2020年 楽曲10選 Ⅱ

キラにちは、土曜日のフライトです。2020年、過ぎてしまいましたね。1月に入り、完全に出遅れてしまいましたが、2020年、いい楽曲が多過ぎた!ということで、土曜日のフライトが2020年に聴いた(2020年にリリースされた)、とても良かった楽曲を10曲選び紹介していきたいと思います。ちなみに、2020年上半期楽曲10選で選んだ楽曲は除き選出したので、上半期で選んだ楽曲たちを入れると、正確には20選になりますね、2020年だけに!是非、そちらの前回の記事も読んで頂けると嬉しいです、いい曲しか紹介していないので。

10選の楽曲は順不同です。全部いい曲なので、順位なんかつけられない、、、

それではやっていきましょう。

俺の答えはコレや!!!!!!!!!


トワイライトエトランゼ - あやね・えりfrom BEST FRIENDS!

作詞:辻純更    /    作曲・編曲:広川恵一(MONACA)

Webアニメ/データカードダス「アイカツオンパレード!」の挿入歌。音城ノエルちゃんの持ち曲です。

 『 光と影が交差して マワルまわる  まばたきの瞬間 未来旅行…』

音城ノエルの歌唱役として抜擢された、でんぱ組.incの藤咲彩音さんの歌声から始まるこの曲。藤咲彩音さんのウィスパーでふわふわした可憐な歌声が、音城ノエルちゃんのキャラクター性にピッタリ合致しています。

シティポップ調のギターとドラムに、宇宙を思わせるふわふわしたサウンドで、まさに"未来旅行"といった感じ。目を閉じ聴いていると、まるで、空まで伸びた列車に乗って、どこまでも宇宙旅行をしているような感覚に陥ります。宇宙まで飛んでしまいそう。非常に気持ち良い…

ちなみにトワイライトエトランゼの言葉の意味ですが、

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トワイライトは、日の出前や日没後の薄明かり。エトランゼは、フランス語で"見知らぬ人"の意なんですね。つまり、トワイライトエトランゼ="薄明かりの中の見知らぬ人、旅人"って感じでしょうか。歌詞にも、『オレンジ色 薄明かり』という言葉が出てきますね。

『そっと振り返る女の子 今日の私だった』

『浮いては消えてく未来理想 トワイライトエトランゼ』

サビの歌詞です。そう、そっと振り返る女の子は、"今日の私"なのです。薄明かりの中の見知らぬ人は、未来の理想の、私の姿…

音城ノエルちゃん、昔は病弱で、でも、お姉ちゃんがアイドルをしていて、いつも姉に元気づけられていて、アイドルに憧れていたんですよね。そんなノエルちゃんが、アイドルとなり、大会の代表に選ばれて、夢を叶えていく…まさに、トワイライトエトランゼは、"未来の理想の私"と、"今日(今)の私"音城ノエルちゃんの歌です。物語とキャラクターの葛藤と成長をひとつの楽曲としてこんなにも昇華しているの、めちゃくちゃすごくないですか?歌詞も曲も何もかも天才過ぎる…

この曲をfullで聴いた時、まず間奏で声が出ました。2番のサビ終わり、2分半頃からのおよそ30秒強の間奏、明らかに様子がおかしい…初めてfullで聴いた時、いい意味でめちゃくちゃ笑ってしまったのを今でも良く覚えています。間奏であんな急に静かになることある?ワウの効いたギターサウンドに、近づいては離れていくシンセ音、どこへ連れて行かれるんだろう、となるような、まさに"未来旅行"を全力で表現されているのでは?と、後々になって気付いた時は、本当に電撃が走ったような感覚で、めちゃくちゃ感動しました。どこまで考えられて作られているんだ、この楽曲は、、、

アニメを観て、音城ノエルちゃんの事を良く知ると、より解釈が色々できて本当に楽しいので、Webアニメ「アイカツオンパレード!ドリームストーリー」は観た方がいいですょ。WebアニメなのでYouTubeで簡単に観れちゃいますょ!土曜日のフライトは泣いちゃった…音城ノエルちゃん本当にいい子なので…

キミのとなりで -鬼頭明里

作詞:こだまさおり / 作曲・編曲:伊藤 翼

声優、鬼頭明里の3rdシングルの表題曲、TVアニメ「安達としまむら」のエンディングテーマです。

疾走感!!!!!!!!!!!!

ピアノとストリングスの綺麗で透明感のあるバンドサウンドに、BPM198と速めのテンポ。イントロの秒針の音。まさに、一瞬で過ぎていくピュアな高校生時代を思わせる楽曲です。鬼頭明里さんの澄んだ歌声が本当に合っていますね。テンポも速いしめちゃくちゃ歌うの難しいはずなのに、しっかり歌い切っていて、さすが鬼頭明里さん、お見事!ってなります。イントロのピアノと秒針の静かなサウンドから、流れるようなストリングスのBメロ、そしてサビで一気に加速していく曲展開、まさに駆け足ソング。

『あと何十回何千時間 一緒にいれば
“いつも通り”と呼べるようになれるかな』

『名前をつけてもいいでしょ?
まぶしくてあたたかい これは、これは、』

高校時代の、友達への、名前のない感情。名前をつけたいけど、つけたら壊れてしまいそう…という、もどかしい感情を表現しているところとか、安達の感情ソングって感じで、めちゃくちゃ感情移入してしまいますね…しまむら、好きだ…


リテラチュア - 上田麗奈

作詞・作曲:RIRIKO  /  編曲:伊藤 賢

声優、上田麗奈さんの2ndシングルの表題曲。TVアニメ「魔女の旅々」のオープニングテーマです。

みなさんは魔女の旅々、観ました???主人公のイレイナちゃん、優等生ではあるけれど、決して自分が犠牲になってまで誰かを助けたりはしない、アニメの主人公にしてはちょっと冷めているというか、シビアな部分があって。旅での出会いと別れの過程で成長していきますが、その旅は決してキラキラした綺麗なものではなく、明るいけれどもどこか儚い印象を受けることが多かったアニメだったなぁと思います。そこが、「魔女の旅々」の良さであり、イレイナちゃんの良さだったなぁと。

『嬉しいし不安だし 私だって必死だし
主人公になれていますか』

↑この歌詞、イレイナちゃんが完璧ではない、等身大な女の子である事が表現されていてとても良いです。

『信じるだけで 叶えられるわ ひとりはそう背を押した
信じるだけで 助けられるわ  ひとりはそうまるで願うように』

旅の中で出会う人々から後押しされているような歌詞に感じます。明るい曲調ではありますが、決して底抜けに明るいという訳ではなく、地にしっかり足がついたサウンドで、そこに上田麗奈さんの繊細な声、言葉が重なって、イレイナちゃんの旅の軌跡と成長が表現されているようです。

綺麗なピアノから始まり、静かなストリングスのAメロ、Bメロで場面転換、サビでダイナミックに盛り上がり、サビの終わりでまた静かになる、まるで一回一回の出会いと別れのようですね。

リテラチュアのタイトルの通り、出会いと別れの一冊の本、文学を読んでいるような楽曲です。


ぐっばいおぶじぇくしょん - AiRBLUE Wind[夜峰美晴(CV:安齋由香里)、神室絢(CV:松田彩希)、宮路まほろ(CV:山口愛)、日名倉莉子(CV:鶴野有紗)]

作詞:針原翼, セツコ / 作曲:針原翼 /     編曲:棚橋EDDYテルアキ

ワオ!!!!!!!!!!!!

スマートフォン向け次世代声優育成アプリゲーム「CUE!」の楽曲です。

基本的に単純な四つ打ちのサウンドに同じようなコード進行の楽曲なのですが、音の足し算引き算によって聴いていて全く飽きないどころか、何度も聴きたくなるような構成になっています。イントロから続く、この曲の基盤となっているピアノのバッキングが超オシャレで大好きです。

Aメロでは、ピアノのバッキング、存在感のあるスラップベースに、ホーン音で楽曲の豪華さと色鮮やかさを魅せており、Bメロでは、ほぼ同じ進行ながらもベースがうねうねなエレクトロベースに変わり、途端にEDMっぽくなったりと、とにかく音の魅せ方がすごいです。音の足し引きやちょっとしたサウンドの違いを出すことによって、曲中の展開のメリハリがハッキリしていて、いつまででも聴いていられる、飽きない構成にしているの、本当にすごい。

『Te Te Take it って簡単じゃないよ
マイペース できる暇なんてない
青春 世界中 Make it
革新的私が見つからない』

全体的にkawaii系でありながら、なりたい自分に、なれない、なりたい、といったようなニュアンスのほろ苦い歌詞と、色鮮やかなサウンドのバランスが絶妙でめちゃくちゃいいです。take itとmake itで韻を踏んでいるの好き。

『Te Te Take it で問題ないよね?
マイドリーム 鮮やかな景色を
青春 今以上 Make it
確信的私が私でしょう』

見つからなかった私が、最後には"私は私"と、前向きに認めているの、本当にいい歌詞です。認めるところで半音転調してサビを盛り上げているところとか、本当に曲構成が上手いなぁと感心します。前向きに、「さようなら、異議を唱えていた私!」って感じです。ぐっばいおぶじぇくしょん、めちゃくちゃいい曲。

MUSIC IS MAGIC - 白金 煌 (CV: 小宮有紗)

作詞・作曲・編曲:tofubeats



バンダイナムコエンターテインメントのサウンドエンターテインメント事業「ASOBINOTES」が展開している音楽原作キャラクタープロジェクト『電音部』アザブエリアの楽曲です。

作曲は有名トラックメーカーのtofubeatsさん。電音部というだけあって、そもそも電音部の楽曲は電子音楽的な要素が多い印象ですね。

『私のために輝く ネオンの光』

歌詞の始まりの第一文だけで、この曲を歌っているキャラクターの性格をこんなにも表現しているの、すごい!"わたし"ではなく、"わたくし"な時点で、ああ、この子はお嬢様なんだな、とわかるし、『わたくしのために輝くネオンの光』なんて言う子は、きっと高飛車な性格に違いありません。高飛車お嬢様最高。

Aメロでは、控えめなベースとドラムで、キャラの声をメインに置いた音作りをしており、キャラクターの声と歌詞を聴かせながら、Bメロでホーンを入れて少しずつ盛り上げて、サビ前でスカッとスネアの音を聴かせてからサビに入るので、サビの盛り上がり感と多幸感がすごくて、思わず身体が揺れてしまいます。サビ前の力強いスネアの音で、キャラクターの個の強さが表現されているようですごい好きです。歌詞も所々命令形なところとか、力強さと高飛車な個の強さを感じます。多幸感が続いたまま、最後のスクラッチで余韻を残しながら曲が終わるので、思わず、また聴きたい!となるの、本当にすごいなー。

インストでお洒落なサックスの音が出てくるところとか、大胆なホーンの使い方で、上品さとゴージャスさが音で表現されていてるの、めちゃくちゃ良いです。

『奏でるメロディの中で揺れるだけで 笑顔になれるから すぐ来なさい』

『楽しいこと 我慢しなくていいから 踊りましょう』

こんなにも踊りたくなる歌詞が、はたしてある?こんなの爆踊り不可避です。ミラーボール、回しまくりたい。

サンデーサンデー・フルーツフール  -  える、  シスター・クレア(にじさんじ)

作詞:八城雄太 /作曲・編曲:石濱 翔(MONACA)

Vtuber事務所・にじさんじの2ndアルバム「SMASH The PAINT!!」に収録されたえるさん、シスター・クレアさんの楽曲です。

作詞は「アイドルマスター シンデレラガールズ」でお馴染みの八城雄太さん、作曲・編曲は我らが石濱翔さん。

『サンデー モーニング♪』

日曜日のフルーツフールです。フルーツフールとは、イギリスのオシャレなデザートのことで、果物のピューレと泡立てたクリームを混ぜたもののことを言うそうです。イギリスでは、酸味の強いフルーツ使って作られることが多いそうです、フルーチェみたいな感じかな?

80年代を感じさせる落ち着いた渋谷系のエレクトロポップミュージックに、kawaii系でちょっと捻くれたメロディ、うおー、MONACA!って感じです。えるさんとシスタークレアさんの尊い日常を歌詞に乗せた楽曲で、日曜日にキュートな女の子達がゆったりとお茶をしてスイーツを食べている、そんな尊い光景が思い浮かびます。要所要所で挟まれるギターのバッキングが、お洒落でモダンな感じを増強させていて、ストリングスが清楚な感じですごく聴きやすい。堀崎翔さんのネオソウルなギターソロがめちゃくちゃ気持ちいい、癒しの一曲です。

アンチテーゼ - 夏川椎菜

作詞・作曲・編曲:すりぃ

アーティスト、声優、「TrySail」として活動中の夏川椎菜さんの4thシングルの表題曲です。作曲はボカロPとして活躍中のすりぃさん。

声優界でボカロ曲を歌わせたら、夏川椎菜さんの右に出る者はいないですね。今回のこの曲は、夏川椎菜さん自身がすりぃさんのファンで、コラボ作品のような形で楽曲を提供してもらったということで、ファンということだけあり、すりぃさんのカラーを消さずに上手く自分の曲に昇華しているなぁ、と感じます。動画も自分で制作したということで、声優界の中でも特にクリエイトの部分で、他の声優さんやアーティストさんと一角を隠しているし、何に対しても常に攻めの姿勢な、夏川椎菜さんらしい楽曲だなぁ、と感じます。

荒々しく感情的なボーカルとすりぃさんのジャカジャカしたギターロックサウンド、攻撃的で少し斜に構えたような歌詞。"怒"の感情を表現したということですが、とにかく熱量がヤバい。

夏川椎菜さん、すりぃさん作曲のボカロ曲、「ジャンキーナイトタウンオーケストラ」をカバーしているのですが、そのカバーしている「ジャンキーナイトタウンオーケストラ」の冒頭と、この曲の冒頭が一緒なんです。すりぃさんが、夏川さんがカバーしてくれた曲をセルフオマージュして曲提供してるの、めちゃくちゃ粋じゃないですか?クリエイターの熱量の高さを感じられる、すごい楽曲です。

共鳴性白染自由主義 - Blanc Bunny Bandit

作詞・作曲・編曲:やぎぬまかな

コナミデジタルエンタテインメントによるメディアミックス企画「バンめし♪」のBlanc Bunny Banditによる2ndアルバムの中の一曲目。「バンめし♪」シーズン2のオープニングテーマ。

作曲は2017年に解散したファンクポップバンド「カラスは真っ白」のvocalやぎぬまかなさん。

変拍子!!!!!!!!!!!!うおおおおおおおおお!!!!!!!!

元「カラスは真っ白」のやぎぬまかなさん作曲、ヤギヌマ節がすごい!!!!現在のこの四つ打ちEDM至上主義みたいなアニソン界に、バチバチの変拍子と独自のロックサウンドで自身の個性を振りかざしてくる感じ、良い!!!!!!!!攻め攻めのロックサウンドの中にポップさと可愛らしさが混在しているサウンド、これぞ、the・やぎぬまかなって感じで、初めて聴いたとき、うおおおおおお、コレコレコレコレ!!!!!!となりました。

ファンクでポップでロック、カッコいいとかわいいの極み、バンドをやっていたやぎぬまかなさんだからこそ奏でられるサウンドだなぁと思います。この「共鳴性白染自由主義」、アルバムの他の楽曲もほとんどやぎぬまさんが作曲しているのですが、どれもすごくカッコいいので、オススメです。

Feel of the moment - 花宮女子クライミング部[笠原 好(CV.上坂すみれ)、上原 隼(CV.石川由依)、四葉幸与(CV.鈴木愛奈)、杉浦野々華(CV.富田美憂)]

作詞・作曲・編曲:斉藤信治

TVアニメ「いわかける!- Sport Climbing Girls -」エンディングテーマ「LET’S CLIMB↑」のシングルに収録されているカップリング曲です。

─────出来るからッ!!!!!!


なんだか出来そうな気がしてきませんか?こんなにポジティブなthe・アニメソング、カップリング曲にしておくには勿体な過ぎる…!本当に、お手本のような前向きアニメソングだと思います。四つ打ちのリズムにキャラがソロで歌うAメロ、PPPHのBメロ、サビに向けて音を盛り上げ、サビで全員で歌う…2サビ後のエモエモギター、からの落ちサビ、爆上げのラスサビ、オタ芸のテンポ…完璧アニメソング過ぎる…。

「LET’S CLIMB↑」もめちゃくちゃいい曲なので、どちらにしようか迷いましたが、本当にこんなにいい曲をカップリング曲にしておくのは勿体なさ過ぎるだろ!!!!という事で、「Feel of the moment」を選びました。

『どんな壁だとしても 敵だとしても     君がいるから進めるんだ           震える右手 もう恐れない                                      だって みてみたいから 変わる景色     聳え立つ   高い壁の先へ                                         もっと高く 上がれ最高頂点へ 』        

↑歌詞が良過ぎる!!到達曲過ぎる、最高頂点だけに…               

作曲の斉藤信治さんは、アニメ「三ツ星カラーズOP「カラーズぱわーにおまかせろ!」や、「五等分の花嫁」OP「五等分の気持ち」等を手掛けています。良い曲メーカーですね。

ちなみに初めて聴いたとき、「迷迷コンパスはいらない」?!?!「迷迷コンパスはいらない」にめちゃくちゃ似ている、、、!!と思ったら、やっぱりコード進行がほぼ一緒でした。そういう良い曲コード進行なのかな?どちらも名曲です。

Cidre - Mia REGINA

作詞:ささかまリス子  /  作曲・編曲:田中秀和(MONACA)


アニソンアーティスト・Mia REGINAの2ndアルバム「MIAUSEUM -キュレーション-」に収録の楽曲。

Cidre、完全神曲。

いや、田中秀和さんの作るファンキーなダンスナンバー、最高過ぎる!!!!!!!!シードル、リンゴ酒の意の通り、お酒の場をイメージさせる濁りなくハッピーなパーティーナンバー、それでいてちょっぴり切ないエモみがあるところ、さすが秀和、アルバムのトリを飾るのにふさわしいナンバー過ぎる、、、!ギターのリフの半音ずつ上がっていく感じとか、秀和みが溢れてるし、間奏でクラップ入れてくるのとか田中秀和節って感じで最高、ライブで聴いてクソデカクラップした過ぎる!!!!!!!!

この曲、田中秀和さんの作った曲に後からささかまリス子さんが歌詞を付けてるんですが、ステイホーム期間だったようで、次またライブがいつできるかわからない状況で、ライブのことを思い浮かべ、フェスの終わりをイメージして歌詞を書いたそうです。田中秀和さんのハッピーだけどちょっぴり切ない曲調、フェスの一体感を感じさせる間奏のクラップ、「楽しくて、この時間が終わって欲しくない、いつまでも続いて欲しい」というフェスの終わりのイメージの歌詞とバッチリ融合しててめちゃくちゃ良いです。

元々は、シードル=リンゴ酒、りんご="知恵の実"をイメージした曲だそうで、『破壊と創造』『心のリリス』『同じ螺旋状』等、知恵の実を連想させる歌詞が散りばめられており、ギターのリフの半音ずつ登っていくのを繰り返すところとか、輪廻の中でクルクルと回っている感じがします。りんごをかじってまたやり直す、"知恵の実"の意と、リンゴ酒=パーティー(の終わり)の意、タイトルに二重の意味を持たせてつつ楽曲ともピッタリマッチした歌詞選びをしているあたり、言葉選びのセンスの良さが光っていてめちゃくちゃすごいなーと思います。ささかまリス子さんすごい。


────────キリトリ──────────

おわりだょ〜

いや、本当に山のようにある2020年の楽曲の中から、たった10曲だけ選ぶの、めちゃくちゃ難しいですね。(実際は20曲選んでますが…)                  本当はRun Girls, Run!さんの「イルミナージュ・ランド」も入れたかったんですが、ランガちゃん、マジでいい曲しかないのはわかり切ってるし、なにより単純に土曜日のフライトが個人的にRun Girls, Run!さんの事がめちゃくちゃ好きなので、フィルターかかっちゃいそうだなぁ、と思い、今回は入れないでおきました。前回もランガちゃんの楽曲入れちゃったしね。

このイルミナージュ・ランドって曲、めちゃめちゃいい曲だな、、、

それでは、読んでくれてありがとぅ。     また半年後、2021年上半期楽曲10選で!











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