【サウナ図解攻略】品川サウナ
どうも、ウェルビーを愛しウェルビーに愛される男、ササウナです。
本日は、2024年6月24日にグランドオープンしたばかり、東京都品川区、大井町駅から徒歩すぐの「品川サウナ」さんに訪問しまして、なので図解もしていきます。
◾️入館方法など
1階で靴をロッカーに入れて受付、機械による退館時精算です。
宿泊もできるのか、アツいな…。
じゃ、図解しましょか。
◾️図解攻略 品川サウナ(2階)
中央の水風呂あたりの造形が変態的すぎるので、がんばって立体図解しました。
まずそもそも、更衣室からの導線として「入口」と「出口」を分離してるのが一工夫で面白いですね。ありそうで無い。
・洗い場
洗い場からしてそうなんですが、全体的にかなり暗いです。シャンプーとかは良いやつがあります。英語書いてあるやつが。
座るところと、立ちシャワーと、あります。
・荷物置き
これは図解上、下側部分、更衣室に面した壁に「ロッカー番号に呼応した」小さな棚がついてますので、持ち込みの飲み物やサウナハットなどを収納可能です。こういう気遣いすごいな。
・サウナ -KUU-
2つの円筒形サウナストーブを擁する、3段タワーサウナです。
特筆すべきは、ストーブの高火力もそうなんですが「造形」です。
1段1段が、高い。
たぶん5-60cmくらいあります。なので3段目はもう落ちたら危ないくらいの高さ。
そして暗さによる没入感がまたすごい。
高低差によって、おのずと温度差もエグいことになっており、長く入りたい方から、短時間で最大限熱くなりたい方まで対応可能です。すごい。
よく見ると床にも傾斜がかかっており、熱気や蒸気の行き渡り方にかなりのこだわりを感じました。こだわりすごいな…
・サウナ -ZEN-
さらに、お茶を使ったセルフロウリュができる方のサウナもあります。こちらは2段ベンチ部分と、半個室部分があり、どちらも座面は畳になっています。半個室の方はシャワーもついてますんで、汗をその場で流すことも可能。なにこの機能…
・3段水風呂(リトルマーメイド)
これまた、どえらいものを作りましたねというお気持ちですが、中央にそびえるタワー型?の水風呂。その名もリトルマーメイドというそうです。15℃くらいですかね。
これまた、1段の高さがエグい階段を登らされ、天井もこの周りだけ底上げされてるくらいの高さまで登ることになりますが、そこからようやく着水。
深さが手前(図解 上側)から奥(下側)にかけて3段に分かれており、最深部は水深1.4mくらいあると思われます。ビル構造上、床下には掘れないので高さでカバーした感じでしょうか。首までスッポリと入る。なんという効率的なクールダウンシステムよ…。
あと図解上再現しませんでしたが、白いLEDみたいので水風呂内がぐるりと照らされていて、おしゃれです。
もっかい図解出しますね
・強水風呂(シングル)
3段水風呂の上側に隣接する形で、一桁台、いわゆるシングルの水風呂も完備されてます。こちらは水底が赤いLEDで照らされて、こちらもおしゃれ…。
・寝れる水風呂(不感リクライニング)
これまた面白い感じなんですが、温度的には30℃くらいですかね、体温に近づけて長く入っていられる不感温度ってやつ。なんですが、それに「寝て入る形」になってるのが一層面白い。浴槽の底が浅く、斜めになっていて、置いてあるプラスチック製の枕を使うと顔面だけ水面から出す形で、寝たまま入ることができます。
これは…!いいぞ!
3つの水風呂を使えば、最近流行りの「温冷令交互浴」どころか、「温冷冷冷交互浴」さえ可能です。
・休憩室(Night on the planet)
上階にも立派な外気浴ゾーンがあるんですが、この階にも休憩スペースがあります。こちらもかなり暗くなってます。暗いと、おのずと静かになりますわな。良い!
・アウフグースえぐい
アウフグースも、夕方から1時間単位で開催されておりました。私たちもとりあえず行きました。
訪問時は、刈り上げが眩しい気合いの入ったお兄さんが、尾崎豊さん「15の夜」、横浜銀蝿さん「ツッパリハイスクールロックンロール」、チェッカーズさん「ギザギザハートの子守唄」という、お兄さん若そうなのになんでこんなん知ってんすか、なんですが、まあそういう選曲のアウフグースでした。
お兄さんは鬼神のごとき運動量とバッチリのリズム感でタオルを振ってくれ、控えめに言って死ぬかと思いました。そしてあの高温下においてあの運動量。お兄さんが死んじゃうんじゃないかと心配しました。
(でも、あとで更衣室で再会して、爽やか&元気そうでした)
若いって良いわねぇ。と心の中のBBAが思わず言いました。
◾️図解攻略 品川サウナ(3階 Heaven)
ということで、上階行ってみましょうか。
床は全体的に板張り、外壁も木になっています。屋上でもあるので空が見えて、視覚的な開放感も、風の抜け方もめちゃくちゃに良いです。
・寝ながら入れる露天風呂
温度は40℃前後あるみたいですが、先ほどの不感リクライニングと同じ要領でプラ製枕を使って寝ながら入るスタイルです。駅前で明るいし、星はアレですが、夜空を見ながら入れる露天なんて最高ですな。
・壺風呂(信楽焼)
壺風呂は季節によって温度を変えるそうですが、7月は20℃台になってると思われ、水風呂代わりにサッパリ入れてとても良かったです。
・多彩な外気浴スペース
いやすさまじい。インフィニティチェアもあれば、アディロン的なやつも、フラットに寝れるやつも、畳まである。
外気浴スペースとしてここまで高密度なのはちょっとすごいですね…。
◾️都心型サウナ&カプセルの最前線
駅チカですが、面積的には広くはない物件を、「通路を極限まで狭くしてでも広いサ室を作る」だけでなく「高さ」までフル活用して、とことんこだわってのをヒシヒシと感じました。全体暗い&高低差すごいなので、初見メガネの方はコンタクトしてった方が良いかもです。
サ室、水風呂、休憩と緊密な導線。客としては嬉しいですが、これ清掃とメンテは大変だと思います。
なのに、60分980円。
良心的を超えて「お金とか、要らないのかな」と心配になる価格設定です。神か。
既にめちゃくちゃ混んでる、完全に流行ってるのにドヤ顔で言うことでもないですが「これは流行る」と思いました。そしてまだまだ進化、もっと最適化していきそうです。
これはいい。これは推せる。
なので「大井町サウナじゃね?」とか野暮なことは言わずに、精一杯応援しよう。そう星空に誓ったササウナでした。