【サウナ図解攻略】大宮 おふろcafe utatane
どうも、ウェルビーを愛しウェルビーに愛される男、ササウナです。
本日は埼玉県さいたま市大宮区、電車だとニューシャトルの鉄道博物館駅から徒歩10分くらい、おふろcafé utataneさんを図解攻略します。
入館は靴箱のキーがそのまま決済キーになっているやつですね。タオル、館内着はフロントで受取になります。退館時決済です。
◾️カフェとして規格外に強い
カフェ部分、とにかくおしゃれ。映えます。人がたくさん居すぎてここしか撮れませんでしたが、どこを切り取っても劇的におしゃれでフードも美味しそう、女性グループや男女カップルが多く、スーツ着てるおじさんは多分私だけでした。
漫画も、ワークスペースも充実、なんなら貸しボードゲームなどもあってモノポリーとかジェンガなどに興じる若者たちもいたりします。
いかんせん可愛い館内着の女性がひしめいていて落ち着かないので、真っ直ぐ入浴しました。
◾️図解攻略 おふろcafé utatane 男湯
・全体構造
下側が入口で、図解通り上側に行くにつれて横幅が狭くなっている作りです。ガラスの向こう、床が灰色のところは屋外です。
こうして俯瞰で見ても「浴室内にサウナ小屋がある」構造はインパクトすごいですね。天井がめちゃくちゃ高いから為せる技。
細かく分解して解説します。
・入口付近
この下側が更衣室、上に向かう右手にアカスリがあります。特筆すべきは右側の「棚」です。
ここは月替わりで「浴室で読んでいい漫画」があり、8月はブルーピリオドとかの良い漫画がありました。サウナではダメみたいですけど、外気浴しながら読んだりするもののようです。画期的。
他、入って正面左手には給水機、正面に掛け湯、右側奥に個室立ちシャワーなどあります。
・洗い場
洗い場ゾーンはいくつかあるんですが、この図の左側のところは本来洗い場だったところを封鎖してインフィニティチェア×3が置かれ、休憩スペースになっております。こういう臨機応変さ、ニクいですね。
・うたたねの湯、電気風呂
中央に鎮座して、真ん中あたりからグングンにジェットも吹き出す大浴槽が「うたたねの湯」。海中イメージの一環かと思いますが、真っ青な入浴剤が入っていて涼しげでした。
左上が「電気風呂」と書いてあり、まあ、はい、シビれます。あばば。
右上の方が人気なんですが、フィンランド語で「sähkö」、サハコという発音でだいたい良いんでしょうか、これは電気という意味だそうで、つまりこれも電気風呂、しかも4つのアクション「押す、揉む、叩く、ソフトタッチ」が繰り出されます。
えっ、ソフトタッチ?
漫画サ道で読んだんですが、フィンランドには基本湯船が無いはずで、なので電気風呂も無い、あれは日本独自のものなはずなのに、なぜサハコ?
私の心には色々な混乱が生じましたが、とりあえずエイヤで電気を浴びておきました。シバビビビでした。ソフトタッチとは?!アババ…
まあ、逆輸入寿司、カリフォルニアロールみたいなもの。アレはアレで美味い。ということで私はいったん納得しました。
・ジェットバス、エステ風呂
背中から腰にかけてグングンにジェットを当てられるお風呂が、上側のやつです。
で、左側のやつが「エステ風呂」。水深120cmとかなりの深さのお風呂は、やはり腰くらいの深さにまあまあの強さのジェットを伴っております。エステと書いてあるので美しくなったり痩せたりするんかな、と期待して一定時間入っておきました。気持ち良い。
・イズネスサウナ
メトス社の高火力オートロウリュ搭載サウナ、「イズネス」が鎮座したサウナ。テレビもある。
部屋は広いですが、イズネスのパワーでどこもアツアツ。男湯は毎時00分のオートロウリュでさらにアッツアツになります。さすがのパワー。
・サウナコタ
köta、フィンランド語で「小屋」みたいです。温浴施設内にサウナ小屋を建てる暴挙、最高です。
足場の形状暗記に脳内短期メモリを費やしてしまい、小屋の方がうろ覚えで。小屋の壁が水色だったのはハッキリ覚えてるんですが、屋根の色が分からなくて…。夏…。
とりま勘でピンクに塗ったところ、限りなくムー⚫︎ンの家みたくなりましたが、大丈夫でしょうか。
で、肝心のサウナ小屋内がどうなってるかっていう話なのですが…さらに天井と、右と手前の壁面を除去した図解がこちらです。
入って右側にベンチ、真ん中に高さのあるサウナストーブ、左側から階段を結構登れて、2階にもベンチあり。ここの、天井の梁から長ーいラドルがぶら下がってまして、同じく2階にあるバケツから下のストーブにロウリュを決めることができます。
こんなん、気持ちいいに決まってるよな。と思いながらロウリュしまして、案の定気持ちよかったです…。
庭を保持する人は「この小屋、うちに建てたい」と誰しも思うんじゃないでしょうか。
…いくらでやってくれますか?
・かけ水、水風呂
サウナコタのすぐ隣には掛け水用の大きい水瓶と、手桶があり。さらに下に行くと、白くて広い水風呂があります。8月現在はここも海中っぽく装飾が施されて涼しげ、水風呂ゾーンは天井が低くて、また違う趣があって良いです。大きい椅子もあるので休憩もばっちりです。
・露天風呂、外気浴スペース
ここまで解説した分で温浴施設として十分魅力的だと思うんですが、ダメ押しで屋外スペースがあります。
露天風呂は、「白寿の湯」というところから持ってきたお湯。ナトリウムが多く、保温だとか疲労回復に良いそうです。左端の方に、打たせ湯が出そうで出ない謎の崖があります。
あとは、屋根付きの大きなテレビがあって、のんべんだらりと見れます。
屋外全体的に外気浴スペースにもなっていて多彩な椅子があるんですが、私のおすすめは右側に3連で描いたやつです。これはお尻の中心部分だけが空洞になっているアミアミの1人がけソファで、座った感覚が面白い上に、曲線の脚が付いている関係でゆりかごのようにスウィングします。浮遊館。
サウナコタを中心に醸されるおしゃれ感に微かなアウェーみを感じていましたが、屋外のこのスペースはおじさん達が湯船にゆらゆらしながらニュースなんか見てて、和みます。
「僕はここにいてもいいんだ!」
と碇シンジ君的な感慨を得られたところで、おふろcafé utataneさんの解説を終わりにします。
悲しいかな、可愛い館内着のお姉さんたちよりも裸のおじさんが大量にダレている光景の方が心理的安全を感じるようになってしまった、悲しき温浴施設モンスターことササウナがお送りしました。
それにしても、前来た時は屋外スペースの右上のとこにバレルサウナが置いてあったような気がするんだけど…
気のせいか?
…おや、誰か来たようだ。