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ストリートピアノ考

音楽やってて言うのもなんですが、僕はストリートピアノってどうも好きになれない。
上手、下手じゃなくてね。 音楽って嗜好品だから人それぞれ好き嫌いがあるのです。音楽なら何でもイイってわけじゃない。駅構内など「嫌でもそこに居なくてはならない用事がある」公共の場所で好きでもない音楽を結構な音量で無理やり聴かされるのは僕にとっては苦痛なのです。
タバコの副流煙とか香りの強い香水にも似てる。

阪神大震災の時の話を書いている人がいました。

「若かった僕らは避難所の人達に「音楽で元気を届けよう」とギターとタンバリンを持って避難所に行った。到着していかに僕らが場違いなのかが分かった。僕らは楽器を避難所の隅に置いて支援物資を配るのを手伝った。そして僕らは自分たちの自分勝手さを思い知って泣きながら家に戻った。」

たしか、こんな話だったと思います。この人たちは多分ストリートピアノがあっても弾かない人達だと思います。

(写真は文章と関係ありません。)


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