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Punk of meー私の音楽遍歴 66

まだ今年、残り約一か月あるんだけども。去年の今頃に「今年最も聴いたアルバム40」を載せたので今年もやってみようってことで。

ちなみに去年のはこちらです。

そしてこちらは今年の。40ではなく36だけど。

※1アーティスト1アルバム縛り(アルバムの中で一番聴いたものを載せた)だがソロや別ユニットは別とカウント
※順番は好きな順ではなく多く聴いた順番だけど適当
※コンピ盤はアーティスト単独音源の後に並べた

去年とは少し入れ替わってるね!
そして今年は「好きだけどあんまり聴かなかった」アルバムも多いので惜しくも漏れたのがある。
ダムドの来日公演行ったけど、入ってないしね💦

一つ一つコメントを書こうかと思ったけどちょっと面倒なので止めておきますが……

・私が世界で一番好きなバンド、Buzzcocksとその関連アーティストの曲はやっぱり今年も沢山聴きまくった。Shelleydevoto+Howard Devotoの未発表音源が夏にリリースされて嬉しすぎたが、再び音楽をやる可能性は限りなく低いと本人が言っている記事が……悲しすぎる。けどね!この「マガジン」のタイトル「Punk of me」はShelleydevotoの幻レベルのレアなプロモ盤でしか聴けなかった曲から付けたんだけど、ようやく聴けたわけです!!歌詞に「オジー・オズボーン」が出て来たのはちょっとびっくり。だけど期待以上にすごくいい曲(ちなみに全曲、spotifyでも無料で聴けます)!!!

・あ、Magazineの2nd、日本盤<夜明けのロンドンストリート>のかなり状態いいものを相場よりかなり安価(定価の2倍くらい)で手に入れてしまった。もちろん帯付き、ライナー付き。かなり嬉しい。Howardマニアの英国人すらも「これだけは持ってない」とコメントしてきた。彼はHowardに関するものなら音源だろうがチラシだろうが何でも集めてる人。Howardや彼が参加したバンドやプロジェクトに関するマニアックなブログやFacebookもやっている。ていうか実際にメンバーとも懇意なレベル。ちなみに<夜明けのロンドンストリート>はプロモ盤なら持ってるそうだ。私みたいなライトなファンが持ってていいのかなとすら思えてくるけど、家宝にします。

・Penetrationの良さを再発見。どうしてこんなカッコいいバンドを忘れてたんだろうか。パンクっぽくない構成や演奏(メタル畑のギターの人がいたり)なんだけどこれはパンクだろう。Paulineの歌を下手だと酷評してる人もいるけど(本人もインタビューで自分はあまり歌が上手くないと言ってる)、私は好きだなぁ。再結成後のアルバムもカッコいい。

・Plastic Bertrandはやっぱり私のアイドルだ。そして彼がいたHubble Bubbleは個人的には世界一カッコいいパンクバンドだと思っている。まぁ、Hubble Bubbleは2枚しかアルバム出してないし、彼は1stにしか参加してないんだが……。

・Hubble Bubbleと共に3大ベルギーパンクバンドに数えられるThe Kidsの
6枚組CD+DVDボックスを手に入れた。1年くらい探してたし、安く買えてラッキーだった。お店の人がおまけで3曲入りシングルを付けてくれたのも嬉しかった。The Kids、私は3rdが一番好き。1stや2ndよりパンクっぽさは薄れるけど極上のパワーポップだよ、これは。

・10代の頃から憧れ続けているJim Carrollの3枚のスタジオアルバムとライブ盤が入った2枚組CDが今年リリースされた。2ndは初CD化。ライブ盤は入手困難なブートLP(私は持ってない)でしか聴けなかったのですごく嬉しい。

・やっぱり私は紋切り型のパンクより「疑いなくパンクなんだけど、パンクって一括りに出来ないパンクバンド」が好きみたいだ。私が好きなのは哀愁漂ってるけど決して陰惨な方向には振り切らず、類稀なるポップセンスがあるアーティストばかりだと再確認した。

・Monochrome Setのアルバムを買い集めた。去年はベスト盤と2、3枚のスタジオアルバムしか持ってなかったんだけど、10数枚になった。4月の来日公演は行こうかどうか迷って行かなかった。理由は……共演者の日本のアーティストたちに正直なところ興味がなかったから。それに加え、やっぱり1st~4thが大好きすぎるってのもあり……。Monochrome Setが好きだと公言すると「ネオアコなんて聴くんですか!?」と驚かれるんだけども、なんだろな、ネオアコというか英国的+エキゾチックテイストあふれたひねくれポップだと思ってるんだよね。ひねくれてはいるけど、奇を衒ってない感じがいいんだよなぁ。そしてBidの声!渋さと甘さのバランスが絶妙ですごくいい声、美声の持ち主。食べ物にたとえたらシナモントースト。分かってくれる方いますかね?

・The Only Onesのフロントマン、Peter Perrettのソロ、3rdが先日リリースされたのも嬉しかったね!The Only Onesは私が好きなバンド5選に入る。毎日聴いても全く飽きない数少ないバンドの1つ。

・私はやっぱりBuzzcocksが大好きだし、Howard DevotoとPete Shelleyが死ぬほど好きなんだな。もっというと、この二人の組み合わせが。この二人が一緒に居るステージを観れなかったのが本当に悲しすぎる。ピートが亡くなってもうすぐ6年。ああ、せめて、ハワード!頼むから音楽活動して!復活したら万難を排してどこにでも行く!

・去年は大好きないくつかのアーティストを毎日飽きずに聴いて、他はちょこちょこだったような気がするけど、今年は去年よりはるかに沢山のアーティストのアルバムを聴いた。それはX(旧Twitter)でフォロワーさんが紹介してたものを聴いてみたら気に入ってフィジカルで買ったというのも大きいし、去年と同じくコンピ盤を色々と買ったのでその中で気に入ったアーティストの単独音源を探して聴いたり。私の守備範囲である、70's punkや80年代初頭までのポストパンクやパワーポップでもまだまだ知らないアーティストが沢山いるってことだ。きっと来年も新しい出会いがあることでしょう。