ブンブンハローYouTube

裕福な人というのは何にも欲しくない人なんじゃねーのかなとヒカキンの豪邸の動画を見て思った。

狂気に満ちている。それは決して変顔で走り回るシーンのことではない。あれだけ大きな豪邸、一体何部屋あるのだろう。
事務所として仲間に貸出でもするのだろうか。召使でも雇って、掃除や料理をさせるのだろうか。でもなければ、彼はあの部屋部屋(へやべや)を全て使い切ることなど、到底不可能である。
使われていない3階だか2階だかの端っこの部屋の隅にうっすら積もった埃を見てしまったとき。
大きな冷蔵庫は、一人暮らしでは持て余しすぎて開けていないドアがあることに気づいたとき。
作業部屋が家の中で一番狭く、なおかつ一番落ち着くことに気づいたとき。

そんなとき、今自分のいる場所は自宅のはずで、この広い広い真夜中の豪邸で、そこに1人きりで、そして1秒ごとに時を認識しなければならないという事実が槍状となって身体中に突き刺さり、今にも気が狂いそうになるだろう。

(もちろんヒカキンには、ここまで言われる筋合いは全く無い。)

日本でYouTuberとして成功して億万長者になったとしても、結局頂点はここなのだ。でかい家、あと高級時計。

でも10万円のサッカーボールを蹴飛ばしたり、ラーメンを自費で売り出したのは、なんというか 痛快である。

結局なにが欲しいんだろう?もう、たぶん彼の持っている金で買えないものは無いように思う。
だからたぶん、みんなで集まれる遊び場のような、そういう場所がほしくてあの豪邸を家としているのではないか。冒頭で「何も欲しくない人なんじゃねーのかな」と思ったけど、きっと人間はいくつになっても青春が欲しいものなんだね…
実際新居でかくれんぼしたり、おにごっこしたり新しいおもちゃで遊んだり色々やるだろう。想像もつかないようなスケールのでかいことをやってくれるに違いない。


【昭和初期のヒカキン】
うへへ
2350円拾いやした
もりそば29375杯いただきやす◎


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