海城学園 学園祭(海城祭)レビュー+海外大合格者プロファイル
はじめに
最近の理系シフトが奏功し人気ハナマル上昇中の海城の学園祭に行ってきました🙂
見聞きしたことについてざっくばらんにレビューを書きましたので、ご興味あれば読んでみてください😊
※MIT合格者のプロファイルについては、不特定多数に広まってほしくないので有料としています。なお、note手数料払出後の収益は(残っていれば)全額あしなが育英会に寄付します。
1.周辺環境
場所は早稲田大学のすぐそばで、閑静な住宅街に囲まれている。戸山公園などもあり、周辺環境は◯。
学内に入ると、保護者や受験生らしき子ども、その家族だけでなく他校の女子高生(海城生目当て?笑)までいて、たくさんの人で混み合っていた。
呼び込みの大声があちこちで飛び交う中、屋外のステージ上では水泳部が海パン一丁で肉体美を披露していたり、女装したキレイ系男子wを集めてファッションショーを開いていたりと、いかにも男子校なノリで大いに活気がある様子であった。
2.新理科棟(サイエンス・センター)
各学年のクラス主催でやっているお化け屋敷や脱出ゲーム、体育系部活主催のボールゲームなどが人気で長蛇の列をなしていたが、それには目もくれずお目当てのサイエンスセンター(新理科棟)へ。
2021年の9月からスタートしてメディアにもとりあげられた新理科棟はまだ新しく、中も広々としていた。1階が地学部、2階が化学部、3階が生物部(もちろん、各階には別の部やクラスも出店)となっており、それぞれ文化祭催し物人気投票1位を目指して呼び込み合戦にしのぎを削っていた。
3.化学部
最初に行った化学部では3つの実験を行っており、それぞれ火が出たり色が変わったり激しく反応したりと、見た目も派手で映えるものが取り上げられていた。実験後の理論説明では、理系で有名な海城生でも筋金入りの化学オタクらしく、化学式や電子の移動の話を織り交ぜながら、やや難解な理論を手書きの絵や式を使ってスラスラと説明していた。
息子は実験も説明も熱心に聞いており、失敗してうまくいかなかった実験を2周して見に行くほどであった。
4.生物部
2つ目に行った生物部では、生物クイズと解剖実験を行っていたが、クイズが終わった直後だったのでウズラの解剖を見学することにした。どこかから持ってきたウズラを、坊主頭の少年が手やハサミを使って目の前で解剖していく。最初に皮を剥き、骨を外し、お腹を切って内臓を一つ一つ取り出していく。死んでから時間が経っているせいか血は全く出なかったが、グロテスクなシーンも多い。すぐにその場を離れる子もいたが、多くの子どもたちは気持ち悪さより珍しさが勝ったようで、興奮した眼差しで食い入るように見ていた。
息子も最初は熱心に見ていたのだが、(ウズラが小さくて扱いにくいのか)待ちの時間が長かったため飽きてしまい、他の子同様に途中でその場を離れた。
5.地学部・・・でなく、数学部
3つ目は地学部と思ったのだが、時間がなくなってきたので新理科棟を出て数学部に向かう。今思えば、とある理由(後述)で有名になった地学部に行っておけばよかったなと思うが、時すでに遅し。
数学部もかなり賑わっていて、黒板一杯に書かれた10問の数学の問題をたくさんの人が机に向かって解いていた。小学生向けだけでなく中高生向け、さらには大学受験レベルの難問もあり、大人もかなりの数が真剣な顔でガリガリ計算していたのは印象的であった。
正解した問題数に応じて景品がもらえるシステムとなっていたが、(最終日の午後だったこともあり)解き始めてすぐ景品品切れとのアナウンスが出てしまう。途端に息子のテンションがダダ下がりwしたので、断念して教室を後にした。
6.個別相談ブース
その後、一番の目的である受験生向けの個別相談ブースに向かう。
教室に設置されたブースは3つあり、うち1つが帰国生向けとなっていた。海城は近年人気急上昇中と聞いていたので行列を覚悟していたが、最終日の終わりの方だったせいか待合席はガラガラで、程なくして前の人が終わり順番が回ってきた。
最初に入試科目や配点など、当たり障りのない質問をする。事前調査の通り、算数の配点が国英の2倍になっており、理系重視な点がはっきりと見てとれる。問題傾向などがわかる過去問は別のブースで販売してるとのこと。
6-1.海外大学合格実績について
場が温まって来たところで早速本題に入った。海外大学への合格実績についてである。まずHPなどで公表されている2024年度の海外大合格数12(下図)はわずか3名の生徒が叩き出したものとのこと。
専任のネイティブの先生がエッセイを見てくれたり、日本語で書かれた推薦状を英語の先生(日本人)が訳してくれたり、などのささやかなサポートはあったようだが、海外大に特化したカリキュラムや専門のスタッフによる手厚いサポートなどがあったわけではないようだ。
6-2.MIT合格者のプロファイル
※ここから先は個別に聞いた内容であるため(といっても海城生など関係者に聞けばすぐわかると思いますが)、不特定多数に広まることを避けるためにPay Wallを設置します。なお、note手数料払出後の収益は(残っていれば)全額あしなが育英会に寄付します。
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