最終、見事に落っこちました!
創作大賞2022、最終選考で見事に落っこちました!
いや、それより、一次を通過した方が驚きなんです。
これは負け惜しみや自虐じゃなくてね。
僕の小説のスタイルは特に目新しくもなく、個性的でもない。
正直、売れるとは到底思えない。
僕が審査員なら通さない。売れないから。
じゃあ、なんでそういうものを書くのか。
そういうことが僕にとって非常に重要だからなんです。
小説もそうだし、作曲もそう。
曲や文章を書くことは心の友を探す旅だと思ってて。
これ、僕のラジオ聴いている人は何度も言ってるから、もう聞き飽きただろうけど、僕が曲を書けるようになったのは3年半くらい前から。
それまでも曲を書こうとはしてたんですよ。
でも、「いい曲と思われたい」「たくさんの人から好きになられたい」という、なんていうか、他人の評価ばかりを気にしてた。
そんな状態だと、全然自分が納得できる曲なんて到底書けなくて、書けても「この曲どう思う?」とか人に訊いて回る始末。
で、ある日、「そうだ!自分のために曲を書こう。自分を浄化するだけでいい。そのために書こう」と思ったとたんどんどん書けるようになった。自分のために書いてるから、自分だけで評価できる。
でも、そういう曲を好きになってくれる人がわずかながらいるのね。
そういう人は数は少ないけど、その分、深く好きになってくれる。
でなきゃ宣伝も打ってないのに、地上波FM局がヘビーローテーションに無名のミュージシャンの曲選んでくれないよね。
それってやっぱり、包み隠さず自分を表現しているから(なにせ自分のための歌なので隠す必要がない)、その歌で共鳴してくれる人は、心の深いところで分かり合えるからだと思う。
小説も同じ。
自分の中から出てくる正直なところを包み隠さず書いているから、そこで分かり合える人とは、心の深いところで分かり合える。
これが、審査員やリスナーや読者の評価を気にして書いたのでは、僕が歌や文章を書く意味がなくなるわけです。
それ一本で飯食ってるわけじゃないから。
その特権というか。
おかげで好きにやれる。
僕の音楽は、僕のラジオをいつも聴いてくれてる人たちに分かってもらえればそれでOK!
僕の小説は、そこにコメントくれたり「スキ」してくれる人たちに分かってもらえればそれで十分!
その人たちは、心の友だから!
たまたま一次選考を通過したのは本当に奇跡だと思う。
選んでくれた審査員の人は、きっと心の友だと思う(笑)
ありがとう、心の友よ!
いつか、心の友を集めて、キャンプファイアーでもしながら、語り合いたいな。
夢のようだな。
桜舞う、月の夜に、ね。
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