酔いどれ雑記 151　相棒

私が旅をしていたのは昔の話ですので「え、もうあれってないんだ！？」「今はそんなことになってるんだ！」と気づいて驚くことが多々あります。ヘッダー画像はわたくしが愛用していたRIMOWAのサルサですが（機内持ち込みサイズのとそれより二回り大きいものです）、もうこれは廃番なんでしょうか。モデルチェンジして4輪になったのは知っていましたが（わたくしのは発売されてすぐに購入したもので2輪です）、今公式ページを見てみたのですが、無い......!?　中古を扱っているサイトなら出てきたのですが、かなり高くなっているようですね。わたくしが買ったときはそれほど高くなかった記憶があるのですが。

このリモワを買う前に２つ、スーツケースを持っていました。正確には今も持っていますが。まぁ驚くべきことでもないのでしょうが空港で2つともピッキングに遭って、1つはちゃんと閉まらなくなくなってしまったのです。かなり強引な方法で鍵の部分のレバーをこじ開けたんでしょう。まぁ当時の東欧や旧ソ連の国ではそんなのは頻繁にありましたから、中身はどうでもいいものしか当然入れていませんでした。開けた人はがっかりしただろうな～。汚れものとかしか入ってなかったから。その1つ目のはハンガリーでやられましたね。安物で特に気に入ってないものでしたし、何度か使ったものだったのでまぁいいやとあっさり諦めがつきました。2つめのはロシアでやられましたが、開けた形跡は明らかにあるものの、鍵は壊されていませんでした（傷はありましたが）。おそらく理由はよくあるサムソナイト製だったので、合鍵みたいなものか上手く開ける道具でもあるんじゃないですかね？汎用の。これも中身は無事でした。大事なものはすべて手荷物にしていましたから（これはどこへ行くにもそうです）。あとはピッキングじゃないですけど目印に結んでおいたスカーフが消えたことがありました。これはルーマニアでです。まぁ、これも想定内？でもやられるとそりゃ腹が立ちますね。

とまぁ、このサルサたちは一番使い込んだのでとても愛着があります。傷だらけ、汚れだらけですが。大きい方はキャリー部分が壊れて外れてしまったので多分普通に使うことはもうないでしょう。小さい方もリスボンのバスの中で派手に転倒したときにキャリー部分が変形してしまい、格納するのが大変です。今度旅行に行くときはどうしましょうかね。新しいのを買うべきか？でもこれ以上に気にいるのはない気がします。