栃木県のサウナ紹介~第7回みつば湯楽院令和の湯~

都道府県魅力度ランキング最下位である栃木県にあるサウナを紹介する企画第7回。今回は小山市にあるみつば湯楽院令和の湯を紹介します。

第7回 みつば湯楽院令和の湯

小山市3大温浴施設(小山思川温泉、小山やすらぎの湯、みつば湯楽院令和の湯)と勝手に呼んでいる温浴施設の一つ。
令和の湯という名前から最初は最近できた施設なのかと思っていましたが、1990年開業であり、2019年5月に今の名前に変更になったそうです。
そういった新しいものを取り入れていく姿勢からも窺えますが、常に進化していく施設であり、行く度にどこか変化がある施設です。

・サウナ
ドライサウナと塩サウナの2つあります。
ドライサウナは座るところが入って左、正面、右の3か所に分かれています。
テレビは正面からのみ見えるようになっており、右は一人用エリアになっています。
12分計は正面の位置からしか見えない位置ですが、そこかしこに15分の砂時計があり、5分刻みで目盛りがあるというかゆいところに手が届く感じ。
最近だとサウナ室内にヴィヒタが吊るされるようになりましたし、「ゲスト熱波」といったイベント(近々だと箸休めサトシさんや五塔熱子さん)も開催しており、サウナに力を入れているのが伝わってきます。
塩サウナは70度前後の遠赤外線型の塩サウナ。塩サウナって低温スチームな印象があったので少し驚きました。

・水風呂
天然地下水の水風呂。19度前後と若干ぬるめですが、10:30と18:00に大きな氷を投入します。常連さんが「夏はいいけど冬はやらなくていいんじゃないかなー」のような会話をしているのを聞いたことがありますが、個人的には冬でもやってくれている心遣いが嬉しいところです。
サウナー目線に立った温浴施設という点では栃木サウナの中ではトップだと思います。

・休憩
露天の縁台上に椅子があります。最近だと椅子に頭を支えるクッションが増設されたという話を聞きましたが増設されてから未訪問であるので近いうちにお邪魔したいと考えております。

・お風呂
露天に岩風呂(薬草)、つぼ湯、内湯にバブルバス、電気風呂、高濃度ナノ炭酸泉、薬石湯、白湯があります。
特質すべきは高濃度ナノ炭酸泉。
炭酸泉というとしゅわしゅわしているイメージだと思いますが、ここのナノ炭酸泉は泡の大きさが目に見えない程度であり炭酸泉に入っている実感があまりありません。
しかしながら、本来の炭酸泉の効能(血行促進や新陳代謝アップ、美容効果)などは変わらず、保湿力や浸透力は通常の炭酸泉より高いということです。
通常のしゅわしゅわ炭酸泉も好きですが、目には見えなくても多分身体にいいんだろうなあと理解できないながら入って温まっています。

・その他
岩盤浴エリアブラックシリカ洞にて土日にはスタッフによる熱波が行われています。
岩盤浴でのロウリュ(アウフグース)は初めて受けましたが新鮮で楽しくロウリュを受けることができました。

・おわりに
栃木県一サウナー目線で進化し続ける施設です。(私が知る限り)
行く度に進化していて、しかもその変化もかゆいところに手が届く感じ。
行く度に「まだ先があるのか!」と感服しております。
次回は那須塩原市那須塩原駅前温泉を紹介します。

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