【遊戯王マスターデュエル】烙印ビーステッド教本_2023_July【動画あり】
はじめに
こんにちは、SaunaManです。
突然ですが皆さん、脳みそバグったことありますか?
私は遊戯王中によくバグります。どれくらいバグったかというと、意味不明なサムネイルを作ってしまいました。
さて話を遊戯王に戻すと、シーズン19 (2023/7/6) において烙印ビーステッドでマスターTier1を達成しました。
取ったデータと照らし合わせて現状の考察し、バグを解消していきたいと思います。
環境考察
1.デッキシェア
それではさっそく今シーズンの分布を確認して見ましょう。
前シーズンと比べると、ティアラメンツのシェアが減り、その変わりに烙印ビーステッドが台頭してきたという印象です。スプライトは新規の《スプライト・スプリンド》の実装により、シェアを増やしました。
『ティアラメンツ』・『スプライト』・『烙印ビーステッド』の合計が約半分を占めており、三すくみ状態だと言えます。したがってこれらのテーマに弱くならないようにデッキを構築するべきです。
2.今シーズンのあるある
烙印ビーステッドについて
1.構築
今回私が使ったのは↓です。
人によって変わるのは…
ビーステッドの採用枚数
《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の採用
《灰燼竜バスタード》の採用
《深淵竜アルバ・レナトゥス》の採用
《融合派兵》の採用
《烙印の気炎》の採用
デッキを60枚にして、リソースを増やす
などですが、これは好みの問題だと思います。私はアルバ・レナトゥスを生成するポイントがなく、なんか持ってたバスタードを採用しました
どのタイプも基本的にやることは同じなので、それらについて記述していきます。
2.よく使う展開
①烙印融合 + 手札コスト + 召喚権
→ ミラジェイド + 赫の烙印
いにしえの烙印ムーブです。烙印融合があっても闇属性融合素材が確保できないときにやります。↓の展開例動画では闇属性融合素材はありますが、ないていで動いています。
②烙印融合 + 闇属性融合素材 + 手札コスト
→ ミラジェイド + 深淵ルベリオン + 烙印の獣 + 烙印断罪(赫の烙印)
基本的にはこの展開することになると思います。
アルベルやキット一枚で "烙印融合" と "闇属性融合素材" を兼任できます。
最終的に墓地にアルバスかデスピアモンスターが残れば、《烙印断罪》よりも《赫の烙印》をセットする方が強いと思います。
↑の展開動画では《赫の烙印》をセットする方が強いですが、コストがたまたま《黒衣竜アルビオン》なので発動条件を満たしているのであって、ふつうは断罪をセットすることになると思います。
③深淵の獣ルベリオン + 烙印融合 + 光or闇融合素材
→ミラジェイド + リンドブルム + グランギニョル + 深淵ルベリオン + 烙印の獣(復烙印) + 烙印断罪
このデッキの最大展開です。手順が長いので、最初から完璧に作れる人の方が少ないかもしれません。
↓の紹介動画ではあえて置いていないですが、失烙印や復烙印は基本的に先に発動していた方がいいです。
3.知っておきたいテクニック
ⅰ 《失烙印》中の《烙印融合》・《超融合》の仕様
《失烙印》は忘れられがちですが、以下の効果があります。
つまり《失烙印》適用中は《烙印融合》で出た《烙印竜アルビオン》の融合効果発動時に相手は《無限泡影》やビーステッドを発動できず、その効果で出た《神炎竜ルベリオン》についても同様です。
ただしこれにはコンマイ語の落とし穴があり、融合召喚する効果をチェーン1にしなければ、効果解決時 ≠ 融合召喚成功時となり、相手は効果を発動できてしまいます。
具体的には《失烙印》のサーチ効果チェーン① →《烙印竜アルビオン》の融合効果チェーン②という順番にしてしまうと、アルビオンの効果で出た《神炎竜ルベリオン》に無限泡影を打たれる可能性があります。
《失烙印》中の《超融合》についても同様のことが言えます。
↓は《失烙印》+《超融合》でキトカロス+サリークを突破した例です。
ⅱ 《赫の聖女カルテシア》を先に出すことで《無限泡影》や《古尖兵ケルベク》をケアできる
カルテシアの効果はお互いのメインフェイズであればいつでも使えるので、上記のカードに対して使えば逃げれるよという話です。召喚権を他に使わなければいけないときは、使えません。
ⅲ 《赫の聖女カルテシア》と《深淵の獣サロニール》で烙印融合を墓地経由で回収できる
見てもらった方が早いと思います
4.やりがちなミス
a. 烙印融合で《烙印竜アルビオン》を出したのに他に闇属性がいない
b. 烙印融合で《神炎竜ルベリオン》を出したのに手札コストがない
c. 《スプリガンズ・キット》の効果で烙印融合をサーチしたのに、③の展開しようとしてしまう。
d.《赫の烙印》の発動条件満たしてないのにサーチしてしまう
e. 相手のモンスター吸えない組み合わせなのに超融合発動してしまう
f. 烙印ビーステッドを使おうとして、モリンフェンビートを使ってしまう
データから思うこと
1. 記録方法
画像のように記録していきました。英語にしてるのはカッコつけてるだけで、内容としては、先行後攻、勝敗、自分のデッキ、相手のデッキ、MVC※
を記録しました
2. 先行と後攻
先行の方が勝率高そうなのは感覚的にわかりますね。
烙印ビーステッドを使ったときに絞って出した結果が以下になります。
ということで予想通り先行の方が高かったです。
その差が約20%なのですが、意外と少ないなと思いました。
圧倒的先行有利なわけではなさそうですね。
3. テーマの相性
自分が烙印ビーステッドを使ったとき4回以上マッチングしたデッキタイプに限定して勝率を出してみました。
えー左から順にコメントすると、ティアラメンツとはほぼ互角ですね。ビーステッドがある分若干有利だと思っていたのですが、そうでもないのかもしれません。
スプライトは若干有利ですね。ミラジェイド、烙印の獣など着地狩り性能が高いことが要因でしょう。
ミラー戦はけっこう勝ち越してます。もしかすると現構築はミラーに強いのかもしれません。
これ以降はサンプル数が少ないのであまり断言できないのですが、ふわんだりぃずについてはえんぺんと巨神鳥を超融合で吸えるようになったため若干有利だと思います。
4. MVC (Most Valuable Card)
※MVCはそのゲームで最も影響を与えたカードのことです。私が勝手に定義しました。MVCは以下の基準で考えました。
大量のボードアドバンテージを稼いだ
大量のボードアドバンテージを稼ぐことを抑制した
クリティカルな妨害をした
そのカードでサレンダーされた(した)
勝ったとき、負けたとき、それぞれにおいてMVCを集計することで勝敗因の傾向が推測できるかもと思ったわけです。
(ア) 勝ったとき
若干ですが、増Gと超融合の割合が高いように思えます。
あとビーステッドも合計するとそれらに匹敵する割合がありそうです。
増Gについては言うまでもありませんね。一部のデッキ以外、基本クリティカルな妨害になります。
超融合の割合が高いのは後手のまくり性能が高いからでしょう。
ビーステッドはティアラメンツの初動を止めてくれます。
(イ) 負けたとき
このデッキがどれほど《灰流うらら》に弱いかということが如実にわかる結果となりました。《烙印融合》に打たれるときはもちろんですが、自分の増Gを相手がはじくときに使われるのも要因の一つだと思います。
MVCについて、全体的に手札誘発やそれに関連するカードが選出されることが多く、現代遊戯王が手札誘発ゲーであることがわかると思います。まぁ、採用率がそもそも高いことも影響しているかもしれませんが…
おわりに
いかがだったでしょうか?少しでも皆さんのデュエリストライフの参考になればと思います。
それでは最後にあなたの脳をバグらせようと思います。