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チューリップ賞 傾向・寸評

割引あり

 中山競馬場では皐月賞に向けての弥生賞。阪神では桜花賞に向けての前哨戦チューリップ賞が開催になります。阪神芝1600Mで行われる、3歳牝馬のG2戦、桜花賞やオークスに向けて中心なるメンバーも出走してくる一戦になります。


阪神芝1600M(外周り)

 バックスチレッチの半ばからスタートして、3コーナー、4コーナーと外回りを回る桜花賞と同じ舞台。最初のコーナーまでは444Mあり、ゆったり流れる事も多い。隊列は決まりやすく、ほぼ平坦で4コーナーまで。4コーナーを曲がりゴールまで600M地点から勾配2%の下りに、ここから差し、追い込み勢は加速して前を目指し、逃げ先行勢は我慢して直線に備えたい。直線は474Mあり、内・外分かれての追い比べになる。直線のゴール前には勾配1.8Mの登りが待ち受けており、先行勢は余力がないと差し、追い込勢に捕まるコース。終いの脚を持っている馬が優勢で、じっくり溜めて後方からでも届く事は多い。

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