ハマフェスでエビ中を見た。
過去4本、エビ中に関するnoteを書いた。
↑小林歌穂さんにやられて、もみくちゃにされた1週間の記録
↑仕事に行きたくなくて小林歌穂さんにお見送りして貰う地産地消note
↑『MUSiC』が最高だったのでCD評を書いたnote
↑最新アルバムがめちゃくちゃエビ中っぽかったっていう記録
とまぁ、こんな感じでめちゃくちゃにハマっているのですが、ハマって約2週間のタイミングでちょうどフリーライブがあったので、行ってきました。
ハマフェスと呼ばれる横浜の山下公園を中心に開催されたフェスで、『これ、無料なの?』という規模で街全体がお祭りのようだった。
スタジアム前のトイレで、エビ中のTシャツの人を見て、初めてファミリーをこの目で見た。エビ中を見に来たあなた達に会えて、私はとても嬉しい...!!!
という、見知らぬオタクに、見知らぬオタクが感謝するという謎の構図を産む。それほど、エビ中のライブが楽しみだった。
イベント自体はほんとに楽しくて、声が出せない中ライブをやりきったサ上とロ吉が超カッコよかったのだが、今は熱の高いうちにエビ中のライブのことを残しておきたい。
綺麗な文章より体から出た言葉なので、語尾などが統一できなかったりするかもだけど、許してください。落ち着いたら直します。
16時20分
シャチちゃん達のライブが終わり、数分のインターバルを経て、ebitureが会場に響いた。
イベント随所、関内デビルチームで緩いトークをしていたので、
まぁ、無料イベントだし雰囲気だけ味わえれば
雰囲気雰囲気
みたいな、ちょっとだけ侮ってたんですよ。あと単純に暑いし集中力も若干切れかけてたし。
それでも、ebitureで出てきたメンバーを見て、既にキレッキレで9人がリズムに合わせて、円を描きながらクルクル回る光景を見て、この時点で見とれてしまった。
ほんとに、出てきて曲が鳴った時点でこんなにも『アイドル』になっているのに素直にびっくりした。スタンド席の割と上段。決していい席とは言えない席から見ても、その空気感は伝播してきた。
イントロで爆上がりした。
夏!夏始まってしまいました!手に持っているかき氷すら何か物語を描いてしまいそうだった。
シャチからのバトンをしっかり貰って、バチコンと会場のテンションを持っていったのがわかった。
小林歌穂さんが気になるのですけれど、この曲では『歌穂さん!』とはならず、メンバー全員に目が行く。耳がとんでもない多幸感。。。
色んなジャンルにアンセム的な曲はあるけれど、ラブスマってアンセムから感じる、謎の無敵感がありますよね。好きです。ラブスマ。
この時点で泣きそうだった。安本さんの声が気持ちよすぎた。
イヤフォンライオットのダンスって、足の動きが細かくて見とれていたのだけど、妹3人組が動画で見てた数億倍成長してて、めちゃくちゃ良かったです。
小久保さん。聞いてますか。小久保さん。
この曲の優勝は間違いなくあなたでした。
席の関係、モニターがないなどで表情などは1ミリも確認できてないけれど、声が会場に響いているという事実が幸せだった。
イヤフォンライオットをイヤフォンを通さずに聞くという、革命的1歩を感じました。
あと、ラストのみんな集まってポーズを決めるところ。
超カッコよかったです。『私たちがエビ中だ!』ドーンみたいになってた。
この曲と野外の相性の良さよ。
この辺りから、『歌穂さん!』になってた。パートにより意識を向けて聞くようになったんだけども、動画で見た『優しい。暖かい。』の空気感の中に、確かな強さと芯を感じて、生歌なんだなと実感した。
年はとったけど〜
の部分は、アルバム評でも書いたけれど、やっぱり時間が経てば経つほど、この曲はエモみが増すんじゃないかなと思った。
初恋の人 君はどうしてる?
の歌穂さんパート。語尾の上がりがめちゃくちゃキュートでした。
3.2.1!いぇーい!
中山!中山!
RIKO!NAKAYAMA!!!!!
イントロで殴られた。超好き。投げたウインクの余波に飲まれて溺れたい。
Playlistで強く感じられる、強い楽曲をサラッと乗りこなすスキルフルな感じが、めちゃくちゃ出てました。
というか、莉子さんライブでめちゃくちゃ輝きますね。こんなにバチバチに会場を盛り上げる起爆剤になれるとか、絶対莉子推し幸せじゃん。
綺麗に歌ったり、キュートに歌ったりが重点的になることが多いアイドルのライブだけど、この曲に関してはお互いバチバチに殴り合うみたいな勢いがあってめちゃくちゃ楽しかった...
キレッキレすぎて全然泣く曲じゃないのに、涙腺緩くなりそうでした。
YELLに対して、特別な感情は特になく、無難ないい曲ってイメージだったんですが、イントロがなった瞬間に言葉にならない感情が溢れてきた。
ハッピーエンド→オメカシ とタイプの違う曲で繋いできて、そのままド直球の曲投げられたらやられちゃいます。
エビ中のライブって、『気持ち』とか『想い』のような目に見えないものが届いてくる気がしたんですけど、これは普段からこんな感じなんですか。
譜割とか細かいところは全然分からないんだけど、語るべき人が語るべきパートを歌うという、必然性を感じて、何だかこの曲が生まれてしまった時点で、この曲に救われる人が沢山いるんだろうなと、当事者になりながら感じた。
込み上げてくる思いが
きっと君を動かすだろう
の歌穂さんパートが、やっぱり優しくて、その後の
君らしくいけ
の部分が、空に溶けていくのが綺麗でした。
あと、真山!真山さん!ありがとうございます!
真山さんのサビが、伸びやかなのに手を引っ張ってくれる感じがして、大好きです!
ありがとうございます。ありがとうございます。
本当に聞けると思ってなかったです。座って見てたんですが、誇張なしで滑り落ちそうになりました。
アルバム評でも書いたように、この曲がマジで好きです。風景の切り取り方がうますぎる。
ダンスが着くと、やっぱり瞬間の切り取り方を表現するかのような枠組み。大人数アイドルならではのフォーメーションの美しさ。
フォーメーションが他の曲より、幾何学的。
より表現として機能しているような印象を受けました。
ぐーるぐるぐる廻ってる
の部分の振りが可愛くて、その直後の
バイバイ
のギャップが最高でした。
歌穂さんの『バイバイ』はその後しばらく、心に響いてちょっと寂しくなってしまった。
今回、横浜スタジアムは完全野外で、周囲のビルなどが余裕で見えちゃう。
その分空の広さが感じられて、最高のロケーションなんですが、
愛がみている
の後の数秒の沈黙。
スタジアムの客席や、周辺のビル、エフェクトによる残響。
包んでいた歌が、少しずつ遠くなって行く様が美しすぎた。残り1ミリまで、聴覚に全ての意識を集中させて、今この瞬間に満ちていた声を取りこぼしたら行けないと思った。
優勝!!
いつも音源で聞いてる時は安元さんのパートばっかり耳に残っていたんだけど、柏木さんにめちゃくちゃ目がいって追ってました。
安本彩花と柏木ひなたがいる時点で強すぎやしませんか。
ポケモンで言うところの伝説2体準伝7体採用のレギュレーション違反ですよ。
サウンドと、ユニゾンの多幸感。
さよなら秘密基地から感情が引き継がれているのでうっすら泣いてました。
感情電車。
正直、この曲ちょっと苦手だったんです。
曲が嫌いなわけじゃないし、歌穂さんの見せ場多いし。
私がこの曲の存在を知ったのは、松野さんが亡くなったニュースでした。
当時、エビ中の事全然知らなくても若い子が亡くなると言うだけでショックで。
その後、なにかの特集でエビ中に密着してるニュースをみて、ライブ後に松野さんの歌う感情電車が流れる映像を見たんですけど、それを聞いているメンバーが可愛そうで仕方なかった。
だからこそ、そこからエビ中に入り込む気持ちになれなかったんですよ。曲はめちゃくちゃ興味あったんですけど、松野さんやそれまでのエビ中に対して、めちゃくちゃ気持ちをむけてる人の中に、それきっかけで自分が入って言ったら不快だろうなと。
その時のことを思い出してしまうから、感情電車は何だか新規だからこその肩身の狭さみたいなのを感じていたんです。
が、まあ今日のライブめちゃくちゃ良かったです。
そのそらあぁぁぁぁぁあ
の伸び。
歌穂さんの手の動き。髪を振り払う仕草。
遠目から凝視してました。
なんか、よく分からないけれどこの曲が持つパワーってなんなんですか。
わかりやすい言い回しがあるわけじゃないのに、バックグラウンドを理解してない人が聞いても、何故か刺さってしまう。
とんでもない曲だなと思いました。
以上計8曲。
先述したが、まじでド新規。
アイドルもバンドも結構な数、ライブに行ってると思っていたのだけど、こんなに衝撃的にいいライブってマジで貴重。
『アイドルというジャンル』の話をMUSiC評の中で書いたのだけど、CDから受けた
ちゃんとアイドルとして全部やる
を実践していて、心の底からかっこいいと思った。
気になるメンバー、目立つメンバーがいて、初現場の時は特にそういうメンバーに目が行きがちになるけれど、今回は全員に満遍なく目がいった。
それは、メンバー主役曲がちゃんと鏤められていたり、簡単ではあるけれどその曲の美味しいバートを理解しているからかもしれないけれど、誰かをセンターに置くのではなく、チームで昇っていくエビ中のスタンスが、全面から見えたからだと思う。
ところで、今回のライブに対してお金を支払いたいのですが、振込先はどこですか。
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