私がサウナを知りととのうまで

たまには自分語りの日記のようなものを書きたくなり、何を書こうと思ったときに思いついたのはサウナに出会った頃の話だと思い立って今この記事を書いています。

「サウナ」を知る前

私は元々サウナが嫌いではなく、サウナ室を見かけると友人を誘って入る程度でした。ただ入り方を知らないので湯船であつあつになった後に水分も取らずにサウナ室に入り5分も耐えきらず出てシャワーで汗を流し湯船に戻るという謎の行動をしていました。
非日常感を味わい、汗を流すのが好きだったのかもしれません。
水風呂の意味はわかりませんでしたし、椅子に座って休憩するという発想もありませんでした。
そんな私がサウナに興味を持って入り方を知りととのうのはある作品とYouTuber、そしてとあるドラマの影響でした。

「サウナ」に興味を持った要因

・要因1
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」という漫画をご存知でしょうか。
谷川ニコという2人組の作者による作品で、私はその漫画が好きなのですが、その夏の勉強合宿回にて小宮山琴美というキャラクターがサウナで合法トリップをキメる回があり気になったのが最初だと記憶しています。
ここで「じゃあサウナ行こう」とはならなかったのですが、常に頭の片隅にこみさん(小宮山琴美)がガンギマっている顔がありました。

・要因2
東海オンエアというYouTuberグループがいます。彼ら(リーダーを除く)はサウナが好きで、度々動画内でも「サウナ」だの「水風呂」だの「ととのう」だの言っていて「わたモテで言ってたやつだー」と結びつきます。
ここで初めて「サウナに入ると合法的に飛べるらしい」と興味を持ちました。
初サウナは令和元年12月あたりです。
ただこの時は入り方を詳しく知らずサウナに入って水風呂に入ったあとに座ってればトべるというような認識。
1セットしか行いませんでした。
初めてのサウナはいわゆる「ととのい」は来なかったため「気持ちいいけどこんなものか」という感想でした。

・要因3
ドラマサ道をアマゾンプライムで見ました。理由は、暇だったのとサウナのドラマがあるという衝撃と小宮有紗が出演しているということなど色々ありました。
1話を見て衝撃でした。私が以前したサウナとも違うサウナの入り方がそこにはありました。そして原田泰造さんの気持ちよさそうな表情。あのサイケデリックな表現。
私もあれを味わいたいと思う気持ちが大きくなりました。
というように、私は色々な要因で「サウナ」に興味を持ち、サ道を見ることで「サウナ」を知りました。

初めてのととのい

サ道を見て何度か入るも中々「ととのい」は訪れませんでした。ととのいこそ来ないものの気持ちいいのでサウナには何度か通っていたある日、その瞬間は突然訪れました。
サウナ室を後にし、水風呂に入っていると温度の羽衣が身体の表面に形成されるのを感じました。1話を見た衝動でサウナに来たときは「水風呂に入りすぎて体おかしくなったんじゃ」と怖くなった羽衣もすでにサ道で履修済み。
水風呂を出るといつもと違う感じ。ふわふわとした感覚の中で思考はスッキリしているのを感じ、ウッドデッキで横になりました。目を閉じているとふわふわとした感覚は頭から全身に広がっていき、目の前に花火が打ちあがりました。その時が初のととのいでありそれからはそれを求めるようになりました。

ととのイップス

サ道でナカちゃんさんが陥ったととのイップス。私も早い段階で陥りました。というか最初のととのい以降ととのいませんでした。
おそらくまだととのい方を身体が覚えていなかったんだと思います。
ととのう気持ちよさを知っているゆえにととのわないことにイラつくという本末転倒な日々。身構えているせいかさらにととのいが遠くなっていました。
そんなある日サ道の最終話まで見たとき、すっと心が軽くなりました。
そういえば私も最初の頃はととのわなくても気持ちいいからサウナに通っていたんだと。
そう考えて入ると不思議とととのいました。そこからはととのってもととのわなくても気持ちいいをモットーにサウナに通っています。
ドラマサ道は私のサウナの先生です。

おわりに

ととのうまでと言いつつととのイップス解消まで書いてしまいました。現在は友人もサ沼に引きずり込み時々一緒にサ活しています。
サウナを始めてからリフレッシュがうまくなった自負はあります。というかサウナを知る前はどうしていたんだろうとまで思う日々。
サウナの聖地しきじのご令嬢笹野美紀恵さんの「サウナは歯ブラシ」とはよくいったもので、私の日常に「サウナ」が加わりました。
サウナのおかげで偏頭痛も軽くなり、血圧も安定した、と友人に言うというとサウナを過信しすぎだと言われますが、思い込みであったとしても、私はそう実感しているわけです。

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