今日発売の BOSS の新型オクターバー OC-5、使用レポ
今日発売の BOSS の新型オクターバー OC-5。
ギター&フットパーカッションのワンマンバンドをやっているのでオクターバーは非常に重要なのです。僕の演奏スタイルなんて、ご存じない方が殆どだと思うので、一応こんな感じです(1分の短い動画です)。 ↓
早速購入してテストしてみた。・・・が・・・うーーーーん・・・・・。
いやぁ、落とし穴だわー。
OC-5 の売りは、今回から搭載された「最低音のみにオクターバーが掛かる」という仕組み。これまでは、レンジで指定した音の範囲は全部オクターバーが掛かっていたわけ。なので、低音弦でパワーコードを弾くと「ぐわーん」ってなっちゃう。でもパワーコードならそれも味でまだいい。5度間隔だしね。たとえば、長7度間隔の構成音がレンジ内に入ると、せっかくの爽やかな響きが濁っちゃうので、濁らないように弾くのに気を遣った。
「これならそんなことはなくなるぞ!!!」と飛びついたわけです。で、到着して弾いてみた。
・・・あっ・・・・・
これ、最低音を鳴らすか、レンジを指定するかの択一やん。
・・・ってことは・・・
高音弦だけ弾いても最低音にオクターバーが掛かるのか・・・
1、2弦だけのカッティングでも、2弦の音にオクターバーが掛かっちゃう・・・
アカンやん。
例えば、1小節内で、1拍目はルートを弾いて、2拍目は高音カッティングの場合などは、それじゃ困るわけで。
これやったら、OC-3 と同じように「レンジ」で指定するしかない・・・うっそーん😌
オクターバーのエフェクト音自体の音質は好き嫌いがあるので、どちらかが一方的に良い、とは言い切れない感じ。
ううむむむ。
あと、DIRECT と EFFECT のジャックの場所が反対になった。
僕の使い方だとこの方が助かるけど、ボード内できっちり決めてやってる人は、ここの仕様を変えられると困る人も出てくるかも、とか思ったりしました。
もちろん OC-3 より悪くなったところはないので、これはこれでもちろんアリですけど、僕のような使い方(ギター1本でコードとベースラインを鳴らす)では、OC-3 から買い替える程のことはないかなぁ、と。
まぁ、もうちょっと使ってみますが、取り急ぎレポを。
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