僕が二重まぶただったら(すぐ消すかも)
低い身長よりもずんぐりむっくり体型よりも、厚ぼったいまぶたが憎い。
天然の二重まぶただったらと何度思ったことか。
この歳でいきなりアイプチなんかをしても遅いような気がする(そういう些細な諦めってありますよね)。
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日記をTINDERで送って、そのやりとりを本にしましたよ、みたいな内容のNOTEを読んだ。何回かえずいた。少し泣いた。
良い。
退廃的自堕落生活、男とのただれたロマンチックな関係。日記という日常の上に成り立つ、いわば身近なものに綴られる高円寺や下北沢、ときたま鶯谷でのほころびつつもキレイな日々。文末にはエモーショナルな映画や高名な脚本家、よく聞くラジオ番組の紹介。「この羅列を見れば私がどんな人間か分かりますよ」の意。抜かりない。
文化的で、ときたま退廃的。それは太宰治を初めて読んだときに感じた、周りの人達みんなより自分のほうがちょっとだけ世界を俯瞰しているような、そしてすべてをうっすら受け入れて、諦めつつ陶酔しているような。そんな生活をしているらしい。いいなあ〜
同族嫌悪といわれたら流石になんとも言えないが 正直激しい嫌悪感と同時に羨ましくも思った。おれだってもう少し自分に自信があれば、こんなのに青筋立ててキレない心の器があれば、例えばきれいな二重まぶただったらどうだろう、と
そうしたらきっと言うんだろうな 私も一重まぶたですよとか 持って生まれたものが一番美しいですよとか 【みんなが思う、THE喫煙者 みたいなきつめのタバコ】を咥えてさ まいっちゃうぜ、まったく
おれもTINDERでマッチングした人と短歌を交換しようかなと思ったけど、顔とかの写真で好みかどうか選ばれるんじゃんね 自信なかったわ 俗世の勝者は、彼奴の方だったってところかね