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推しとサンタクロース

2024年も残り1週間。

年内にnoteを更新するつもりはなかったけど、塩レモン氏のアドベントカレンダー企画が始まり、24日のイブの日が空いていて、『これ、私もできるんですかね??』とやってみたら、出来ちゃったので書いております。アドベントカレンダーって日めくり松岡修造みたいなものだと思っていたのも後押ししたきっかけです。あのカレンダーって毎年欲しい気持ちと欲しくない気持ちが、せめぎ合いますよね。買ったことないけど。



さて、12月24日ということでクリスマスイブですが、皆様どのようにお過ごしですか?

私は仕事ですが、我が職場では『電球を見るために寒い中出かけるなんて愚か』という主張をするイルミネーション過激派と、『クリスマスはたとえ独り身でも、お祭りムードに乗じてピザとケーキを食べるべき』という主張をするクリスマスガチ勢の勢力争いが繰り広げられています。
私は気分くらい味わいたいのでチキンを買って帰ろうかと思います。

思えばクリスマスというのは、議論をする機会が増えるタイミングでもありますね。
上記の様な各々の立場から感じるクリスマスしかり、『サンタいるいない論争』しかり子供の頃にした記憶があります。

そして年齢を重ねていくと、サンタさんがいる、いないの前提を、皆言葉に出さずとも理解し、『私が誰かのサンタさん』という認識に変わり始めていきます。大人の階段を登る段階にまちうける意識の変化ですね。

これは、おもちゃを『欲しがる』立場から、『渡す』立場にスライドして行った結果だと思うのですが、今年はこのスライドを強く感じるタイミングでもありました。

エビ中にハマり始めた頃、私は毎日小林歌穂さん!!って言っていた気がします。
noteもめちゃくちゃ書いてたし、今読んでも面白いんですけど、最近の私の中で前より盲目的にエビ中と向き合えなくなっているなと言う感覚があります。
めちゃくちゃ好きだし、最高だし、今だってちゅうおんの音源聞いているんですけど。

昔と今、このスタンスの違いが何が原因か探っていたのですが、先日友人と話していた時に『心が疲れてる時、文章や音楽に縋りたくなる』という会話をしました。
病んでると考える時間が多くて、自分の気持ちにかたちを持たせたり、名札と値札を貼って価値を見出したくなるターンって、きっと心当たりがある人もいるんじゃないでしょうか。

2022年の春ツ。
その途中から私はライブに通い始めたのですが、当時はしんどいなーと思うことが、仕事面でもプライベートでも多くて、何とかしてその場を切り抜けたいし、この状況は自分の生み出したものだと思っていました。

そんな時に、小林歌穂さんを好きになってライブを見たり、音源を聞いたり、ブログを読み返したりしてファミリーとして生活の重要な要素として、エビ中を取り込む生活が始まりました。

幕張のえまゆなお披露目、23年春ツ、ファミえん、おけらディスコ、と23年度のイベントに参加して、相変わらず好きですライブに行く度に泣いてたんですけど、24年度は以前ほどエビ中そのものにのめり込まなくなってます。(ちゅうおんで号泣したのと、小林生誕は別です。)

24年度は私生活において、割と大きな変化がありました。

新しい職場と会社でやるべきことが分かって、そこにかけたアプローチを会社が評価してくれていると実感できたこと。

数年、抱えていた悩み事から精神的に開放されたこと。

このふたつの要素が大きくて、去年の今頃とは違って、割と能天気に過ごしています。
これは、エビ中と小林歌穂さんの功績が大きくて、毎日ほんとに精神的に支えられて、乗り越えた先が今なんです。
この支えがなかったら、きっと私はタイミングを見て、実家に帰っていたかもしれません。
でも、今は今の場所でしっかりやろうと思っています。

それに伴いエビ中がいつしか『自分に向けられた歌』から『自分の生活の1幕』に変わりました。

もっと俯瞰した位置にエビ中が来たというか、なんというか。
当たり前にいてくれる存在になったって言うかね。
そんな感じになったんですよ。

でも、別に存在が普通になったのではなくて、特別なのには変わりないんですけど、適切な距離感っていうんですかね。

最近ふっと、どこかで読んだ小林歌穂さんのインタビュー記事を思い出しました。

『ファンの人とは然るべきタイミングで出会っている。
あなたが私を必要としてくれて、私があなたを必要としたのがその時だったんだと思う。』

このような事を言っていて、ほんとにそうだなと思います。

『しんどいな』『辛いな』って無意識下で思っていた時に、小林歌穂さんに出会えたからこそ、今のメンタル面があって、ネガティブなことを考えていた時間で、しっかりと未来のことを考えられるようになって、それでもそばにエビ中を置いておきたくなる。

これって、サンタさんに『これが欲しいです!』って一方的に言うターンから、『相手のために何かを送りたい』って変化することと少し似ている気がします。
求めていたものを貰って、それを糧に今度は誰かに与える側へ。

自分がいいと思って、熱中していた時代を経て、今こうしてちゃんと自分を生きている実感があるのは、小林歌穂さんがくれたとても大きなものだと思うのです。

つまり小林歌穂さんはサンタさんです。

色んな推し方があると思います。
ライブに行くことも、CDを買うことも、音楽的に評価することも、全部違っているけど推し活だし、推しに向けてる感情って純粋で、私の中でそれが『感情』になりつつあります。

諦めて地元とかに帰らなくてよかったな。
この先も生きていけるな。

今そう思っているのは、紛れもないMy sweet 推しこと小林歌穂さんのおかげです。

ずっとオタクをしていくことなんて出来ないし、いつかエビ中から離れて、ライブにも行かなくなる時が来るかもしれないけど、その時を生きているのは紛れもない小林歌穂さんがいるので、きっといつか、誰かに同じようにプレゼントを配れるような人になりたいなと、思う次第です。

小林歌穂さんはじめ、皆様良きクリスマスを。

PS
サンタクロースへ

今年一年いい子にしていました。
肌年齢は3歳くらいなので、ここは子供判定を出してもろて、プレゼントください。
リンクをご参考にして頂き、今年のプレゼント選定をお願い致します。

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