Punk of meー私の音楽遍歴 65
X(旧Twitter)は音楽つながりの方が多く、その中には外国人の相互フォロワーさんもかなり多い。ほとんどが「いいね」をし合ったりリプのやり取りだけなんだけれども、DMをしている人もそこそこいる。
もちろん、日本の人とネット上でのやり取りをするのは楽しいんだけど(変な人は除く)、外国の人と話していると色々発見というか、その国ではそんな事情なの!?ってびっくりすることがあったりするのだね。
70's punkやポストパンクが好き(つまり、私と同じ音楽嗜好)な南米の某国の人がフォロワーにいて、彼曰く、彼の住む国では「そんな音楽を聴いてる奴はいない。少なくとも僕の知り合いにはいない。会ったことがない」そうだ。そして、パンクやポストパンクの音源も手に入れるのが難しいそうだ。
「ネットでは買えないの?アマゾンとかで」と訊いたら
「買えなくもないけど、めちゃ高いし品ぞろえも最悪」だって。
「じゃぁ、どんなパンクやポストパンクのバンドのCDやレコードなら売ってるの?ネットじゃなくてレコード屋で」と訊いたら
「ラモーンズとエクスプロイテッドとミスフィッツばっかだ」って。
うーん、ラモーンズが南米で絶大な人気があるのは知っているけど、他2つが謎だなぁ、と思っていると
「ラモーンズは南米ではビートルズ並みの扱いだ」って言ってた。
彼は私と同じくバズコックスとマガジンが大好きなんだけど、バズコックスの再結成前の3枚のスタジオアルバムでさえ手に入れるのが難しいらしい(彼はいずれも持ってなくて欲しくてたまらんと)。本当かよ!?って思うけどさぁ。日本ではレコ屋でそれらが容易に見つかるしワンコインで買えちゃうからね。
いつか彼が「昨日、市場でスージー・アンド・ザ・バンシーズの3rd日本盤CDを(日本円にして)3千円で買ったんだけど、これって日本でいくらで買えるの?」って訊いてきたんだよ。
580円くらいで買えるよ、って言ったらめっちゃ驚いてたわ。羨ましいとも言ってた。うーん、私にCDを送って/贈ってもらいたいのかな?ってちょっと思ったけれど、どうやらそうではないらしいっぽい(わたくし、伊達に47年生きてないのでそこら辺は勘が働く)。まぁ、頼まれても送らないけどね。もし送ってほしいなら先に代金を払えって話。しかしなぁ、南米でしょ。日本の真裏だよ。送料の方が高くつくんじゃね?それでもほしいってんならあれだけど。
「そんなに聴きたいなら、サブスクとか動画サイトで聴けるじゃん?」って言ったらフィジカルでほしいんだと。ライナーとか歌詞カードとか読みたいからってさ。
なんだかよく分からんけど、好きな音楽の話が出来ることは楽しい。けど……その南米人、私の苦手な人(私とはフォロー関係にない日本人女性。多分私のことは向こうも好きじゃないと思う。音楽等の趣味も合わない。だけど私とトラブルになった人とも仲が良いっぽい。やり取りがあるのは分かってる)と懇意なんだよね。誰がどう繋がってて仲がいいとか分かるわけがないからやっぱり警戒はする。もし彼が先にお金を送ってくれてから私がCDなりを送ったとしてもさ、それは私の個人情報をゲットして誰かに渡すのが目的なのかも知れんしな。そこら辺は本当に難しい。けど、警戒するに越したことはない。
ああ、音楽と関係のない話になってしまった。きれいにまとめるとしたら、外国の人とやり取りが出来るくらいには英語が分かるのは良かったわ、ってことで。