【サウナ図解攻略】ホテルキャビナス福岡
どうも、ウェルビーを愛しウェルビーに愛される男ササウナです。
本日は博多駅から徒歩すぐ、「ホテルキャビナス福岡」を図解攻略します。
◾️11階建 巨大サウナ&カプセルホテル
大都会たる博多駅前、「がんばれば側転移動でも到達できそう」なくらい近いのに、高層ビルすべてを男性専用のサウナ、カプセルホテルに全振りするという「男気」溢れる施設である。
1階フロントは高級ホテルのようなふかふかの絨毯であり、並みのサウナ施設ではないことを、心で理解できる。「バブル感」を良い感じに残していて昭和生まれとしては胸熱である。
ほとんどのフロアがカプセルなのもエモいが、宿泊するわけではないので拝見できず残念である。
とりあえず浴室のフロア、11階に移動ですわ。
むむっ。
◾️図解 ホテルキャビナス(11階・屋上)
・洗い場
普通の洗い場である。普通でええのよ。普通が一番。
・白湯&ジャグジー
中央の大理石っぽい、ジャグジー風呂が確実にバブルみを増してくる。あがるわぁ。柔らかい光が上空から降り注ぎ、なんか天国感がある。
・シルキーバス
私は湯船に関心薄い系サウナーなのであまり詳しくないため、「シルキーバス」がなんなのかまったく分かっていない。
機械の故障かなんかで「白湯が入ってる」と書いてあった。白湯&白湯である。悪くないのだが、シルキーの謎は解けないままだ。
・変わり湯
9月の訪問だったので「秋桜湯」だった。人が少なかったので当然、山口百恵さん「秋桜(コスモス)」を軽く歌った。こんな小春日和の〜♪
・麦飯石(ばくはんせき)
普通にみれば「ジェット付きの寝湯」なのだが、どこの部分なのだろうか。麦飯石が使われている。
と、普通に書いてみたが、「えっ?麦飯石ってなに?」と思った。説明の紙があったらか、デッド裸眼を駆使して読んだところ「中国では古来から良いとされている」「なんだかんだで体に良い」みたいなことが書いてあったので、たぶん良いんだろう。
・パルスボール
麦飯石では100歩譲って「なんかそういうのもあるのね」と大人の対応をしたが、今度は「パルスボール」である。
はて。
直訳すれば、「脈拍玉」か。
めちゃくちゃわからない。
「この距離なら…! 行け! パルスボール!」
なんか、技っぽい名前だと思った。中距離の。
で、結局パルスボールなんやねんと思ってる方がいると思うので簡潔に説明しておこう。
「滝」である。
正確にいうと、「なんか人感センサーで反応して水がダバダバ降ってくる滝」だ。
センサーが気まぐれなのか私の存在感が希薄なのか、反応して欲しい時にしてくれなくて、去ったときに滝が流れたり、する。
いけずだ。
・屋上の露天風呂
パルスボールの脇を抜ける階段を登ると、屋上に出れる。
割と普通に「屋上」だ。駅前でかなり見晴らしの良い、つまり見られやすいということでもあるのだが、ここ以上に高い建物が無いのであまり気にもならない。風が入ってとても気持ち良いフロアである。寝椅子もあるし。
右側の四角にバッテンしてあるやつは、下の階から続く吹き抜けの天井部分である。そうか、ここからの光が11階のそこはかとない天国感を醸しているのだな。
それにしても、ここのどこに滝があったんだろうか。ここに滝を置いてしまうことにそこはかとない狂気を感じる。好きだな。
さ、また下に戻ろう。
・水風呂
15-6度くらいのマイルドな水風呂である。
・ロイヤルサウナ
いわゆる低温サウナで60℃くらい、かつ膝下が入れるくらいの湯船があり、これによって心臓等への負担に懸念がある方も入りやすいという戦略である。優しさが素敵である。
入って左奥のところに、なんていうんでしょうか「クリスタル」が鎮座しています。
クリスタルキングさんの「大都会」は博多を歌った曲らしいんですが、もしかしてそういうこと?そのクリスタルってこと?
・メインサウナ
メトス社のikiストーブがガツンと入っている。しかも奥の方にもこれは遠赤外線なのか電気なのか、別の熱源もありました。
文句なしで良い。
テレビもあって、バイきんぐの小峠さんが「うまかっちゃん」のCMをしていて、それがなんか「ああ、福岡に来たんだな」という感傷を強くした。
◾️全身全霊で昭和を感じる良施設である
頭のてっぺんから足の爪先まで「昭和の古き良き温浴施設」が残っていながらも、メインサウナを中心に近代的な設備にも刷新されていて素晴らしい。
個人的には、パルスボールがツボでした。出たり出なかったりするのが。
次回はサ飯を食べたいと思います。すっごいお得じゃん。