【サウナ図解攻略】ウェルビー福岡 2024.11
どうも、ウェルビーを愛しウェルビーに愛される男ササウナです。記念すべき100本目になりますサウナ図解攻略は、2024年11月7日にリニューアルオープン、サウナシアターなど色々改装されたウェルビー福岡さんに挑戦いたします。
場所は福岡県福岡市博多区。博多駅からだと徒歩10分、櫛田神社前駅だとほぼ直結です。
愛ゆえに今回死ぬほど長いので、350ml缶2本程度の飲み物と柿ピーなどお好みのおつまみ、お茶うけをご用意ください。
◾️図解攻略 ウェルビー福岡 浴室全体
下側を入口にしてみました。それにしても、やばいくらい広いですね。
「1日で全制覇するとしてどう行くか」の観点で図解します。
レストランフロアに、水が飲めるところがありますので、まずMAX飲んでおいてください。レモンとか入ってる良いやつがあるので。
0. 入口
大幅な改装があり、男子ロッカーの日帰り利用やカプセル宿泊側からの入口はこんな感じになってます。「sauna」側は良いとして、「sauna theater」は男女共用プログラムが多いので、サウナパンツを必ず履いてから入りましょう。このドアとドアの間くらいにオレンジのサウナパンツ棚があります。
では、まずはsaunaゾーンから突撃しましょうか。
入口付近からガラスが使われてて抜け感があって良いですなぁ。
1. 歯ブラシ、カミソリ棚
歯ブラシやカミソリなどがある棚があります。歯を磨きましょう。歯ブラシに既に歯磨き粉がついてるタイプで、親切。
2. 洗い場
洗い場は良いシャンプーなどがありますのでまずは全身キレイにしましょう。
3. かけ湯
出ました新アトラクション。
「湯船」「山」「休憩スペース」など様々な過去を持ついわくつきのエリアです。
とりあえず、四角く囲われた「かけ湯」。これはかけ「湯」と私は思ってます。
かけ湯して、心を落ち着けて、情報を整理しましょう。
4.「40℃の水風呂」
「40℃の水風呂」というパワーワードに対して各種SNSが騒然としましたが、それに対するウェルビー公式の力強いアンサーがこちらです。私の周辺でも「は?!」「お湯じゃん」「お風呂じゃん」などと心無い声がいくつか上がっていたので、様々な方法で黙らせておきました。
でも、実際のところどうなんでしょうか。
こういうのは自分で入ってから、評価したいですよね。
ちゃぷり…
ほーん。
ほんほんほん。
あったかいねぇ。
これって、水風呂というか、とっても良いおf…
と、あやうく疑いかけましたが、壁のところに、ちゃんとしたプレートに明朝体的なフォントで「40℃の水風呂」って書いてありました。
なるほど、じゃあ水風呂で間違いないですね。
ちゃんとしたプレート×明朝体ですから。
はっきり書いてあるから。
そしたら、そうでしょう。
疑いの余地、無いでしょう。
ねぇ?
5. 森のサウナ
40℃の水風呂で軽く温まったところで、本気出していきましょう。コロナ禍に爆誕した、「森のサウナ」です。まずサウナ部分ですね。ベンチが両壁にありますのと、セルフロウリュもできるサウナストーブがあります。温度も湿度も大変気持ち良い。
しかし、このサウナの最大のポイントは…
6. 森のサウナの水風呂
部屋の中にそのまま水風呂があるということですね。熱効率とか電気代とか考えると絶対に頭がおかしいですし、実際に使ってみると「普通に頭だけ熱くてめっちゃムズい」となります。
森のサウナという牧歌的な名前に反して、適温の場所がどこにも無い。熱いか寒いかしかない。
「えっ?新しい地獄なの?」
というお気持ちもなくはないのですが、そこはまあ郷に入れば郷に従え、深く考えずにウェルビー福岡に来たからには森のサウナに一度抱かれてください。この程度の狂気にひるんでいると先に進めません。
頭に入念にかけ水などをすると比較的快適に入れますよ。
7. 外気浴
これもなにげに新基軸なんですが、強水風呂とメインサウナの間のドア、解放されると外階段に繋がってるんですね。
ここが開けられていて、かつ木製のすだれが掛けられていて視線は入らないようになってますけども、外気は入ってきます。つまり正真正銘の外気浴ができます。
そしてここに鎮座する、木製の丸いスツールですよ。
なんかどこかで見たような…
「あっ!これ、こないだIKEAで買ったぞ!!!」
ということに気づいて、小躍りしてしまいました。ササウナ家にもあるやつ!
こうなってくると、座るたびにウェルビー福岡を思い出せるという点でウェルビーマニアの方には必携と言ってもいいでしょう。やばい、IKEAが混む。
マニア以外の方にもおすすめで、3,000円しない割には非常にしっかりしたアカシア材が使われ、組み立ても結構簡単です。安定して座りやすいし、シンプルなデザインながら座面に空いた穴のワンポイントも個性があり、色んなインテリアにも合います。
別に、IKEAの回し者ではありません。
8. ハーバルスチームバス
かつてアイスサウナがあったあたりに爆誕したのが、ハーバルスチームバス。天井付近に鉢入りの植物が仕込まれ。そこから蒸気も出るのかな?部屋全体に良いハーブの香りが広がってます。スチームバスなのでじんわりとした優しい熱さ。塩が入った壺もありますので、じんわり汗をかいたら塗りこんでいきましょう。
そんで出る時はシャワーやら水桶やらあるので、塩を流しましょう。
9. 立ちシャワー
おしゃれな立ちシャワーがありますので、残った塩と、全身の汗をよく流して
10. ベンチ
ハーバルスチームバスの側面に沿って伸びる長いベンチに腰掛けて休憩です。このベンチ、ちょっと長すぎてシャワーゾーンに若干はみ出てます。
まあ、はみ出るくらいがちょうど良いんですよ。人生。知らんけど。
11. 給水、サウナマット&パンツ置き場
いよいよ本丸、メインサウナに向かいますがその手前に木製の箱があり、ダークブラウンのサウナマットか、あるいはオレンジのサウナパンツがありますのでお好きな方を取りましょう。
ここに給水機もあるので、メインサウナに備えて再度フルパワーで水を飲んでください。
壁に、巨大なラドルもかかっていてかっこいい。メインサウナでアウフグースのとき使ってるやつでしょうか。
あと、プレミアムルームとかペフメアとかで泊まる場合はこのへんに専用更衣室と入口があります。昔はここが全部の入口でしたねぇ。
12. メインサウナ
いやほんとすごい形してますよね。
入り口からやや上り坂になっており、レンガの柵の向こうに2基のサウナストーブ。
進んで右側に一段登って、さらに上側、下側と段が続いています。
全体的に天井が低いのですが、それだけでなく不規則に天井がさらに低い部分を設けられたりして。それでいて座席の下方は空洞になっていたりと、おそらく熱と空気の循環、しっかり温まると苦しくならないが両立された、奇跡のウェルビー設計かと思われます。
とくさしけんごさんの素敵なBGMも流れていて、この部屋自体の薄暗さも相まっていつまでも居られる心地よさに満ちているんですよ。
サウナシアターもありますけど、こちらのメインサウナでも割と頻回にアウフグースイベントもやっています。
前述の通り天井が低いので、より創意工夫を持ってタオルを仰ぐ様子が間近に見られて、これはこれで良いものなんですよ。
13. 強水風呂
しっかり温まった後は、10℃を軽く下回る強水風呂でしっかりクールダウンしましょう。頭を特に冷やすと良いですね。桶とか、あるのでかけましょう。
くわぁー!つめてぇー!効くぅ!
14. 山
いまや「40℃の水風呂」の一部になってしまった感がありますが、この謎の山、座るとちょうどよい休憩スペースにもなりますので、ここで一息つきましょう。
座面、めちゃくちゃ硬いので尻が痛くならない程度に。
15. からふろ
1人用セルフロウリュ搭載サウナ、ウェルビー系列において「からふろ」と呼ばれるこれも今回の改装で大幅パワーアップしてます。
まず、入口右側に緑と白のなんかあると思うんですが、ここを見ると空いてるのか空いてないのか、入ってる人がもう出てくる時間なのかどうなのか分かるようになってます。中に人感センサーでもあるんでしょう、前は手動で「空」「満」とか表示させてた気がするんですが、このオートメーションは地味にすごい。IoTですわ。
肝心のサウナも、横になるに十分な広さだし、セルフロウリュはもちろんですが、サウナストーブの上にハーブが入った円盤上のカゴもあるので、香りまで抜群に良いです。最高ですね。今夜は帰りたくない。
16. 水風呂
ふたたび「強水風呂」か、「森のサウナの水風呂」かでクールダウンしてきてください。「40℃の水風呂」でももちろん良いんですよ。
それにしてとウェルビー福岡、水風呂3つに増えたのに「普通の水風呂」が相変わらず無いのが狂ってて最高ですね。
17. 休憩スペース
この休憩スペースがすごいんですよ。板張りの床の上に、最先端のいわゆる「ととのい椅子」がたくさんあるのもすごいんですが、その周辺もすごい。
さすがに図解がごちゃつき過ぎるのでやめたんですが、この部屋の上側と下側に結構おおきな木があり、さらに天井付近に吊るされた梁?からもいろんな植物が垂れ下がっており。ここで寝そべると、まるで森林浴のような異次元のリラックスを味わうことになります。
椅子を洗う水道、桶、ラドルもあるし。下側には使用済みのサウナパンツとかを放り込むカゴもあります。
導線に何の無駄もない。すごすぎる。
これで概ね「男性用サウナ」部分は図解しましたが、続いてウィスキングゾーンも入ってみましょうか。
18. ウィスキングサウナ室
ウィスキング自体は当然別料金かつ予約制になりますが、やってない時は普通に入れるようになっています。
大柄な男性でも余裕を持って対応できるようなゆったりしたサイズのベッドに、火力十分のサウナストーブ。ここだけ切り出して貸切個室サウナとかにしても良さそうですね。まだ木材が新しくて木の匂いが良い。ウィスキングまたやりたいなぁ。
19. 水風呂
またなんらかの水風呂でクールダウンしてからの…
20. ウィスキング用休憩スペース
ここはここでシンプルな風景でゆったりすることができます。最高だなぁ。
続いて、大変長らくお待たせしましたがようやっとサウナシアターの解説したいと思います。飲み物無くなった方は買ってきてくださいね。
◾️図解攻略 サウナシアター福岡 男女共用
21. シアター前 給水機
このゾーンは右側(レストラン側)からも入れますが、男女共用ゾーンなので必ずオレンジのサウナパンツを着用してから行きましょう。女性の場合はサウナラボのやつですかね、ポンチョを着用することになります。
給水機がありますので、ここでまた限界まで水分を蓄えて、戦いに備えましょう…
22. Sauna Theater FUKUOKA
ちょ…すごすぎぃ…
およそサウナシアターを名乗る施設に、横浜スカイスパさんも、ウェルビー栄さんも、サウナセンター稲荷町さんも訪問しまくってますが、福岡にこれを作ったというのがまず、すごい。
この扇形の広がりもまず面白いですよね。1段目が10人くらい、2段目が13人くらい、3段目は奥行きもあるので15人くらいはいけそう、40名弱が収まる。すごい。
私が行った日は、九州の3施設合同イベントをやっていてめちゃくちゃに盛り上がってました。メインサウナと違い、天井も高く広々とタオルも振れるし、投げられるし、なんなら複数人で並んで演技することもできてすごい。
そして、福岡の唯一無二なポイントは「光」ですよ。
ここで天井を見てみましょう。
ガラス張りの天井の向こう側に照明システムが埋め込まれています。大きな固定ライトが左右に3つずつで計6つ。ここもカラーを変えることができます。
白にして、6つ全部つけると「えっ?晴れた日のお外?」と思うくらいまで強烈に明るい。ものすごいパワーです。
そして真ん中の動く制御盤の中で、くるくる角度を変える変幻自在なライトが4つ。これらがカラフルに目まぐるしく輝くことで、この上ない演習効果があります。
そしてブラックライトも別にあるんですが、私が注目したのが「サウナストーブ用固定ライト」ですよ。
ご覧の通り、円筒形の巨大ストーブ以外に、実際にアロマロウリュを行う2つのストーブがあるのですが、ここが専門の照明により赤くライトアップされたり緑にライトアップされたりするんですよ。
で、そこからじゅわわーと蒸気があがります。
こんなとこにフューチャーする照明システム、かつてあったでしょうか。
はぁはぁ…それにしてもすごいパフォーマンスだ、光と音圧のイリュージョン。もはやフェスと言ってもいい。なんなんだ、の高揚感は、なんなんだこの多幸感は。
滝のように流れる汗、ああ、あああああ…
23. Ice Sauna
シアターで万雷の拍手を送りながら、興奮と熱と光ですっかり発狂してしまったので慌てて外に出て、アイスサウナに駆け込みます。
シアター直後はみなさん身体中から蒸気が吹き出すので、アイスサウナ内もモクモクモクモクしてますが、やがて中がどうなってるのかわかってきます。
なるほど、2台の巨大ファンから冷風が来るのね、とか。
あっ、よく見たら座る椅子があったのね、とか。
あっ!!!!
「これ、こないだIKEAで買ったやつ!!」
ということに再び気づき、あやうく知らないお兄さんに「これIKEA!」って叫びそうになりましたが、事案すぎるのでギリギリで自制しました。
◾️ウェルビーを愛してきたことを誇りに思う
ということで、いかがでしたでしょうか。
すごくないですかウェルビー福岡。
ずいぶん長くなりましたが、これでもだいぶ自重したんです。
たとえば「サウナシアターのストーブの壁にある通気の穴」について、もう少し語りたいのですが
この、右端のところだけ6じゃなくて8箇所穴が空いていて、これは一番下の2穴が排水を兼ねているからとかそういう細かい発見があるんですが、もう誰もついてきてないと思うので、自重してこのへんで終わりにしたいと思います。
なお、私の図解通りに回っていくとすると都合6セットこなすことになるので、実際には特殊な訓練を受けている方以外は真似しないでいただけますと幸いです。
ウェルビーを愛しウェルビーに愛される男こと、ササウナがお送りしました。
やはりウェルビーは最高。
これからも愛を叫ぶぞ!! うおおお!!! 米田社長ぅーーー!!