僕のプロポーズ成功までの体験談。
どもども! さぅです!
2年前に結婚しようと思った時。いろいろネットで探したんですが「男性目線の記事少ないなー。」と感じた。
いや、あるにはあるのだが、プロポーズ当日のこととかくらいしか書いてなかったりであまり参考にならなかったんだ。個人的に。
プロポーズは、男性が一番緊張すると言っても過言じゃないイベント。
その実体験の一部始終をストーリー仕立てで書いてみようと思う。
ごゆるりとお付き合いください!
プロポーズの重要性。
最近は「プロポーズをしなかったけど流れで結婚した。」人も多い。
「逆プロポーズ」なんて言葉もあって男性がプロポーズしないケースもよく耳にしする。
でもそれを聞いて「そうなんだ!」と思ったそこのあなた!
大変危険です。
自分のパートナーがそれでいいと思っているとは限らないからね。
気をつけろーー。
そこを勘違いすると棺桶に入るまで一生言われることになるぞ!!!
プロポーズは重要です。人生でもトップクラス。
「プロポーズなんて大したものじゃない。」と思ってる人はどんなイベントか再確認して欲しい。
・ 今でも8割の女性がちゃんとプロポーズして欲しいと思っている
・ プロポーズの成功=人生を共にすることが確定する瞬間
・ 好きな人の記憶に一生残る
恥ずかしい? OKもらえるか不安?? めんどくさい???
いいからやるんだ。頑張ろう。
プロボーズまでの歩き方。【男の舞台裏】
彼女は僕の前で「結婚したい」的な発言をしたことがなかった。結婚の話題に触れないまま付き合って2年が経過し僕は30歳になった。
彼女がどう思ってるんだろう。
分からないまま、プロポーズを考えるようになった。
プロポーズの種類。
さて、どうやってプロポーズをしよう。一口にプロポーズと言ってもやり方は色々ある。
・ 日常の中でポロっと自然に
・ シンデレラ城など特別な場所で
・ バラの花束と指輪でひざまずく
・ 夜景の見えるレストランで食事の中に
・ フラッシュモブなどみんなを巻き込んで
ぱっと思いついただけでもこれだけある。ただ、プロポーズのプランに優劣はない。どんなプロポーズでもいいんだ。
問題は、どれなら彼女のお気に召すのかということ。
この一点のみが重要だ。
どんなに時間をかけても。お金をかけても。みんなを巻き込んでも。
相手が喜ばないプロポーズに成功はない!!!
例えば、僕の友人に東山動物園のイケメンゴリラで有名なシャバーニ君の前でプロポーズされた人がいる。
「なぜここでプロポーズしようと思ったのかマジで理解不能だった。」とボロクソに言われてた。そして、やり直しを要求してた。
ロケーションは大事。はい、ここテストに出まーす。
それから、フラッシュモブ的なプロポーズも僕にはハードル高すぎて絶対ムリ! アレできる人ハート強すぎじゃない?
もしあんなプロポーズをして失敗したら本気で死を選びかねない。
プロポーズに必要な要素は3つだけ。
女友達数人にどんなプロポーズが理想的なのかヒアリングしてみた。
すると手の込んだ演出がなくても「シンプルな言葉」と「驚き」と「指輪」があればいい説が浮上。
そこで導き出したプロポーズ案はこんな感じ。
・ 彼女が喜びのあまり涙しながらOKする(最重要!)
・ プロポーズする瞬間まで悟られない
・ 思い出に残る場所で
・ 他の人に見られない2人きりのタイミングで
・ ベタに指輪の箱パカ&バラの花束
さ、難しくなってきたぞ!!!
夜景の見えるレストランもありだ・・・。でも普段行かない場所に急に連れてったら即バレそう。どうするべ・・・。
うーーーーーーーーーーーーーん。
悩んだ末、年末に計画していた草津温泉旅行で仕掛けることに決定!
少しでも成功率を上げるためそっと旅館のランクを上げる涙ぐましい努力をする僕。無駄遣いじゃない。これは未来への投資。
プロポーズのプラン。
実際に僕が計画したプロポーズのプランがこれ。
❶ 車のトランクにバラの花束と指輪を隠し持っていく
❷ 旅行を普通に全力で楽しむ
❸ 旅館で夕食後、温泉に行く
❹ すぐ温泉から戻り車からバラの花束と指輪を回収
❺ 部屋に戻ってきたところを待ち伏せ
❻ プロポーズ
さて。うまくいくのかどうか。
プロポーズの準備。
プロポーズで渡す指輪を求めて都会へ。
男一人でジュエリー店行くのってめちゃくちゃ抵抗感ある。僕だけか?
ネックレスはともかく指輪を探すのは人生初で、まったくわからないので速攻で店員さんに相談した。
僕
「実は指輪を探してて・・・。」
店員
「そうなんですね!
プレゼント用ですか?」
僕
「ぷ、プロポーズしようと思ってそれ用の指輪を探してます。」
いやマジで初対面の人にこんなこと伝えるの顔から火が出るほど恥ずかしい。
店員さんは慣れてるからさくさく説明してくれたけど。
どうやらプロポーズリングというプロポーズ用の指輪があるらしい。結婚指輪は別に買うつもりだったので、値段も控えめなそれにすることにした。
店員
「指輪のサイズは分かりますか?」
僕
「あー。指輪のサイズ。指輪のサイズはですねー。」
え? そんなの分かるはずなくね?
靴のサイズすら知らない男だぞ。
分かるのはブラジャーのサイズくらいだ!!!(最低)
でもそうか。指輪が入らないパターンありうるわな。それは避けたい。
店員さん曰く世の男性はサプライズするためこんな涙ぐましい努力をしているらしい。
・ 親しい友人に聞く
・ 寝ている隙にサイズを測る
・ 持っている指輪をバレないように持ち出す
うーーーーーーーん。
でも僕にはもう一度来る時間なんてない。ここで決めるしかないぞ!
店員さんも「私より細そうですか?」とか色々聞いてくれたけどそういう視点で指を見たことないから見当もつかない。
結局ハマらないよりはマシと判断し、少し大きめのサイズにした。あとで少しなら指輪のサイズも変えられるらしい。
バラの花束は当日迎えに行く前に花屋で受け取る段取りをした。あとは当日を迎えるのみ。
プロポーズ当日。
当日、花屋でバラの花束を入手。サプライズだと伝えてあったので段ボールに詰めてくれていた。
とは言え狭いトランク。ドデカい段ボールがでーーんと積んであるのを目撃されれば100%怪しまれる。その時点で計画は失敗だ。
段ボールの存在は何が何でも隠し通さなければ!!!
妻
「お待たせー! やっと温泉旅行に行けるね!」
僕
「ほんとそれ! さぁ、さっさと行こまい!」
妻
「そーしよー! あ、スーツケース載せるからトランク開けて!」
僕
「やるからいいよ! 置いといて!!」
妻
「そんなに重くないからいいよー。開けるね?」
僕
「いいから!! 車乗ってて!!!(必死)
妻
「そ、そう? ありがと。」
危ねぇ。危ねぇ。
計画が秒でぶち壊しになるところだった。
そのあとも「スーツケースの中の物が取りたい!」とか言い出すから生きた心地しなかった。なんとか回避したけども。
決戦の地。草津温泉に到着。
無事、草津温泉に到着。第一段階はクリアーだ。
夕飯ご馳走だったけど、これからプロポーズだと思うと味がしなかった。
計画通り進み食後に温泉へ。計画のため湯船にもつからず3分で出た。急いで花束と指輪をとりに車へ向かう。
ま さ か の 吹 雪 。
真冬の草津温泉ナメてたーーーーー!
必死のずり足で車に辿り着いたけど死ぬかと思った!!!
帰りなんて花束と指輪を持っているからさらにヒドい。浴衣は雪塗れ。
何度も滑りそうになりながら旅館に戻った・・・。
花束をクローゼットに隠し、浴衣も着替えた。部屋も散らかってるとアレなんでバタバタと片付けた。
あとは彼女が戻ってくるのを待って、プロポーズするだけ。
あーーーーーーーー! 緊張してきたぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁああああああああああああああああああああああ!!
時間が永遠に感じるってこういうことか。早く終わって楽になりたい。
そんな時間が1時間半続いた。
名湯をしっかり味わってきたようで何よりです。
まさかプロポーズしようと待ち構えてるなんて思わないもんね。バレなかったという意味では成功だけど。待ち時間長すぎてハートがつらかった。
プロポーズ。
彼女が部屋に戻ってきた。
「大事な話がある。」と打ち明けて「どうしたの?」と驚く彼女をイスに座らせた。
バラの花束を取り出し、彼女に渡した。
もうこの時点で察したのか目が潤み出してた。
ひざまずいて指輪をポケットから取り出し、指輪をパカッと開く。
そして、シンプルな言葉でプロポーズを。
大粒の涙をポロポロと流しながら「お願いします。」と答えてくれました。
返事をもらえた時の感動は一生忘れないと思う。
まとめ。
プロポーズして本当によかった! と心から思う。
後日、友達にプロポーズのことを聞かれた妻が、幸せそうな顔で自慢げに話していて、改めて「プロポーズ頑張ってよかったなぁ。」と思いました!
プロポーズを考えている男性諸君。
プロポーズはいいぞ。
こんな記事をブログに書いています。
もしよかったら遊びに来てください。
式場選びの記事はこちら。
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