「インスタ映え」なんて無くなっちゃえ、と思った日のこと。
世間がごちゃごちゃする前、某インスタ映えな美術館にINFPちゃんと行ってきた。
正直に言うと、現状、私のような内向的な人にはおすすめできない。世間が飽きたころや人が全くいない日なら、強くおすすめするけど。
題名に「インスタ映えなんて無くなれ」と批判的に書いたけれど、インスタは嫌いじゃない。むしろ好きだし、しょっちゅう見てる。
海外に住んでいるかのようにきれいな建物の写真も、かわいい動物の動画も、理想的な体系のお姉さんの筋トレ動画だって無限に見れる。
簡単に人が集まってくれるのなら、良い広告だし、運営としては必須なのもわかる。
(もちろん人が少ない方がうれしいけれど、)人が多い博物館や美術館も嫌いではない。ジョジョもミュシャも幸村もびじゅチューンも面白かったし。
それでも、疲れたこと・よかったことをまとめておきたい。
疲れたこと:美術館には芸術に興味がない人も来る。
これは本当に考えたことがなかった。普段行く美術館は混んでいても周りの人はみんな展示物を見ている。目を凝らしている人や、うんちくを語る人等々。今まで行った場所には、芸術が好きな人が来ていたのだ。
だけど、そこは芸術が好きで来ている人なんてほとんどいない。
インスタ映えする自分が好きな人が来ていたのだ。
みんな同じ場所で、同じポーズで、同じ構図で写真を撮り、
そのために周りの人は待たされ、列を成し、
学芸員さんは「ここには人数制限はありません!どんどん進んでください!」と大声を張り上げる。
引きずられる椅子(体験型かもしれないが、立派な作品)の音。
展示物の前で展示物よりも主役になろうとする人間。
所謂「インスタ映え」ではない作品の前を通り過ぎ、「なにこれ、変なの(笑)」と言うカップル。
「つ、疲れる…。」
周りの情報を無意識に取り込んでしまうから、音・声・におい全てでノックアウト👊
楽しみにして来たのにHPは赤色、もうボロボロだった。
それでもよかったこと:芸大の展示会
同じ建物の中で芸大の展示会がやっていた。せっかくだから全部見ることに。
ここでの展示が一番よかった。入ってよかったところだった。
人が少ない! 静か!
見ている人もみんな展示物に興味を持っている!
芸術好きな人が時間をかけて創作した作品が何部屋も飾られて、それぞれが独自の世界観を作り出している!
疲れも吹き飛んだし、始終わくわくして過ごすことができた。
いつか何か仕事をお願いするかもしれないと思って、気に入った人の名刺もいくつかもらってきた。
まとめ
次から有名な場所は混雑状況を把握して臨もうと思う。あと、インスタ映えは自分には難解だし、難しい文化だと感じた。
「周りが良いと思っているから良い」みたいな思考停止している人にイライラしたり疲れることがないように、休憩したり、落ち着くことが大事だったね。
行くはずだった美術館や博物館にコロナのせいで行けないから、未だにもやもやしているのもある。
書き出せてちょっとすっきりした。
今後も行きたい場所には行けるうちに行っとこうと思う。
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