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過剰死は既に2022,23年越え/人口動態統計2024.04

2024年4月の人口動態統計(速報)が公開されました。
いつもの通り統計処理した結果を示します。
(統計処理方法については過去記事をご参照ください)

まず,厚労省が公開している図がFig.1です。

Fig.1

毎回示している2011年からの月毎の死者数データとグラフはFig.2の通りで,昨年比は4月が昨年比は4,387人増,1~4月合計が6,774人増です。

Fig.2

従来同様に過去13年のデータと比較していきます。
4月の2011年からの推移をみるとFig.3のようになります。
破線は2011~2021年の近似直線を示しています。
(図の縦軸は1/1000で示しています)

Fig.3

年間13万人の過剰死だった昨年よりさらに4,387人増,近似直線との差は8,517人増です。

2011年1月からの近似直線との差(ばらつき)をまとめると,

Table.1

近似直線との差をσ(標準偏差)で除したら,

TAble.2

2024年4月 4.87σ = 発生確率 1.11598E-06 ≒ 1/100万

Table.2の黄着色部は2σ超で27カ月連続,その間に赤太字の9σ超が6回,青太字の4σ超がこれで13回目です。

Table.1は,近似値との差ですので,季節や月による多少や年毎の純増(18,000人/年)の影響を排除した,純粋なばらつきを表していて,Table.1の2011年1月からのすべてのデータを並べるとFig.4のようになります。

Fig.4

Fig.4を見ると,2023年12月から続いていた死者増加が止まり,グッと減少しているのですが,Table.1に示した近似値との差,すなわち,2011~2021年の傾向から算出した過剰死の1~4月の合計は,

2021年1~4月  2,111人
2022年1~4月 38,991人
2023年1~4月 51,799人
2024年1~4月 53,194人

となり,超絶増加の2022年,2023年を上回っています。
年々死者数は増えているんだから前年より増えるのは当たり前だと言う人がたまにいますが,Fig.3をご覧いただけばわかるように,ここには年純増の18,000人/年(1,500人/月)を含んでいません。

年純増分を差し引いても増加し続けていることは明らかです。
それもたった4ヶ月で,年純増の約3倍も。


武見厚労相は会見で,藤江さんの「大量死の原因は?」との質問に対し,高齢化だと答えてましたね。
ほう。2022年から急に高齢化したと。で,35万人も亡くなったと。
5人死亡の紅麹は徹底的に調べ上げるのに,35万人は無視すると。
こんな非論理的,非科学的な回答に会見出席者も視聴者も納得してますか?

相変わらず面の皮が相当分厚いようで,あくまで"あちら側"&WHOの代理人を貫くようですが,トランプが大統領になって,米国に巣くう外道たちが追放されたら,自身も一蓮托生とは考えないのでしょうか。
そして,上川外相もキッシーも,"彼ら"の代理人でいることに迷いが無い。
内戦で大統領選をやらないとか,トランプを監獄に缶詰めにするとか,暗殺するとか,まるでトランプが大統領にならないことを確信しているようです。

残念ながら,私は,年齢別の死者数データを集計していないので,高齢者が亡くなっているのかどうか確証がありませんが,主要な死因別で集計するとFig.5のようになり,最も増加率の大きいのは「老衰」です。

Fig.5

Fig.5から「老衰」と「特殊目的用コード」(コロナ)だけを抜き出すとFig.6のようになり,年ごとの老衰死者数を集計するとTable.3のようになります。

Fig.6
Table.3

Fig.5で示したように,他の疾患による死亡者数はほぼ横ばいか,数%の微増に対し,老衰死は,この4年間で1.6倍。これって,どうみても異常じゃないですか?

私のような素人がデータから読み取れるレベルの話ですので,当然厚労官僚,厚労大臣は知っているはずです。それも,もっと深いレベルで。
老衰ですから亡くなった方の多くは高齢者だと推測できますが,「高齢化社会だから」で済ませられる問題ではないはずですよ,武見くん?

まぁ,何を言っても知らぬ存ぜぬを貫くことでしょうから,方法は一つ。
自民党を政権の座から引きずり下ろし,現在の閣僚の悪行三昧を暴露!!
なんてことができる政治家は原口さんぐらいですかねぇ。

そもそも,「国連の秘密」で語られているように,選挙は"あちら側"に都合の良いパペットが勝つようになってますから,トランプの時のような大番狂わせをどうやって起こすか・・・知恵を絞らなあきまへんな。

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