マーメイドS 寸評・傾向
今週は中央競馬で重賞は一つ。通常は阪神開催で行われる、マーメイドSが今年は京都芝2000Mで開催に。メンバーも混戦傾向のメンバー構成、過去5年傾向は阪神でのもので、更に牝馬のハンデ戦と非常に難解なレースになりそうです。
上記は過去5年の好走馬になりますが、すべて阪神での開催になります。
上記は過去5年で人気になり、凡走した傾向になります。こちらもすべて阪神開催になります。
ハンデ戦のため、重賞好走では斤量増、3Cで好走した馬は斤量が減で出てくることが多くなります。前走が3Cであれば好走の候補になり、近2年は前走がOP以上馬に3着以内を独占されていますが、斤量が50キロから53キロの間であれば、2C勝ち上がりや3Cの馬でも十分に馬券内がある重賞になります。
先行馬が優勢で、前走で重賞以外からの3着以内馬は前走で5番手以内の追走している馬でした。また前走が重賞以外の馬は京都、阪神、中京のOPか条件戦からの馬が好走しています。
関西での重賞のため、関西馬が好走する事が多く、関東馬は前走が重賞で前走か前々走で5着以内か、4人気以内に支持されていた馬が好走しています。
牝馬のハンデ戦で、開催場の変更とどこまで傾向が通用するかは不明な今年のマーメイドS。過去2年は斤量が54キロ以上の重賞・OP経験馬が好走しており、53キロ以下の斤量の馬は好走ができませんでが、2019年のようにOP・重賞組からの馬がそもそも少ない年もあり、メンバー構成が大切なレースになります。開催場が変更になっていますが、条件戦組とOP・重賞組が半々の攻勢であれば斤量の馬も好走が可能になります。
マーメイドS 寸評
アグラシアド 前走は京都3C特別で4着。1人気に支持されていたが、ダッシュが付かずの最後方から競馬になり、直線も外回り追い込んでくるが、4着まで。直線だけの競馬で0.1秒差で前々走も3Cで3着の実績があり条件戦の卒業に至らないが、末脚は重賞でも。今回は斤量52キロと前走より4キロ減ることからも、チャンスはある。
アリスヴェリテ 俺は買わん
アレグロモデラード 俺は買わん
インザオベーション 俺は買わん
エリオトーピオ 俺は買わん
エリカヴィータ 俺は買わん
エーデルブーメ 前走は阪神3C特別戦で勝利。終始、中団の外目6.7番手を回り4角から抜け出す競馬で勝ち切った。外を回して、最後まで伸びきる競馬で強い勝ち方、OPクラスでも通用する力はある。平坦向きの馬で、直線に坂があるよりは、京都のコースの方が合い、重賞初挑戦になるが好走は可能。
キノナハマリア 前走は福島牝馬Sで14着。中団より後方での競馬を進めたが、3コーナー入り口で落馬の影響を受けて外に逸れ減速もある不利を受けた。前走は先行も出来ず、もう少し前で競馬が出来れば内容も変わっていた可能性は。前々走は3Cで4着としており、京都2000Mでの好走歴もあり巻き返しの可能性はある。55キロから4キロ減の51キロの斤量なら好走も。
コスタボニータ 前走は福島牝馬Sで1着。最内枠のスタートからロスなく位置を取れた、道中は内の4.5番手を進み直線は馬を交わして好走。初重賞制覇になったが、落馬の影響もあったレースで前が有利だった。愛知杯でも好走しており、重賞でも力は示せるが後方有利な展開になると不安はある。外枠からの競馬になった時は不安も。
ゴールドエクリプス 俺は買わん
ジュリアバローズ 俺は買わん
ジューンオレンジ 俺は買わん
セントカメリア 俺は買わん
タガノパッションン 前走は福島牝馬Sで6着。スタートで後手を踏んで後方からの競馬に。道中も外々を回す競馬で、途中から位置を上げにかかるも、直線では伸びを欠いた。3走前の愛知杯では好走歴もあり重賞でも末脚は通用する馬。斤量が減るタイミングで巻き返しも。
タケトンボ 俺は買わん
ヒズルジョウ 俺は買わん
ピピオラ 俺は買わん
ピンハイ 俺は買わん
ファユエン 俺は買わん
ベリービーナス 俺は買わん
ホールネス 俺は買わん
マリネロ 俺は買わん
ミッキーゴージャス 前走は大阪杯で14着。最内枠のスタートも前には行けずの脚質で、位置が下がり後方ままの競馬で終わった。牝馬重賞の愛知杯は勝利しているが、G1大阪杯ではきついメンバーで、斤量は56.5と更に増えるが、メンバーが下がれば好走の可能性はある。中団から早目の競馬で、位置を上げながら終いの脚が活かせれば巻き返しは十分に考えられる、実績では有力な一頭。
ラヴェル 俺は買わん