
よろしくお願いしたい。
◆ブルースカイ/ザ・バルコニー
とりあえず、今回は前回の図解記事以上の情報を手に入れて帰るという使命もありましたのでね。
一階、大浴場併設のロッカールームで岩盤浴の着替えたら屋上に向かいます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168428835/picture_pc_f8a82f799ff4eeae041cdbf8983e952a.jpg?width=1200)
スカイハイ...どの名前が正解なんですかね。
さて、ここに入るには専用ののバンドをつけるのですが...
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168429045/picture_pc_b81bc4a55e4a41c54272111a95ed375c.jpg?width=1200)
最低でも3つはつけることになります。オオスギィ。他にも似た様なキーを付ける場所があったりするのですが、それは後ほど。
外す時、すごく腕が軽くなるのでおもりをつけて修行していたことにしておきましょう。多分はしゃぐのを阻止するための何かなんです。(適当)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168697372/picture_pc_69a51628fe1872347750b322fb12a521.jpg?width=1200)
目に入るのはたくさんのテントサウナですね。Amazonとかでも買えるアレかな?
私はテントサウナデビュー戦になったので、かなりワクワクしています。
特段、利用中かどうかわかる様な札をかけたりすることはなくテントの前にサンダルが置いてあるか?もしくは、窓から中の様子を覗いてみるしかないです。目があったら嫌だなぁと思いながら覗くしかないです。祈れ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168697373/picture_pc_425b04d3d8b40119dae5bcfbd8bf4b1a.jpg?width=1200)
空いてるテントサウナを見つけたら、入口にタオルバックを置きアロマ水を取りに行きます。
ライムの香りだそうです。強くは香らないですね。
・テントサウナ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168697371/picture_pc_d7358c315b98818a7487a164c1bc932c.jpg?width=1200)
準備ができたら、遂にテントサウナ内に入っていきます!下には簀子が引かれているので、安心感があります。丸太の椅子にライト。そして奥には電気式のサウナストーブですね。
思っていたよりテント内は熱いですね。しっかりテントの素材で断熱されていることが分かります。
では、せっかくなのでアロマ水でロウリュしますか...
アッッッツ!!!!
すげー狭い空間なだけあって、広がる速度が凄まじいですね。一回で充分です。ライムの香りはあまりしないのが少し寂しいですか、機械的に作ってるとなるとそんなもんなのかもしれません。
それはそうと、下で見た薪はここでは使われていない様子。あれはサウナ用ではなかったか。まぁ、素人が多い中で薪サウナやらすのは危険ですもんね...
・バレルサウナ
続いて同じエリア内にあるバレルサウナの紹介です。テントサウナよりも広く使え、寝そべるスペースもあるのが強みですね。テントサウナと同じく、利用中かどうかは中の様子見るしかないのは変わらずです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168697370/picture_pc_d6e5ba21509254488496641616573bae.jpg?width=1200)
中の雰囲気が超好きです。素敵だ...
当たり前ですけどこの木の感じは本当に気持ち良いです。手入れは大変だろうけどね。
マットが赤いのも珍しいです。ササウナ氏の話によればこのカラーは限定色だとのこと。マイサウナ作ると視点変わるんすねぇ。
ここも電気ストーブで、テントサウナと熱さは同じくらい。こちらの方が広くて座る場所も多いので大人数ならこっちかな。
天井板もあるので、ここもロウリュが隅々まで広がります。我々も寝転がりながらゆっくり過ごしました。
少し不安なのは、テントサウナにしろバレルサウナにしろ毎日使われることを想定されているのかという点。普通のサウナより寿命が短かったりするとなると定期的な入れ替えが発生したりするんですかね?儲けが出ているなら全然良いんですが。なくならないといいなぁなんて。
・ICEBOX
さて、クールダウンはどうするんだ問題ですが、これは最近定番に?なりつつあるクールダウン施設、アイスサウナがありますのでそちらに行きましょう。通称『ICEBOX』。
マイナス20℃とのことですが、室温がマイナス20℃ってわけではなさそうです。5℃とか?シングルくらいだと思います。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168697369/picture_pc_d227f799872d20a86a2f39314b3d8ffe.jpg?width=1200)
中はオシャレな感じ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168697368/picture_pc_78dcdb48449f931a11c9f370f213f34c.jpg?width=1200)
がっつり機械で冷風を出して冷やしてくれます。機械の音が凄まじいですが、ガンガン冷風が出てきて気持ちいいです。どっかで書いたかもしれませんが、アイスサウナは水風呂苦手な人でも気持ちよく入れると思うので、男女兼用タイプの場所では、もっと普及してほしいもんです。
このICEBOXでゆっくり過ごしてから外の椅子やハンモックで風に当てられるまでがセットですね。たまらん。
屋上にはこれ以外にも、サウナ関係なく休憩するためのテントやソファが数多く置かれているので、そちらでゆっくりするのもありでしょうね。(人が多かったので写真は割愛します)
◆岩盤浴エリア
さて、テントサウナやバレルサウナを楽しみきったので、2階に移動して岩盤浴コーナーや漫画コーナーを見て回ることにしました。まぁ、2人とも岩盤浴行くことは勝正さんのロウリュイベントがないとあまり行かないのですが…施設の解像度を高めるためにはいかないとですね。
岩盤浴は種類がいっぱいあります。一部の岩盤浴には二階層になっているものもあって面白かったです。はい。
・雪の岩盤浴
テンション上がったのは、雪の岩盤浴ですね。いや、岩盤浴なのか?これは。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168697218/picture_pc_bf79a97ebc3864197bb9ebd9b34a5038.png?width=1200)
岩盤浴エリアにあるクールダウンルームというのが正解でしょうね。大量の雪で冷やされている感じの部屋です。少し暗めの部屋に虹色の光が差し込み、独特な雰囲気が漂っています。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168697226/picture_pc_f2c235930e21ce2be9a5a7fd25e60611.png?width=1200)
氷山の上を見るといかにもな排出口が。ここから雪が降ってくるのかな??
……..
え、その瞬間見たいな?見たくない?
多分、一番興奮した場面かもしれません、こういうの大好きなんですよ。じいちゃんの家が家具の工場だったんですけど、でっかい機械とかが動いているのみるの大好きで、歳とってもかわらんのです。でっかいかき氷マシンみたいなもんなのかな???
でも、流石に営業時間中には見られないですよね….。見たことある人いたら教えてください。
・ドリンクケース(鍵付き)
もう一つ、感動したのがこのドリンクケースです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168697211/picture_pc_b013513f1e4dce68aaf8b54b11c4d91f.jpg?width=1200)
ようはロッカー形式でドリンクをおいておけるやつですね。これは便利ですよ。共有で使えるドリンク置き場を置いているところは多いですけどね、これは良すぎる。
まぁ、腕に着ける鍵は増えますがね(笑)
施設側としてはこれだけ鍵があると管理が大変そうですが、変なトラブルは減るのかもしれませんね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168697234/picture_pc_172bbfeee8e16a499a1ddb39c98c1e15.jpg?width=1200)
◆大浴場
図解記事は出ておりますので、こちらを参考にしてください。
この日は超混んでました。本当にびっくりするくらいです。ササウナ氏いわくオープンした日くらい混んでいたとのこと。まじか。
ちょっと疲れたんでゆっくり湯舟につかろうかと思いましたが、すべてギッシリ埋まってますね、人で。
一番空いているのがサウナというね。
7段タワーサウナはロウリュが強烈ということもあり人の出入りは多め。なのでサウナ待ちは発生しにくそうです。
ハーブサウナは本当に質の高い香りを楽しめます。窓から水風呂ひ飛び込む人々を眺めながら、一息つく感じです。
相方とも話しましたが、水風呂を飛び込む人たちを見守るために、ハーブサウナをここに設置したんじゃないかという話をしました。
飛び込むのはすっごく気持ちよいですが、一定の危険性もはらんでますからね。うまくシステム化されているのかもしれません。
もちろん、私も飛び込む水風呂体験してきました。爽快感はもちろんのこと、潜水できる気持ちよさもたまりませんね。皆さん前の様子を見ながら飛び込むタイミングを見計らっているので、意外と守られている感はあります。とはいえ潜っている間に上から飛び込まれても怖いのでね、早めに飛び込み位置から離れておくと安心できます。
全体的に見て、楽しさが勝る大浴場です!ぜひ行ってみてください。
◆サ飯
キング&クイーンの特徴としてサ飯の種類が豊富なことがあります。はっきり言ってどれにするか最も悩む施設ですね。これ食べるのが定番!みたいなのがないので。今回は2階にあるChef’s Collaboという実際にある飲食店とのコラボしているメニューを食せるところに行きました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168697259/picture_pc_c00af463caa2b9ff5aff03155cbee1e6.png?width=1200)
とりあえず深く考えずにマルエフを注文します。
さて何を頼むか…
どうやらピザは17時以降じゃないとやってないっぽいのと、飯田商店のラーメンは月火水曜日のみで、各30食限定らしく頼めなさそう…
となれば気になっていた新旬屋の黄金ラーメンを食べるしかないですね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168697255/picture_pc_01de19f3ac5e20f9070f8d1a34e170da.png?width=1200)
ザ・鶏のラーメンというほかない、上品なラーメンが出てきました。
さっぱりして透き通ったスープは鶏の強さを感じます。具材は鶏のひき肉になると、卵の黄身とネギというシンプルさ。
麺は細麺で啜りやすさばっちり。これが嫌いな人はいないだろうなという感じです。すごく食べやすい。山形に行かないと食べられないなぁと思っていたので嬉しい限りです。(山形出張をふいにした顔)
しかし、本当にサ飯の種類が多いのは強みですね。何かしらは気に入るものがあるでしょうし、キング&クイーンで完結するようになっているのは好印象です。
そうそう、冒頭で触れた薪の山について、おそらくピザを焼く用のものだと思われます。なんてったってピザ窯ありますから。ピザ窯で焼くから提供時間に制限があるんだなと。たしかに、これを朝から晩までやるのはキツそうです。ピザは次回だな。
次回に体験したいことが決まったので、帰宅することにしました。
◆総括
複数人で行くには、ものすごく楽しい施設だなという感じです!実際すごくよかったです。
うちのパートナーはサウナに関心あるけど1人でサウナ東京とかは行きにくいなぁという人なので、一緒に入れるサウナをなるとスカイスパやスパイアス、平和島の岩盤浴とかになるのですが、新しい選択肢が増えたなと。特にテントサウナやバレルサウナはゆっくり話しながら使えるので良いですね。個室サウナという選択肢もありますけど、異性だと使えないところも結構ありますからね。あと微妙な個室サウナもあって、良い所は混みがちだし...コスパよくいくならキング&クイーンは選択肢として並ぶかなと思います。
子供連れの人はゲーセンなんかもありますし、漫画もいっぱいあるし、休めるところもあるのでコスパ過ごせそうですね….!テーマパークとかと比較すればですが。
逆に1人でゆっくりしたい人はあまり向いてないかもですね。すごく混んでいるし、自分のペースで自由にやりにくい感じです。賑やかすぎるのが苦手な人も最近は多い印象なので、ここは好みになりそうです。平日なら空いているかもですが、確かなことが言えないので….。ここはあらためて確かめにいきたいところ。
1人で楽しむなら、混んでる中を小回りよくして入り込んでいくのが、やはり良いですね。贅沢にバレルサウナを使うといったのが優雅に過ごせるかなと。慣れてからが本番だ。
最後に、どれくらいの予算感だったかだけ記録しておきます。
大人休日入浴料 1100円
大人休日岩盤浴料 1200円
休日スカイハイ利用料 800円
レンタルタオル 300円
黄金ラーメン 1100円
マルエフ 650円
合計 5150円
こんな感じです。1日いて、最低限何か食べようとするとこんなもんかなと思います。岩盤浴外したり、スカイハイ外すともっと安いです。てか、入浴料だけなら休日でも1000円だもんな。安すぎる。
2025年もこれからですし、是非行ってみてほしい施設ですね。電車でも車で行けますから!まだ慣れてない中の過ごし方なので、いろいろ工夫の余地はありそうです。
雪岩盤浴やドリンクケースの工夫など、ほかの施設では見られないようなものも多くあるので、今後も進化し続けることは間違いなさそうです。また、ここはポイント制度もあり景品も豪華なので普段使いのスパ銭としての存在感も増してくることでしょう。入浴料だけなら1000円とかで済みますし。ポイントには交換権から景品まで広めです。これも良く準備されてます。
どこの施設も1年くらいたつと、安定した運営と更なる進化を遂げることが多いですから、今後も追っかけていきたい施設だと思います。
さらなるキング&クイーンの発展を応援しながら、また次回の記事でお会いしましょう!