【新サウナ図解】ウェルビー栄〜サウナシアター名古屋爆誕〜
どうも、ウェルビーを愛しウェルビーに愛される男、ササウナです。
2023年4月24日(月)、また一つ歴史が動いたんですけど皆さんキャッチアップできてますか?
◼️ウェルビー栄に新エリアができた
界隈の衝撃度でいうと、「ディズニーに新アトラクションが誕生」とだいたい同じ。先週末からAufguss Championship Japan(ACJ)が同じ会場で行われていたこともあってそれも話題だ。盆と正月が来てる。
私はウェルビー愛によって、会社員としての信頼・倫理・経費精算の透明性など、ほとんどなにもかもをかなぐり捨てて特攻しました。
そんでナニするかっていうと、アレしかないよね。
◼️図解 ウェルビー栄 3階新エリア「サウナシアター」
中央やや右の階段がラップランドとかのサウナのある2階からの階段です。館内着を着てから3階にあがりましょう。
館内の写真は公式をどうぞ。
◼️カフェスペースがエグい
今日は時間が無くて、メニューをサッと見ただけなんですが、美味そうなソーセージ的なもの、ホットドック的なもの、そして美味いビールことラピンクルタなどが頼めますが、すいません、ざっくり言って「だいたいサウナラボ名古屋と同じ」かと思われます。震えそうなほどオシャレなことと、なんかよく分かりませんが高低差があることが若干の狂気を孕んでますが、米田社長のやることですからツッコミ無用です。
「ていうか歩いて3分くらいでサウナラボ名古屋あるからそっちで良く無い?」
ヘイ!そういうマジレスすると、聞きつけた米田社長の超能力でお前ん家の寝室にikiストーブブチ込まれて常時90℃超えで安眠を失うぞ、黙ってろ。米田社長をナメるなよ。
◼️ワークスペースもすごい
今日は月曜の19時前というよくわかんない時間だったのと、初日だったのもあり正直誰も使ってませんでした。が、広い長テーブルにも十分なコンセント類があり、オンライン商談もできそうなブースも豊富で、「あっ、ここでワイの仕事完結できる」と感心しました。さすが米田社長!
「ていうかだから徒歩3分くらいんところにサウナラボ名古屋もあるんだから、働きたいんだったらそっちで良く無い?」
そういうマジレスを考える無粋な御仁は米田社長の神通力によって、90℃にされた寝室にさらに4℃のバキバキの水風呂も建設されて、安眠というか生命そのものが脅かされると良いし、ストーブとチラーの維持費で電気代高騰の煽りを頭のてっぺんから爪先まで喰らって爆散するよろし。
◼️サウナシアター名古屋がとんでもない
そして、サウナシアター名古屋である。
昨年横浜のスカイスパ 「サウナシアター」でサウナ界の至宝、鮭ちゃんこと鮭山未菜美さんの演技を拝見したことがあるが、演技のことは本旨ではないのでここでは割愛し、「シアター」部分を解説する。
横に長い長方形型でやや温度が低め(70℃くらいか?)と、巨大なモニターがあって、そこに映像を投影しながらアウスグースを受けることができる。
私も熱波師検定Bを持つ熱波師の端くれとして、プロのタオル捌きに感心するし、なにより「ただ暑い」だけでなく「ショーとして面白い」が魅せられるのがサウナシアターの良さだと思う。
で、「サウナシアター名古屋」である。
図解通り、綺麗な六角形をしたサ室は外周に沿って3段のベンチを備え、かつ中央には同じく六角形の巨大なサウナストーブが鎮座している。
お客さんがほぼ一定の方向にいる横浜と異なり、ほぼ360°全方向から見られることになる。前面だけで無く背面からも美しい演技が求めれる、非常に難易度の高いセンターステージである。
最初からおそらく80℃くらいあり、暑い。このあとパフォーマンスでロウリュで上がることもあって完走できるかちょっとだけ不安だが、ギリ大丈夫だった。さすがのコントロール。
そして特筆すべきはそのライティングと、音響である。
最近のおしゃれサウナでよくある、座面の下のところ、足元だけが光るのはまずカッコいいのだが、これらが音楽に合わせて複雑な色彩、挙動を取ることができる。また音響も大迫力であり、「シアター」の名に恥じない広さもあり、最大70人だそうだ。すっげ。
ちなみにスクリーンこそ「見当たらない」のだが、米田社長のことだから、どこかに隠してるか、普通に演目によって随時設定できるようにしてる気がする。油断できない。
今回は、19時の回、WAT(ウェルビー アウフグース チーム)所属のBAN &NONさんの演目を見た。先日の、ACJの予選を突破し、決勝が決まっている、海賊をモチーフにしたパフォーマンスを堪能させていただいた。
このお二人だ。かっこいいし可愛い。
エンタメ性も素晴らしかったが、何より自在に熱波タオルを操る2人の技巧に唸ってしまった。これが世界、か。
先々のことは知りませんが、とりあえず今のところ「サウナに入ってれば別料金とかは入らずに堪能できる」ので、皆さんも絶対入った方がいい。名古屋人が羨ましい。
「名古屋に観光地なんて無いよ。一駅電車に乗れば京都ってところに着くからオススメだよ」と名古屋の人は自虐ジョークをかますが、どうか今日からは名古屋のみなさん「サウナシアター名古屋がある」と、胸張って生きて欲しい。
◼️アイスサウナもある
館内着を着てるから余裕かなと思ってましたが、意外とすぐに持ってたタオルが凍結して壁面から取れなくなりそうな冷気で「これはヤバいっ!」と思って早めに出ました。あんな広くてあんな寒いのが静かにヤバイ。
樹氷になるかと思った。
◼️The end of the age
そういうわけで、令和5年のウェルビー栄 大改装を今回は堪能した。ウェルビー名駅を失った胸の大穴にシアターを詰め込んで、私たちは前に進まないといけないのだ。
一つのAgeが、終わりを迎えたことを、皆で受け止めよう。
そう、エイジの終わり…。
「店員さんすいません、いまいいすか」
「はい、なんでしょうか」
「あの、あそこにあった、板東英二さんのロッカー無くなってません?」
「え、ええ、はい、まあ、そうですね」
「うそ?結構前ですか?」
「今回の改装の時なんで、3ヶ月前くらいですかね…」
「どうして…!」
絶対に忙しいであろう店員さんを私は鬼詰めした。
「ねぇ?なんでですか?なんかあれですか、ロッカー作っておいても、あんまり来ないから、とか…?もう結構お年ですし」
「いや、はあ、まあ、ていうか、僕は正直言って見たことは無いですけどね…」
「えっ?『ここが大好き』『ここが大切な家』なのに…?そんな…」
店員さんが困っているので、私は千々に乱れた心を整えて、こう振り絞った。
「また…また来てくれると良いですね、板東英二さん」
「そうですね。あの、お客さんも、また来てくださいね…!」
板東英二さんの健康長寿と、WATの皆さんの活躍を心よりお祈りしながら、そしてウェルビーを愛し、ウェルビーに愛されていることを確認して、私は栄を去ったのだった…。
帰りの新幹線でゆで卵を食べて、少し泣いた。
改装前から変わらぬサウナの図解はこちらもどうぞ