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【サウナ図解攻略】SPA銭湯ゆっこ盛岡
どうも、ウェルビーを愛しウェルビーに愛される男、ササウナです。
本日は岩手県盛岡市「ゆっこ盛岡」さんを図解していきます。
◾️アクセスなど
新幹線の盛岡駅から、バスで10分くらい、バス停から徒歩3分くらいです。
上野から行くとすると、仙台、盛岡と2駅ですので、駅数的にいうと東京から有楽町、新橋と移動して、ちょっと歩いてアスティルに入る心理的負荷とだいたい同じくらいです(※個人の感想です)。
たくさんの界隈有名人が来ている、岩手県有数の人気温浴施設のようですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1708603266612-Op23L62Rg3.jpg?width=1200)
とりあえず、いってみましょか。
◾️図解攻略 ゆっこ盛岡(男湯)
![](https://assets.st-note.com/img/1708909128923-bVGeN5Ujds.png?width=1200)
図解のスタイルでは描きようがないんですけども、いい感じに天窓などがついておりまして、とても良い陽光が入ってきて最高です。
そして中央にある、円形を二つ組み合わせた浴槽が特徴的。
・かけ湯、かけ水
入ってすぐある、円形の浴槽二つのうち手前側が水風呂ですが、その「へり」の、入口側、右側が「かけ湯」になっており、左側、サウナ出入口近くの方が「かけ水」になっています。
文章にすると伝わりづらいですが、なんというか「無駄がない上に導線上も素晴らしい」ので、なんか感動しちゃいます。
ちなみに、上の半円(シルク風呂)側は、椅子が組み込まれてます。素晴らしい。
・洗い場
「良い温浴施設でよく見る良いシャンプーなど」ですが、見過ぎて商品名を覚えました。
「ラ・アンジュラグ ヴェール」
が、揃ってます。フランス語だったのね。
ちなみにさらに違う種類のもありました。すごいな。
洗い場自体が豊富にあって良いですね。
・シルク風呂
マイクロバブルの力で泡泡になっている、真っ白なシルク風呂が上側の円になっております。良い。
・炭酸泉
入口から左側、壁で覆われた裏側にひっそりと炭酸泉があります。炭酸泉はいいよなぁ。
・ジャグジー風呂、電気風呂など
図解上では右上のスペース。ここも面白いのですが、まずここに入るために高い天井からぶら下がった、細長い木が連なった暖簾のようなもので仕切られています。中に入ると左右に分かれており、右側が電気風呂、左側が座れるジャグジー。奥を回ると、また強めのジャグジー風呂となっています。
銭湯としてここだけで全然良いと思えるくらい、よく揃ってるんですわ。
・露天風呂、外気浴スペース
中央左のところから中庭的なゾーンに出ることができ、ここに外気浴スペースと合わせて露天風呂もあります。
・水風呂
下の円は、水風呂。私の入ったタイミングだとちょうど天窓から、木漏れ日のごとく陽光が入っていて最高でした。15-16℃くらい。
・スチームサウナ
左上のところですね。けっこう広めです。入って正面と右側には普通に座るベンチが。左側は寝そべれるようになっております。かけ湯までついていて最高。
・メインサウナ
これはすごい。
構造的には、入って正面にベンチがあり、奥には2面使った2段ベンチがどーんもありかなりの収容力。
サウナは、強力な遠赤タイプがテレビを挟んで2機あります。
特筆すべきは「床」なんです。
一番よく見る「幅が濃い茶で、中がオレンジのタオル地」のサウナマットなんですけど、これの敷き詰められ方が尋常でない。何枚敷いてあるのか不思議になるくらいきっちりと、かつミッシリとあります。
すごいな、何枚なんだ。
更衣室にマグ万平さんのポスターがあって、マグさんのサインともにその答えはありました。
150枚敷いてあるらしいです。
こ……
マ?
◾️ホスピタリティのオーバーフロー
めちゃくちゃにおしゃれなのに「なにかとコスパがいい」のがすごい。平日一般の入浴料金は680円って、え?サウナ込みで?えっっ?である。
飲食スペースも、高コスパだ。
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コスパということに関しては右に出るものがないであろう、「大阪王将」さんである。何一つ文句が出ない。
![](https://assets.st-note.com/img/1708603464070-xTzb400Elj.jpg?width=1200)
セブンイレブン直営の自販機のようなものがあり、私の大好きな「蒙古タンメン中本のカップ麺」が、普通にセブンイレブンで買うのと同じ価格で買える。
ゆっこさんは儲ける気がないんだろうか。
そして、真に特筆すべきは、右手の「ひな人形」。
「ひな人形」、皆さん並べたことあるだろうか。
あれは、めちゃくちゃめんどくさい。
しかし、ここにきて私はゆっこさんの本懐が分かった気がする。儲かるとか儲けないとかはあまり考えてない。
とにかく、お客さんに喜んで欲しいのだ。
そのホスピタリティが、美しいを通り越して狂気のゾーンまで来ているだけなのだ。だから「150枚」なのだ。
「愛と狂気と美しさ」をまとった、気高き温浴施設。恐るべし。また行こうと思います。